2019年観劇13本目 : Kiss Me, Kate

2019/5/26 3pm
Kiss Me, Kate
Studio 54
Mezz N121 $39+fee (Rush)

月に2回観劇したいと思っていましたが、
5月は平日に色々と予定があったため、1回のみの観劇でした。
でもこれで計6回目。

この日はケリーたんが初めて休みましてねぇ。
U/Sのリリー/ケイトデビューでした。

まぁWillさんがいるからいいっかーなんて最初は思いましたが、
ケリーたんがいないと、Willさんとの場面のテンポが悪い、悪い。
そしてU/Sにケリーたんと同じものを求めるのは酷ですが、
ケリーたんの「コメディーだけど品のある」様子が無性に恋しくなりました。

U/Sは、初めてだからそわそわしてしまうのはわかるのですが、
ちょいちょい失敗があったんですよ。
例えばムチが上手く打てなくてWillさんの足に絡まらなかったり、
Act1の最後の方に、二人でクッションを引っ張りあって
破けてしまうはずが、タイミングが合わなくてWillさんが
取り上げるかたちになってしまっり…。

でもこういう失敗って起こることなので、
とっさに判断して動いてくれればいいのですが、
Willさんがミスがなかったように取り繕って進めようとしたら、
予想外のリアクションがかえってきたからなのか、
U/Sがすぐにそれに対応できず、間ができてしまったんですよね。

Act2でもU/Sの細かいミスが続きました。
Fredが座るタイミングでクッションを取り除くのを忘れてしまい、
Willさんがないはずのクッションの上に座ってしまったときは、
Willさん、ちょっとびっくりした顔をしたのを、私は見逃さなかった(笑)
でもこれだと、お互い蹴られてお尻が痛い、ということが伝わらなくなるので、
Willさん、そのあと、お尻をさすって、
痛いんだよーというのがわかるようにしていました。

あと、これは制作側の問題ですが、
U/Sは普段アンサンブルの一人なので、割と若い人なのです。
なので、Fredとリリーの年齢のバランスが悪い。
かつ、コービンとステファニーも若いので、
We Open in Venceは、なんだかWillさんが引率の先生ように見えました。
WillさんのU/Sも若いので、きっとWillさんが休みの日は
ケリーたんが引率の先生のように見えるのでしょう。

衣装も×。
ケリーたんが緑のドレスを着ているところは、
なぜかU/Sは黄色っぽいドレスでしてね。
ただでさえ存在感が薄いのに、
ドレスもブロンドヘアーと色が似てしまって目立たないので、
アンサンブルに紛れてしまいそうでした。
ここはやっぱり普段と同じ衣装がよかったと思うなぁ。

と、相手役がよくないと、
(ケリーたんとの相性はやっぱり重要ですねー)
二人のシーンでの演技面があまり楽しめませんでしたが、
その鬱憤がWillさんもあったのか、
一人のソロのときはなんだか楽しそうでした(笑)

Where Is The Life That Late I Ledとか、だいぶ盛り上がったし。
そうそう、Willさん、今までSo I Repeat First What I Saidのとき
このフレーズに合わせて、2回手を回していたのに、
なぜか3回になっていましてね。
3回だと音に乗らないから回しづらそうだけど。
そして、4月ぐらいから、ここで変なスキップをするようになったよね(笑)
最初見たときは笑ってしまった!

So In LoveのRepriseは、すごく抑え気味の歌い方でした。
で、最後の最後にすごく響かせて。
私はこの抑えたバージョンが結構好き。
もちろんずっと響かせてる方が個人的にはお得感があるのですが、
でもこの場面には抑えた歌い方が合うのですよねぇ。

ただいつもは、ここでぐっとリリーの決断を受け入れるFred、
というのがわかって切なくなるのだけど、
この日はU/Sがイマイチだったもんで、
別に帰ってこなくてもいいし…と見えてしまったから、
この歌い方の良さがイマイチ生きませんでしたね。

6月はあと何回見に行けるかな。

そうそう、いつの間にかプログラムができていましてね。
Willさんって短命または期間限定ばかりで、
パンフに写真が載ることなんてほとんどないんじゃなかろうか。
初めてパンフを見たので思わず買ってしまいました。


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