2016年観劇21本目:School of Rock

6月20日(月) 7pm
School of Rock
Winter Garden Theatre
O37 $37(Rush) with Nちゃん

6月上旬にアンサンブル兼Deweyのu/sとして
キャストに加入したWill Blum。
Deweyはマチネ担当というわけではなく、
もう一人のu/sと交互にやるようなのですが、
先週末のマチネとこの20日にDeweyで出ると
understudiesが教えてくれたので、Rushに並んで見てきました。

トニー後というのもあるのか、Rushは結構人が多く、
最終的には立ち見が出るほど劇場が埋まっていました。

WillBは2012年の8月にモルモンのECで2回見て以来です。
その後ツアーや地方公演に精力的に出演していたけど、
こうやってまたBwayに戻ってきてくれてよかったー。
しかも一通り見て、今年の私的ベストミュージカルなSoRの
主役だなんて嬉しい限りです。

まずWillBの全体的な印象。
まだ5回目(多分)の登板だったので、Alexと比べると小慣れてる感はなく、
模索しているのかな、と思うシーンがちょいちょいありました。
特に正体がバレた後に生徒たちが家に来るところは
Tomikaが歌っている間、手をどこに置いていいのか迷っていたみたいで、
ちょっと棒立ちみたいになってておかしかった。

でも、総じてライカブル。っていうかキュート。
清潔感がAlexより断然ありました(笑)
そしてややスマートなDeweyでした。
ECのときもスマートさがあったけど、ぶっ飛んでる、というより、
比較的丁寧に演じていて、はちゃめちゃ度はもう少しあってもいいかな、
と思ったけど、とにかくライカブルでした。
私がそもそもWillBを好きなのもあるけど、
もう出てきた瞬間からもうこちらがニコニコしてしまうぐらいライカブルだった。

そして子どもたちに対してとても暖かかったです。
Deweyのキャラクターそのものが大人にも子どもにも
分け隔てなく接するけど、WillBはよく子どもたちを見てた。
楽器を渡してあげるところなんか、
マイクや衣装、髪の毛に引っかからないようにかなり気を遣っていたし、
他のシーンでも子どもたちをよく見ていたような印象でした。
役では精神年齢が一緒の兄ちゃんだけど、
役の中のWillB本人は大人目線のいい担任の先生って感じ。

そして一番印象的だったのは体力がすごくあったということ。
全然声もへこたれないし、ずーっとパワフルでした。
ECよりも断然登場シーンも時間も多いのに、
全く疲れを見せなかったし、声がヘロヘロになることもなかったです。
あんなにずーっとパワフルに歌えるだなんて知らなかった。

彼がモルモンに加わるとき、KevinがWillBのビデオをアップして、
コメディの手本だって言ってたけど、間の良さは抜群。
あとこれでもう少し慣れて、アクが出てきたら最強だと思います。

子どもたちは3月に見た時からドラムの子が代わったのと、
一人swingの子がどこかのポジに入っていました。
もう数名キャスト変更があったと思うけど、あとはわかんないや。
サマーちゃんがあまりきつくなくなっていて、いい感じでした。
そして相変わらずBilly役の子がどのシーンも全力投球で見ていて気持ちいい。
あと、Tomikaがどんな子だかわかって見ると、
実はなんとか輪に加わろうと細かい芝居をたくさんしていたことに気づきました。

いやぁ、この作品、いいよね(笑)
終わった後楽しく劇場を出られるのもポイントが高いと思います。
そしてWillBが入ったから余計また見たくなっちゃう。
もっと小慣れてきた頃にもう一度見に行きたいです。

見終わった後はfangirlingしちゃいました。
WillBとロックポーズで写真撮っちゃったぜぃ(笑)

追記(6/24) WillBが役をゲットするまでの流れ


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