2022年観劇6本目:Company

04/07/2022 Thu 7pm
Company
Bernard B. Jacobs Theatre
Orch O18 $43+fee$4 Lottery

Companyのキャスト内でコロナが蔓延し、
主役もお休みになり、NikkiがBobbieを演じることになったので、
それを狙って見てきました。

他にもシーバーさん、クリストファーさん、MattD、ジェニファーさんがお休み。
U/S祭の公演でした。

でも、もしかしたらオリジナルキャストよりもよかったかも、
というぐらい、まとまっていて、個性があって、ノリノリで楽しい公演でした。

まず私的にこの日の最大の目的、Nikki。
とってもライカブル。このBobbieならみんなが気にかけて、
誕生日パーティーを開いてあげたい気持ちがわかります。

そして歌、ソロ曲がめちゃくちゃよかった。
歌がうまいのはNabulungi役でも実証済みですが、
今回すごいなと思ったのは、歌にドラマが詰まっていたこと。
演技の延長に歌があるという感じで、
表情や声のトーンが相まって、1歌詞1歌詞、その意味がしっかり伝わってくるし、
思いが手に取るようにわかる。

決して大袈裟な歌い方ではないのですが、
声のちょっとした強弱や音色でぐっと伝わるんですよね。

演技は、Nikkiが小さくて若く見えるからか、
本家と比べて、他のキャストとの見た目のバランスが少し悪く感じたのと、
緊張していたのかAct1はずっと髪の毛を触っていたのが気になりましたが、
でもそんなのが吹き飛ぶぐらい歌がよかった。ほんとに上手だった。

他のU/SはJamieはMattDに軍配があがるけど、
他は本家に負けない個性とパワーがありました。
というか、本家より、全体としてまとまっていた感じがある。
本家は有名な俳優が多くて、俳優の個が勝ってしまうシーンが多々あるんだけど、
(そしてそれはそれで見応えがあるんだけど)
今回はいい意味で、目立つのがNikkiのBobbieとPattiに絞られたので、見やすかったです。

そういえばPattiがめっちゃノリノリでねぇ。
一言ポロっと言うところが全部おもしろかった。
前回も悪くなかったけど、なんか間がイマイチというか、
Pattiがそんなに印象に残らなかったのですよね。
でも今回は全然違って、存在感ありまくりでした。

そしてこの役も絶対本家で見たいと思うのがAndy役のElderお兄ちゃん。
不思議ちゃんな雰囲気を醸し出し間が最高です。
普段話している様子を見る限り、全然不思議ちゃんな感じはしないのにね。
このAndyというキャラ、お兄ちゃんが演じるとフィクションのような、
でもなんか実際にいそうな気もして、絶妙なラインをついてきます。
この日はMattDがいなかった分、
アンサンブルの見どころは全部彼が持って行った感じがしました。

この作品、お兄ちゃんとMattDのところだけ、何度も見せて欲しいです(笑)

総じて満足!
やっぱり主演って重要です。


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