2024年観劇1本目: Once Upon a Mattress

2/2/2024 Fri 7:30pm
New York City Center
Once Upon a Mattress
Balcony L151 $35+fee$10

2024年の観劇はじめはNYCCのOnce Uponでした。
名前は聞いたことがあるけど、見たことがなかった作品の一つ。
7年ぐらい前にオフでやってたけど、パスしちゃったんですよね。
Princess WinnifredにSutton Foster、
Prince DauntlessにMichael Urie、
脇もNikki Renée DanielsやCheyenne Jacksonなどが固めています。

ストーリーは、プリンスに相応しいプリンスを見つけるというもの。
ただしプリンスの母親が厄介者で、プリンセス候補に無理難題を突きつけては、
「息子に相応しいプリンセスがいない」といいます。
そこに普通とは違う沼から来たプリンセスが登場。
今回も結婚を阻止すべく、女王(母親)は感受性のテストをすることを思いつき、
何重にも重ねたマットレスの一番下に入れた剣に気がつくかどうかを試そうとする。
でも…という話です。

基本はコメディだから楽しいのですが、演出が好みじゃなかった。
コメディというより、お笑いになっていてくどめ。
歌って踊ってコメディで、と楽しめる作品のはずなんですが、
品というか、洗練された感じがないと、ちょっときついですね。
物語がふざけている分、演出はもうちょっと真面目でよかった気がします。
今確認したら、Encores!のInto The WoodsとかOliverやった演出家なのね。
私はこの人あんまり好きじゃないかも。

Suttonも歌を歌えばうまいし、The Drowsy Chaperoneのような歌って踊ってのソロがあって、
もうそれはさすが!という感じなのですが、全体的にお笑いを強めていたので、
そういう上手いパフォーマンスがあまり印象に残らないのがもったいなかった。

Michael Urieは、「歌えないけど、かわいいでしょ」のポジションを
いつまで続けるのかなと思ってしまいました。
最初Bwayで見た時は、Ugly Bettyでファンだったし、すごく好きだったけど、
何も見ても一緒、歌えないのをかわいさで誤魔化す…
そろそろこのパターンに飽きてきました。

NikkiとCheyenneペアは上手だったけどねー。
ただやはり全体的に、見てよかった、と思う観劇にはならなくて残念でした。


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