2016年観劇14本目:Disaster!

4月22日(金)
Disaster!
Nederlander Theatre
M12 $30(Rush) with Kさん

もともとはAdamファン同士ということで
お知り合いになったKさんと一緒に観劇です。
あーこうやって一緒にアダムを見るのって、
サクラメントのRent以来だなーと
ちょっと懐かしい気持ちになりながらの観劇でした。

批評もそう良かったわけではないし、
オフでやるような規模なのに
Bwayでやっても大丈夫なんだろうか、と言われていたり、
客入りも先週、先々週は50%を切っていて、
どんなにスゴイものが出てくるんだろうと思っていましたが。

あら。予想外。
結構(だいぶ)満足して劇場を出ることができました。

ほんとにB級作品なのですよ。
出てくるもの出てくるもの全てB級。
なのに、ちゃんとしてました(笑)
B級でもここまでつきつめて、ブレずに作ると、
一流(というのは大袈裟だけど)のものができるんですね。

変に客に迎合しないし、途中でブレないからこそ、
B級ならではのしょーもないお約束を
心の底から楽しめるんだなと思いました。
ストーリーに関係なく余計な間を入れたり、顔芸をしたりと、
小手先で笑わせようとされると、
魂胆が見えちゃって引いちゃうことがあるけど、
これはストーリーに組み込まれた笑いなので嫌味がさっぱりありません。
やっつけ感とか、妥協したな、という部分がなかった。
制作者や出演者の作品に対する愛情が、
ちょろっと垣間見える気がしました。
そして最後はほっこりするシーンがあるのもいいですよね。

そしてまぁ、この作品にこれだけの俳優を集めたよね。
普段、主役枠や、おいしい部分がある助演枠でやるような人たちが、
よくこの小型作品に集まったな、と思います。
Sethの情熱とネットワークなんですかね。
そしてプリンシパルたちが歌がうまいw
ずば抜けたパフォーマンスで圧倒するわけじゃないけど、
Jukebox型だから、耳馴染みの良い曲が続くし、
それを上手に歌ってくれるから楽しかった。
後ろの4人組は軽くsing alongしてたけど、
話も話だから、ま、sing alongされてもいいっか、みたいな。

特にAdamが、Adamらしい歌い方してましてね。
思わずKさんとインターミッション中に、
Adamのあのポーズ懐かしい、
と二人して同時に同じポーズしてましたw
Memphisも悪くなかったけど、アダムっぽいのは完全に今回ですね。
役があってないようなもんだから(笑)、
得意な唄い方で自由に歌ってるんだと思います。

そしてAdamは相変わらず演技になると酷いww
歌だと感情こもるのに、
セリフだとなんであんなに大根なんですかねw
シリアスなシーンなのに、あまりの棒読みっぷりに、
吹き出ししちゃってすみません。
エコーかかっちゃうところのリアクションもいまいちだったし、
泳ぐところもおかしかったし、
本筋以外で楽しませてくれてありがとうアダム←

他の出演者でいうと、ケリー・バトラーが結構好きだったかも。
アーロンとより、アダムとの方がだいぶバランスがいいし、
キャリア女性な感じが良かったです。
あとSeth以外に唯一オフからの移行組のJennifer Simardが
完全に持っていきますね。シスター役です。
Roger BartはYF以来だったからだいぶ楽しみだったんだけど、
ちょっとオーラが消えすぎじゃありませんかね。
いまいちピンと来なかったなぁ。

一応期間限定で7月まで。
無事最後までランできますように。
(先週のグロス、40%前半ですよ…)


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