Italy Trip 4日目-ポンペイ見学

11月20日(月)

この日は1日かけてポンペイに行ってきました。

まずはTrenitaliaのExpressに乗ってローマからナポリへ。
ナポリでローカル線に乗り換えて、ポンペイ遺跡の入り口近くの
Pompei Scavi – Villa Dei Misteriという駅まで行きます。

このローカル線はCircumvesuviana Railwayと言って、
Trenitaliaを降りて少し歩いたらすぐに駅が見つかる、
とわざわざ動画まで見てチェックをしていたのですが、
実際に行ってみると、表示が違う(笑)!


↑動画の説明


↑実際の表示

Linee Vesuvianeって、書いてありました。
似てるけどちょっと違う…見てたロゴとも違う。
途中でCircumvesuvianを見落としたかも、
と来た道を戻って、係員に聞いたりして、ちょっと時間を喰ってしまいました。

でも良く考えたら、LineeってLineって意味だし、
このラインの時刻表のPDFを事前にダウンロードしていて、
このLinee Vesuvianeのロゴ入ってるの見てたんですよね。
なんで違うと思っちゃったんだろう…。
でも無事に乗ろうと思っていた電車に乗れたので結果オーライでした。

ポンペイの最寄駅からは、徒歩5分ぐらいでポンペイ遺跡の入り口について、
まずはチケットを購入。
オンラインでももちろん購入できますが、
特に満員で入れない、ということがなさそうだったので当日の購入にしました。

ポンペイはヴェスヴィオ山のふもとにあった古代都市で、
紀元前89年にローマ帝国の一部になりました。
ローマへ続くアッピア街道の重要な拠点で、商業都市として栄えていたそう。
ところが79年にヴェスヴィオ山が噴火し、あっという間に火砕流で覆われてしまいます。
20,000人も人がいた場所なのに、18世紀まで発掘が行われませんでした。
現在もまだ発掘が続いていますが、観光で入れるようになっており、
ここを見るのが今回の旅行の大きな目的の一つでした。


マリーナ門から入場

町が一瞬にして火砕流に覆われたので、町の形がそのまま残っています。
約2000年前の姿がそのまま。


貯蔵庫だったかな。
人が火砕流に埋もれたまま固まったので、
そこに石灰を入れて人型を取ったものがいくつか展示されていました。


家やお店が並んでいた様子や、石畳もしっかり残っています。
よく見ると、馬車の車輪跡が少し凹んでいます。
これは馬車が通れる道の幅を計算してあって、道の幅が一定。

また道には水飲み場も。


民家の家の入り口には犬の模様が。
私が聞いた説は、番犬を飼うお金がなくて、その代わりに描いたものだそう。
この案が結構人気だったらしく、いくつかの家に犬が描かれていました。
猛犬注意、という意味で描かれていた、という説もあるそう。


犬以外にもいろんな動物の模様もありました。

当時は内装が結構オシャレに作られていて、モザイク模様だったり、
壁に描かれていた模様だったりが素敵でした。

この下の二つは洗濯屋さんの柄だったかな。

キッチンもきちんと整備されていました。

お店では他に大衆浴場やパン屋さんなどもありました。
今回は行かなかったけど、ワイン製造の後が残っていたり、
他には売春宿などもありました。
そうそう、売春宿、ここだけめっちゃ混んでました(笑)

他には運動場や劇場もあり、文化的にすごく進んでいたことがわかります。

全部見ようと思ったら1日では足りなそうな広さですが、
とりあえず見どころはだいたい押さえて回ることができたと思います。
私たちは個人で行ったけど、プライベートのツアーガイドをつけている人も多く、
日本語を話せるイタリア人ガイドが、私たちが日本人だとわかると、
ちょいちょい「ここはXX」と教えてくれたりしました。ラッキー。

続いてナポリに帰り、ポンペイからの出土品が飾られている博物館に向かいます。


Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *