2017年観劇2本目:The Fantasticks

1月9日(月) 8pm
The Fantasticks
Orbach Theatre, 3rd Floor
E109 Comp

以前、お師匠様とBright Starの話をしていたときに
この作品の話題が出たので、いつか見に行こうと思っていたら、
goldstarでコンプチケを出していたので、見に行ってきました。

1960年に初演を迎えて以来、42年間ぶっ通しで上演され、
2002年に17,162回の上演を持って一度クローズしたあと、
2006年より劇場を替えて復活。
日本を含め、各国で上演されている超有名作です。
が、今回初めての観劇でした。


Orbach Theatreは多分250人ぐらい入る劇場で、
舞台を270度客席を囲む形に座席が置かれていますが、
私が見た日はコンプチケが出ていても100人もいなかったような。

まず驚いたのが、皆の歌唱レベルが高いこと!
オフで、こんなにも人が入っていないのに、誰一人下手な人がいない。
どうやってこんなレベルの人たちを集めるんだ。
ってか、どんだけ歌える人がNYにはいるんだ。

割とこれまで見てきたオフって、わー、歌上手ーって思うことはなくて、
ま、オフだからこのレベルでもOKってことなのかな、と思うことが多かったのに、
いやー、誰が歌っても聞き応えがあって、
でも歌合戦になったりはしなくて、最初から最後まで心地よかったです。
ちなみに見たあとにCDを借りてみたけど、
私が見たときのキャストの方が歌は10倍うまい。

そしてもうこんなに続いている作品だから、
ドラマの中にもコメディーがあって構成は王道ながらも、
旋律が美しいとか、脚本が普遍的だとか、
今更何か挙げて言う必要はないけど、
シンプルかと思いきや、全てがよく練ってありますね。

セットというセットなんてほとんどないし、
照明も大したことないけど、そういう仕掛けがない分、
The Muteに色々とやらせて、
小道具に注目が行くようにしているのは、特におもしろかった。

色々な解説を読むと、The Muteは日本の黒子の発展版だそうですが、
セリフがなくても、舞台にいて、進行に関わる役って、
演じてて楽しそうだな、って言うか私もやりたいと思いました(笑)

そうそう。
El Galloを演じていた役者さんが、
いい感じのナイスミドルだったのですが、
学校で受けた統計の授業の教授に似ていて(その教授もダンディーだった)
なんかちょっとおかしかったですw


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