2021年観劇2,3本目 : The Book of Mormon-2

モルモン再開のキャストは、プリンシパルにはベテラン勢、
アンサンブルにはBroadwayデビュー6人を含むフレッシュなキャスティングでした。

1代前のEPのDave Thomas Brownは
残念ながらコロナでシャットダウン中に最終日を迎えてしまい、
再開キャストにはいなかったのですが、
代わりにツアーでEPをずっとやっていた(2018年に2週間ほどBwayでも出演した)
Kevin Clayが入りました。

前にBwayで出ていた時にも見に行ったけど、
彼のEPは見ていて本当に楽しいし、安心感があります。
台本通りというか、小細工をしないEPなのですが、
それが一生懸命だけど、どこか変でおもしろいEPになりますよね。

ECは割と遊んでも良い役柄ですが(でも遊びすぎはちょっとうざったい)、
EPがしっかりしていると、モルモンのおもしろさを十分堪能できます。

前はKevinCはARのEPに似ているなぁと思っていましたが、
今回は動きがなんとなくGavinに似ているな、と思いました。
KevinCは背が高いわけではないし、
手足もGavinのように長いわけではないのですが、
手足の角度でコメディー感が出せる人だなぁというのが今回の発見。
2年前と何が違うのか細かくは指摘できないけど、
より安心感というか、まだKevinCは若いけど、この役のベテランとして、
この再開にはふさわしいキャストだったのではないかと思います。
ほんと、おすすめ。

一方でNabulungiはやっぱりイマイチなんだよなぁ。
この役は上手い下手が分かれると思うのですが、
彼女はバカっぽさを演じているあざとさが見えてあんまり好きになれません。

CodyとStephenはいつも通りです(笑)

4日にFan Performanceを見ているときに、
あ、またモルモンを見られた…と感動して、
Two by Twoでちょっと泣きそうになったのですが、
でもこの作品のおもしろさで相変わらず爆笑してしまい、
涙はあっという間に引っ込みました(笑)

そして今更言わなくてもいいことですが、
この作品、ほんとよくできていますね(笑)。
同じメロディーやセリフを別のシーンでうまく使っているし、
なんでこのセリフ?なんでこの音楽?という疑問が全く湧かない。
作品のおもしろさだけに没頭させてくれます。
オープンから10年経っても色褪せないおもしろさ。
2日連続で見たけど、またすぐに見に行きたい!と思いました。

The Best Musical of The Centuryってのは決して誇大広告じゃないです(笑)

ちなみに客席は両日とも盛り上がりましたが、
公式オープンの日の方が盛り上がったかな。
I believeでスタオベ、Hello Repriseで手拍子が起きました。
ほんとこの日を待ってたよね。

製作陣の挨拶はモルモンの公式ツイッターに上がっているので、
そちらを見てみてください(4日5日)。


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