2019年観劇10本目 : Kiss Me, Kate

2019/4/10 Wed 7pm
Kiss Me, Kate
Studio 54
ORCH B10 $89

この日はいつもより少しお金を出して
ディスカウントコードでチケットを買いました。

さて、4回目のKMK。
Willさんは舞台上では一定というか気分屋ではないので
(実際は知りませんが…笑)
今日はいつもと違うことをした、とか、
笑わせようと余計なことをする、ということがないので、
毎回、安心してパフォーマンスを楽しめます。

そしてこの日は前回少し出しづらそうだった低音もしっかり出ており、
美声に酔いしれることができました。

特にこの日はWere Thine That Special Faceを歌ってる時が目の前だったり、
So in LoveのRepriseを歌っている時に何も遮るものがなく見えたりで、
いやぁドキドキしました。ほんとにあの声。たまらんです。

でもドキドキする一方で、2,3ステップぐらいスキップするもんだから、
ちょっと笑いそうになりました。
Willさん、動きは硬いからさ(笑)

それにしてもこのFred、
劇団長として偉そうだったりもするし、
Lilliにも憎まれ口を叩いたりするけど、
Lilliを思う気持ちがすんなりと伝わってきます。
でも未練タラタラ、という風には見えなくて、
心の奥底で思っている、と見えるのがいい感じ。

Willさん、前にPlayがやりたいと言っていたけど、
演技だけを堪能できる作品も、なんだか見たくなってきました。

あと、やっぱりWillさんとケリーたんの相性の良さ。
この作品はこれにつきる!
ケリーたんがSo In Loveでガンガンに響かせる一方で、
WillさんはこのRepriseのときにすごく抑えているから、
一見ケリーたんがすごく目立つとは思うけど、
でもこの二人のバランスの良さがあってこそだと思うわー。

どこかの批評でWillさんは何をしないべきかを分かっていると言われていたけど、
この作品はやはりリリーが目立つように作られるべきだから、
例えば、So in Loveはワンフレーズ程度しか
声量を上げないけど、それがまたいいのよねー。

その他雑記
・Opening Numberで指揮者が手を振るのが好き
・I Hate Menでリリーが扉を開けるところ。扉の中の男性陣、これまで背を向けてたけど、この日は舞台側を向いていた。
・I Hate Menの歌詞にかけて、PetruchioがKateに初めて会う時に胸のあたりの服を大きく開けるけど、Willさんの胸は毛がなくてきれい(笑)
・Billyの衣装はもうちょっと首回りが閉まっててもよかったんじゃないかな。妙に肩が見えて、いやらしく見える。
・Kateの暴れ方が少し落ち着いてた。このぐらいがヒステリックに見えなくてちょうどいいと感じた。
・Kateに呼応する鳥の羽が目の前に落ちてきた(笑)
・地味にStage Manager役が好き。彼がFredのU/Sらしいよ。

この日、誕生日でしてね。
誕生日にいつかWillさんを見てみたいと思っていたけど、やっと叶いました。


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