2017年観劇33本目:1984

9月21日(木) 7pm
1984
Hudson Theatre
Orch P15 $25 + Fee (goldstar)

goldstarのディスカウントを使って見てきました。
パーシャルビュー席だったんだけど、
1階後方は50%程度しか埋まっておらず、
アッシャーが始まる2分前に、内側に移動していいですよー
と全員にアナウンスしてくれました。


批評はイマイチでしたが、確かにその通りで。

失神したり、吐いたりした人が出た、というニュースがあったけど、
恐ろしくてそうなったのかと思ったら、
拷問シーンだけでなく、場面転換にも強い光を何度も使っていて、
これは気持ち悪くなる人がいてもおかしくないな、という感じでした。

作品自体は2050年のBook Clubから始まって、
この本が本当なのかを議論する、というところから始まるんだけど、
2050年と1984年を行ったり来たりするのに、
その場面転換に眩しい光は必要だったんだろうか。

そして光以外にも演出が不明でした。
特にWinstonとJuliaが密会するところ。
二人が会う部屋が客席から見えないところにあり、
舞台の上方に設置されたスクリーンを通してその様子を見たのですが、
ここは監視されていない場所、でも実は監視されていた、
という設定ではあるけど、だからってスクリーンで見る必要はあったのかな。

Ministry of Loveのシーンはセットが全部なくなって
白い、何もない場所になったんだけど、
なんだか、空間を埋めきれていない感じがありました。

やっぱり本と比べると、内容が薄っぺらくなるけど、
でもこれは本よりもライティングとかセットが
ひどかったな、という印象です。

そうそう。拷問が終わりO’Brienの長セリフのところで携帯がなりましてね。
Reed Birneyがその客に向かってDo you wanna get that?
Where do you think you are?とセリフに引っ掛けて説教しました。
もー、ほんと携帯鳴るとか勘弁して欲しいわー。
特に緊迫したシーンだったから、劇場全体の集中力が切れちゃった感じ。
そのあと私の近くでももう一度なり、最悪でした…。


Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *