2018年観劇4本目:Escape to Margaritaville

2018/3/18 (Sun) 3pm
Escape to Margaritaville
Marquis Theatre
X9 Lottery $40

3月15日にオープンしたEscape~を見てきました。
ハーフマラソンが終わったのが10am頃だったのですが、
観劇に行くだけの元気はあるかも、と思って、
メダルをもらいつつロトに応募。そうしたら当たりました。

トロピカルな雰囲気が満載の
Jimmy Buffettの曲を使ったミュージカルです。
2017年にLa Jolla Playhouseで上演された作品が
今年Bway入り、という流れ。
レビューは全体的にあまりよくなかったけど、それに同意して帰ってきました。

既存曲を使っているからストーリーにやや無理があるのは置いておいても、
TullyとRachalがなんで惹かれあうのかがさっぱりわからない演出や設定だったので、
最後まで入り込めないというか、つまらなかったです。

演出家は本当にこの二人が惹かれあった、と見えたのでしょうか。
でも、これは俳優の力量不足によるところも、大きく影響していたかと思います。
Rachalが女友達(Tammy)の結婚前の最後の独身旅行を計画している割には
島では自分がやりたいことを優先するっていうストーリーが?ではあったけど、
セリフ一つ一つの言い方が、なんか鼻について、こんな女友達欲しくないと思ったし、
TullyはTullyで話し方がバカっぽくて、せっかくのいいやつっぷりが霞むんですよね。
そしてどっちも歌が響いてこない。
Paul Alexander Nolanは出ていたら見に行こうかなリストの一人でしたが、
今後は外すことにします。

一方で脇役のTammy(Lisa Howard)と、Marley(Eric Petersen)は
歌もうまいし、サブキャラとして際立っていたし、
この二人が惹かれあうのは納得でした。
二人ともいいキャラクター設定ではあったけど、
特にMarleyの方は美味しいポジションを十分に魅せてくれたと思います。
(LisaさんはIt Shouda Been Youがよかったので、それと比べるとちょっと物足りなかった)
MarleyのAct2のタップのところはベタベタな演出だったけど、
でもとても愛嬌のある人だし、歌もうまいし、ベタベタでもとっても楽しめました。
最後、こっちのカップルには拍手喝采でした。

客席はJimmy Buffettの有名な曲が出て来ると一緒に歌っている人も多く、
俳優もそれを促しているところがありました。
(しかも客席が歌うと見越したセリフもあるんですよね。
この日はそんなにこの曲を歌っている人がいなくて、
セリフと噛み合っていなかったのが気になったけど。)

なので、知ってる曲で楽しみたい場合はいいかもしれないけど、
見なくても何も損はしないと思います(笑)
セリフにも、今ネタをいくつか盛り込んでいましたが、
それがかえってちゃっちく聞こえるというか、
笑わせるために安易に入れているのがわかるので、あんまり笑えないという…。
(SoRも今ネタがあったけど、あれは上手だったのにねぇ)
なんだか全てが空回りだった印象です。
楽しかったシーンは、そのタップのところぐらい?
安易に作ったなーという印象だけが残って、プロ感はなかったです。
LisaさんとEricがいなかったら、途中で帰っていたかもネ…


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