2016年観劇20本目:You're A Good Man, Charlie Brown

6月17日(金)
You’re A Good Man, Charlie Brown
York Theatre
F18 Comp(手数料$10)

Peanuts好きとして気になっていたこの作品。
以前John Tartaglia主演のBigを見に行ったYork Theatreで、
子どもたちだけでこの作品をやるというので気になっていたところ、
compチケが出ていたので見に行ってきました。

子どもばかりとはいえ、
出演者のうちSchroeder以外はBway経験者。
特にチャーリーブラウン役のJoshua Colleyがずば抜けていました。
最近だとPapermilleのA Bronx Taleや
miscastのスカイラーシスターズでアンジェリカをやっていた子です。
公演が始まってすぐは彼のstandbyが出ていてなんでだ??と思ったら
ハリウッドボウルのリトルマーメイドにも出ていて、
予定が合わなかったんですかね。もうすでに売れっ子だ!!

歌もだいぶよかったけど、一人のシーンがなかなか芸達者でした。
チャーリーブラウンが一人で悩んだり哲学的なことを言うところは
とっても間が良かったです。この子、末恐ろしいです(笑)

他のキャストだとライナス役の子がKB出身で、
KBのチビローラは下手っぴ枠かと思ってたら(笑)、
ダンスがとっても上手で。(歌も悪くなかった)
Bioを見たらAileyやABTのスカラシップを獲ってる子なんですね。
そりゃうまいわけだ。

子どもが演じていることもあり、客席はだいぶ子どもが多かったけど、
同じ子どもがこれだけのパフォーマンスをしているのは
とっても刺激になるだろうなぁなんて思いました。
Peanutsの話だから、子どもらしさが残っているところもありつつ、
でも歌やダンスはだいぶ一級なものを見せてくれる子が多かったし。
でもセリフややや難しかったのか、セリフで笑っていたのは大人でした。

作品としては、歌に関連する部分のエピソードは比較的長いけど、
歌と歌の合間に4コマ漫画ぐらいの長さのエピソードがいくつか挟まっていて、
一応全体的なゆるーいストーリーはあるけど、
小さなエピソードの連続で構成されている作品といった方が正しいかなと思います。
で、これをうまく演じるのはなかなか難しいんじゃなかろうかと思いました。
今回は子どもだったから、だいぶ優しい目で見られたけど、
これ大人がやってタイミングや間が悪かったら相当つまんない、
というかいたたまれないだろうな。
Peanutsの世界観はよく出ていたけど、
演じる側の技量がシーンのおもしろさを大きく左右する気がしました。
セリフや歌に乗っかればそれなりに盛り上がる、
というタイプの作品ではないので、相当難易度が高いという印象でした。
いやー、これをほんとによく子ども6人でやりきるもんだ。

結構楽しんで家路につくことができました。


Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *