2018年観劇15本目:The Boys in the Band

7月18日(水)7pm
The Boys in the Band
Booth Theatre
SRO 8 $40

開演90分前に立ち見をゲット。
端っこの方で、セットの2階部分は見切れましたが、
まぁ1幕もので、通常価格の高い作品なので
$40だったら、そう文句も言えないでしょう。

オールスターキャストを売りにしている作品ですが、
「オールスターキャスト」であることだけが売りでしたね(笑)
一つは初演から50年経ち、どうも古く見えまっただけでなく、
演出、俳優に思わず引き込まれてしまうようなパワーがなかったように思います。

一つはセット。
ワインレッドのソファーや絨毯で1階は覆いつくされていましたが、
もうちょっと何とかならなかったものか。
個々のテーブルや鏡はいいものを置いているんでしょうけど、
遠くから見てると、ただ「赤い」だけで、
悪趣味というか、全然落ち着かない。
それを意図したのかもしれないけど、
でもやっぱり全面「赤」は最後まで慣れませんでした。

そして一人ひとりが、役に入り込んでなかった感じ。
役名じゃなくて、俳優個人が目立ってしまうのですよね。
Zachary Quintoだけ、
これは「個人じゃないな」という雰囲気がありましたが、
でも一人がそうでも他がね。
(Quintoは遠くから見ると、ピコ太郎に見えて仕方なかった)

ま、これはAR見たー!Jim Parsons見たー!
Matt Bomer見たー!と喜ぶ作品であり、
それ以上でもそれ以下でもなかったですね。

特にゲームを始めるあたりから、
ぐっとくる作品に仕上がってると期待してしましたが、
稽古期間が短かったのか、
チケットただ売れればよかったのか、
演出家にそれほど手腕がなかったのかわかりませんが、
たいして盛り上がらずに終わりました。

でも、ARのスタイルの良さは堪能できました(笑)


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