2021年観劇2,3本目 : The Book of Mormon-1

11/4&5/2021 8pm
The Book of Mormon
Eugene O’Neill Theatre
4日 Fan Performance R7 Free
5日 Reopening C5 $137+手数料$16.20

やーーーーーーーっとモルモンが帰ってきました!
もともと5日のReopeningは絶対に見ると決めていて、
チケット発売当日に買っていたのですが、
その後Dress Rehearsalに300組600名のファンを入れることに。
その抽選に当たって、Fan Performanceも見にいきました。

モルモンといえば、シャットダウン中に、
人種関連のジョークに対してキャストから再考して欲しいと要望が出て
OBCも含めて、見直すことが決まっていました。
NY Timesの記事でも、BLMによって幾つかの作品が再考を行ったと出ていましたね。

モルモンのクリエイターのことなので、
変更によってつまらなくなる、ということはないと信じていましたが、
でも自分の目で見るまではどう変更するのか、
それでつまらなくならないか、とちょっとした不安もありました。

が、やっぱり杞憂だった!
さすがモルモンのクリエイターだった!

ショー全体の感想の前に、その変更点をまとめておきます。

変更点1
Generalのお付きのものがEP、ECにGermany? British?と聞くところで
EPがHelloではなく、Hi Thereと言った。

変更点2
EPとECがユガンダに着いて荷物を持ち去られたあと、お父さんが2人に話しかける前に、
ナバルンギにstay away from them, let me get this job doneと話しかけていた

変更点3
赤ん坊とヤればエイズが治るという情報はMutumboのお兄さんから聞いた、
お兄さんはその情報をFacebookから得た、という設定に変わっていた。
他にも3回FBというセリフが出てきた。
・Nabulungiがtexting diviceをゲットして、これでFBにアクセスできるという
・MutumboがMaking Up Things Againが始まる前にもFBの情報は正しいという
・Nabulungiが寸劇のスクリプトをモルモン協会のFBにアップしたという
このFBを使ったジョークは、4回も出てきてちょっと多いかなと思ったけど、
でも嘘情報を得るところ、拡散するところとして上手に使っていた。

変更点4
お父さんがMutumboのことをf*cking asshole Mutumboと呼ぶと、
MutumboがF*ck you dickと言い返す。子どもか(笑)

変更点5
ECがナバルンギのことを、she’s such a hot shade of black,
like a latteと言うのがカットされて、単にsuper hotになった。

変更点6
I am Here For Youの最後寝るところで、ECがEPのブランケットを取らなかった。

変更点7
NabulungiのTexting DeviceがタイプライターからiPadになった。

変更点8
これは細身&小さいECの時に使っていたけど、Man UpでECのことを
white fat guyとは呼ばずにwhite weird guyに統一したっぽい

変更点9
Act2の最初のLamanitesを黒人キャストがやってた。
前はJustinとClarkトラックがやってたよね。

変更点10
god turned the lamanites yellow, like the Chinese,
the Chinese are the real problemがなくなって、
Greenになった、そしてアベンジャーズに入った、という内容になっていた。

変更点11
ユガンダ人がよりI am Africaに混じるように。
ユガンダ人がwe are, we are (Africa)と歌おうとして(ここが追加された)、
エルダーたちがI am Africaと割り込んでくる。
そしてユガンダ人はコーラスでyou are Africaと歌う。
白人が我が者顔しているのを皮肉ってるのが出る、

変更点12
BFNを追い払うのに、ECがturn you into a lesbianというセリフをECじゃなくてナバルンギが言った。
そしてレズビアンじゃなくて別のセリフになった。
ここもアベンジャーズを引用しているらしいけど、詳しくはわからず。

変更点13
Mission Presidentに対してEPがF*ck himと言ったあと
NabulungiとECが拍手、そしてEPがイエーイと言っていたけど、これ前もあったっけ?

変更点14
Hello Reprise、ECが出てきたらナバルンギが出迎えて2人が手を繋いで歌った

他にも私はわからなかったのですが、
Thugsという単語をやめCriminalsにしたり、
ウガンダ人をAfricansではなくVillagersと呼んでいたようです。

人種や外見に対するジョークを一掃しましたね。
アベンジャーズのGreenのところは少しセリフが長ったらしくなったのですが、
でもどの変更もおもしろいし、よく練られています。
特にFBとI am Africaの変更はよかったように思います。

さすがはモルモンのクリエイターでした。

ショーの感想は別の記事でまとめたいと思います。


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