2016年観劇23本目:Something Rotten!

7月18日(月) 7pm
Something Rotten!
St. James Theatre
B7 $35 Rush

待ちに待ったWillさんのShakespeare、
通称Chasespeareを見てきました。

初めて見る作品じゃないから
いつ出てくるとかわかるのはいいですな。
出てこないシーンはだいぶまったりと、
出てくるシーンはドキドキハラハラ←しながら見てました。

ではWillさんのシーンを振り返ります。

登場シーン(Welcome…)
クールに出てくるのかと思いきや、歓迎されて嬉しい感満載でした。
ロープの向こう側にいるファンとハイファイブしたり、
なんだかとっても楽しそう。

Will Power
もうちょっと濃ゆいというか、クリスチャンボールみたいに
ベタベタにやるのをイメージしていましたが、
あまりやりすぎないShakespeareでした。
よく言えばナチュナルで、自然なsexyさやカリスマ性を発揮、
小賢しい感じのあまりない、好印象なShakespeareでした。
そして動きが…かわいらしい(笑)

Willさんは動きより視線でセクシーさを出す人なのですが、
視線はセクシーだったものの、
ちょっとした動きが全ておかしいのですよ。
ダンスが得意じゃないからピヨピヨしてるように見えました(笑)

Bells are RingingやNice Workのような、
体全体を使って舞台中を動くようなダンスだったら
振付に助けられて、少しごまかしがきくけど、
細かく動くダンスだとダメなのがよくわかりますな。
ごめん。多分劇場で私が一番肩震わせてたと思う。

ほんと「ピヨピヨ」だから。
小動物があたふたしてるようにしか見えません(笑)

歌はロックでカッコ良かった!!
けど、私はやっぱりクラシックな歌の方が
Willさんの声には合うと思うなぁ。

でも途中でロミオのセリフを歌うところはあの低音が楽しめました。
その後のシーンはシャツ一枚で出てくるのですが、
最初に思ったのは「薄っ」でした。
体をそう鍛えている人じゃないから、細いのがよくわかりました。
腕細っ。

でも、ちょっと上目遣いして周りを見渡すのは健在で、
その視線にキュンキュンきてたのは私です(笑)

タップ(Bottom’s Gonna Be on Top)
一番の懸念だったタップ。
さすがは音楽の人なので、リズムは良かったですが、
時々(いや、結構w)タップの音じゃなくて、足がドスンと落ちる音がしました(笑)
そしてちょっと前かがみw
でも頑張ってる様子がとても良かったです←

ただねぇ。席が近すぎてというか舞台が高すぎてというか、
足元が全然見えなかったので、次は少し遠くからみたいです。

It’s Hard to be The Bard
ダンサーを引き連れてるところはさすが存在感たっぷり。
でもやっぱり線が細いのがもったいないと思うなぁ。
Billyをやっている頃だったか、
会うたびにどんどん痩せていったので、
あまり太らない体質なのかもしれませんが、
背が低くても筋肉のあったクリスチャンボールの方が
見栄えがしたような気がします。
ジャケットの前を開けるところも、あら薄ーみたいな(笑)

ちょっと不安だったペンに向かってわーわー言うシーンは
ここぞとばかりに大げさにやっていて、それが面白かったです。
あら、そうやって突き抜けたらおもしろいんじゃーん。
と上から目線で見ておりました(笑)

そうそう。肖像画がちゃんとWillさん仕様になってたんですが、

あれ売ってくれませんかね。ちょっと欲しいよ(笑)

Changing of the Portraits #Shakespeare #Rotten #Broadway

Robert J Martinさん(@robertjmartin)が投稿した写真 –

 

 

トビーになって入り込むところは、
ナイジェルが書いた作品を回収しようとするセリフのほかにも、
他の人たちが話している間、チラチラっと覗いたり、
なんとかいいアイディア、フレーズを盗もうと、
細かくいろいろとやってました。

NickとNigelが喧嘩してNigelが出て行き
彼の作品を盗もうとするときに、
もっと書き続けるんだよ、と励ますところは
お尻をつかんでパンパン叩いてまして。

あー、Willさん、人のことよく叩くよなぁって思い出しました(笑)
もう何度背中をバシバシ叩かれたことかww

オムレツシーンは舞台の奥にいることが多いので、
顔がやっと見える程度でしたが、
羽を持って踊るところは、Willさんとシカゴ的な羽っていうのが
結びつかなくて、なかなかおかしかったです。
そしてここはあんまり振付が難しくなくて良かったね(笑)

と、まぁ全体を通して、Willさんの魅力が存分に発揮できる
役ではないので、多少物足りないところはありましたが、
でもこうやって戻ってきてくれたのでヨシとします。

Willさんが入るタイミングで他にもキャストが変わったけど、
特筆すべきはNigelのJosh Grisettiだと思う。
なんならRobより歌がうまいです。兄ちゃん負けてるよ。
今はまだ前任者のアプローチをひきづっているけど、
これ、彼らしさがもっともっと出てきたら相当いいんじゃないかと思います。
彼は割とどんな役でもこなせる器用なタイプなのかもしれません。
DinerともISBYとも違う役なのに、個性が役ごとに出るってすごいと思う。

ってか、Robとだと、弟の方が魅力的で、兄が全然ダメって感じになりますな。
(お父さん(Brianさん)恋しいよ…)

そしてWillさんとRobは、年齢差がありすぎて、
そりゃーShakespeareにはかなわんわ…って感じがありました。
個人としては悪く無いんだろうけど、
やっぱりOBCのバランスとか集合体になったときのパワーにはかないませんな。

小さい役だけど、ポーシャのお父さんもLoad Claphamも
オリジナルの方が断然良かった。
せっかくどっちも見せ場があるのに弱いんだよーーーー。

別にSR!のオリジナルに思い入れがあるわけじゃないけど、
OBCが生み出すパワーっていうのは相当なんだな、と、
そんなことを思った2時間ちょっとでした。

まぁでも、Willさんは3ヶ月限定とか言ってるし
何度か見に行こうかと思っています。

終わった後は軽く乾杯があったようで、なかなか出てこなかったけど、
シンシナティで会って以来だいぶ月日がたったものの
覚えていてくれて、Willさんからハグしてくれました。
あー。幸せでした。


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