2017年観劇30本目:Anastasia

2017年7月8日(土) 8pm
Anastasia
Broadhurst Theatre
SR4 $35 with Nちゃん

Broadway Barksを見たついでに
Nちゃんと立ち見に並んで見て来ました。


トニーに助演女優しかノミネートされなかったので
ほとんど期待していなかったのですが、まぁその通りでした。
(Bandstandはトニーに無視されたけど、これはとってもいいよ!)

原作があるものは事前に原作を読んだり見たりして、
原作からミュージカル化にあたってどう変化しているのか、
勝手に見つけては、ほー、と思ったりするのですが、
今回は何もせずに見に行きました。

アナスタシアは、ロシアの話ってこと以外何もしれなかった(笑)

立ち見だったせいもあるかもしれませんが、
とにかく長くて退屈だと思いました。
Act1なんて、90分もあって疲れた、と感じたけど、実際は60分強程度でした。

一つ目の退屈の要因は
セットが、自動で動いてお金かかってそうなわりには、出来がしょぼくて、
かつ背景は全部プロジェクションでごまかしていたところ。
プロジェクションを使うこと自体は全然問題ないんだけど、
そこで映してた映像が、工夫も感じられないし、クオリティも低すぎでしたね。
パリについたところの映像なんて、思わずひっくり返りそうになりました。

高校生でもそんな映像使わないよって思うレベル!

そうそう。立ち見だったので、舞台の上1/3ぐらいは見切れていたのですが、
一度も人やセットが見切れる、ということがありませんでした。
空間を全然使えていなかった印象です。
そして無駄にお盆回してましたねw あれいらないよね。

二つ目は俳優。
町娘にしか見えない…。
Dinerでよかったから期待してたのに、演技が平坦。
そして演技がさっぱりできない人も。

メインがさっぱりなもんだから、
Mary Beth Peilが一番気品があって美しかったし、
Lily役のCaroline O’Connorが持って行きましたね。
ってか、この二人がいなかったらプレイビル投げてるところでした。

曲は多分、映画で使われていただろうものは
旋律がきれいだな、と思いましたが、
いかんせん歌いこなせていない人が多いのがね。
ま、これはあと2ヶ月もすればすっかり記憶からなくなると思います。

そのぐらい何も印象に残らなかった。
見た後に食べたShack Shackの方が覚えてるかも(笑)

それにしても、この作品がさっぱり評価されなかったのはいいとしても、
Bandstandがトニーに無視されたのがかえすがえす残念だし、
アナスタシアとBandstandを同列には扱って欲しくないなと思います。


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