2019年観劇2本目 : Call Me Madam

2019/2/6 Wed 7:30pm
Encores!
Call Me Madam
New York City Center
Balc A108 $37.50

2019年アンコールシリーズ第一弾のCall Me Madaを見に行ってきました。
バルコニーではありますが、最前列が一番低い価格帯の$35で出ていて、
その席を購入。手すりなどで少々、視界が邪魔されましたが、
よく見える席でした。

今シーズンははCity Centerの75周年に当たるので、
挨拶があったあと、このビデオが流れました。
Willさんも出るかと思ったけど、残念ながら出なかった…

Call Me Madamは1950年の作品で、
当時のトルーマン大統領がホステスを大使に任命したことに着想を得た作品だそう。
未亡人のSallyがヨーロッパにあるLichtenburgへ
大使として派遣されるという物語です。

ただこのSally、ネットワークは持っているものの、
政治的、外交的バックグラウンドはゼロ。
でも派遣先でロマンスを見つけ、
彼女のスタッフとしてついていったKennithも恋に落ち、
最後はみんなハッピーエンド、という昔ながらの作品でしたが、
ちょいちょい含まれている政治風刺が今でも通じるものでした。

Encore!シリーズはしっかりとオーケストラが入るので、
「音」そのものを楽しむこともできますが、
この作品はIrving Berlinがcomposerとlyrisistとして関わった作品なので、
「音楽」を楽しむことができました。

Holiday Innでも使われていた、It’s A Lovely Day Todayも
曲の一つだったのですが、Kennith役(Jason Gotay)と
相手役のLauren Worshamがこの歌を歌うととてもかわいらしかったです。
(そしてこの二人が、とっても上手だった)

あとLaurenが歌う、Lichtenburgについて歌う
The Ocarinaもメロディーやこれに合わせて踊るダンスがかわいく、
また、曲中にオケから二人出てきてオカリナを一生懸命吹いている様子も、
くすっと笑えるかわいさがありました。

その他の曲も一度しか聞いていなくても、
何か口ずさみたくなるような覚えやすいメロディーが多め。

最近、キャッチーな曲はあっても、
口ずさみたくなるような曲ってないよなぁと聴きながら思ったり。

ただちょっと主演が、結構音を外していたので、彼女が歌うと、
せっかくの良い曲が…と思うところもありました。

そして演技が全体的に偉そうで。あんまり好きじゃなかったなぁ。
なんでCosmo Constantineが彼女に入れ込むのか、
さっぱりその様子が見えなかったです。

あと、Randy Rainbowが出ていたけど、ちょっと浮いてたかな。
でもそれ以外は、上手な役者さんが揃っていて、なかなか楽しめました。
今年も新作はあんまり期待できるものがないし、
Encores!を多めにみに行くことになるかもなー。


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