2017年観劇10本目:Miss Saigon

3月25日(土) 2pm
Miss Saigon
Broadway Theatre
P22 $42 Rush

Sunday…に続き、有名だけど見たことがなかったMiss Saigon。
ロンドン公演版の映像を先に見てしまったけど、
まぁ生で見たのは初めてということで。


ほんと救いようがない悲劇だし、
白人のご都合主義だしで、見ていて気持ちのいいものじゃないですね。
Bui-Doiとか、心底腹たったし。
枠が限られてたら、見ないリスト入りの作品ですが、
めちゃくちゃ簡単にRushがゲットできたので見てきました。

Rushだからパーシャルビューだったんだけど、
あてがわれた席は一番端っこの席というわけではなかったんですよね。
なのに、最初のクリスとキムの部屋が半分見えなかった。

土曜のマチネだったからか、
EvaではなくAlternateがKim役でした。
Evaは映像でこれでもかというほどアップで見たから、
Alternateでよかった、と最初は思いましたが、
イノセントな感じはあったけど、歌がちょっと弱かったかな。

キャストに関して先に言うと、
クリスは、わざわざイギリスから持ってくる必要があったんですかね。
白人の若い上手な俳優なんて、ごまんといるんじゃないのかね。

逆にThuyはロンドンから持って来たようがよかったんじゃないでしょうか。
Thuyがさっぱり歌えてなくて、存在感なさすぎた…。

今回、生で見ようと思ったのは全体像が見たいというのもあったけど、
一番の理由はEnginenerが見たい、でした。
映像で見た時に、彼が抜群の存在感でしたからね。
あれは生で見なければ!と思ったのですが、
でもちょっとお疲れだったのでしょうか。
期待していたほどのパフォ、というわけではなかったです。

いや、陽陰の使い分けが素晴らしいし、
ミス・サイゴンはエンジニアの話だな、と改めて思わされるのですが、
いまいち迫力を感じられなくて残念だった。

ただ今回のリバイバルで追加された
“We can make it great again”は大変ウケてました。
でもこれ、どっちサイドにも取れるよね(笑)

あといくつか気になったのは、
黄色い袈裟っていうのかな、を着たお坊さんが出て着たんだけど、
あれ映像版で見たときにあったっけ?
それと一部、アジアンチックな楽器の音入れてた曲もあったよね。
急に入れて来るもんだから、そこだけ浮いちゃってた。

他はEllenとKimが最後の方に歌うところで、
Kimが舞台のサイド(壁側)に作られた階段から
出て来るところがあったんですよね。
それまでそこ使って使ってたっけ。
急に違う角度から出てきたので、結末を暗示しているようでした。

まぁMadame Butterflyが元だから、
結末はわかってるんですけどね。

一応期間限定らしいですが、それまで持つかな。


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