2023年観劇19本目: I Can Get It For You Wholesale

12/10/2023 Sun 2pm
I Can Get It For You Wholesale
Lynn F. Angelson Theater
300s A 306 $60

アメリカでの観劇400本目のマイルストーン観劇になりました。

Jerome Weidmanが書いた同名の小説が元になっており、
1962年のBroadway版ではBarbra Streisandがこの作品でBroadwayデビューを飾ったそう。
大恐慌時代のNYのガーメント地区を舞台にした作品です。

Santino Fontana演じるHarry Bogenが、
ファッションビジネス界でのし上がっていくものの、
その成功には人を騙したり、裏切ったりがあり、最後は皆が離れていってしまうという話。
オリジナルの本/脚本のJerome Weidmanの息子であるJohn Weidmanが
今回のリバイバルの脚本を担当しています。

客席が3方を囲み、客席の1列目と舞台が同じ高さ。
私は1列目の席だったので、まさに目の前で俳優を見ることができました。
足にひっかからないか気になっちゃうぐらいの近さ。

音楽は全体的にJewishなものでしたが、
何より印象的だったのはMiss Marmelsteinでしたね。
Julia Lester、ショーストップだった!

今回見にいったのは、ただとにかくSantinoが見たかった。
最近、この人が出ていたら見に行きたい俳優の一人ですが、
今回もその期待通りでした。やっぱりうまいのよー。
歌もそうだけど、Santinoは演技もうまい。
最初はいつも通りライカブルに見えるけど、だんだん「なんてやつなんだ」と思わされるんですよね。
すごく引き込まれました。

そして今回は周りもすごくよかった。
まぁSantino以外は人の良さそうな人がたくさんいるんですよね。
特にDam Chanler-BeratとSarah SteeleのBushkin夫婦がかわいらしかったし、
Julia Lesterが、いい味だしていたし、
主役以外にも印象に残る人がたくさんいました。
こういう脇をしっかり固める人がいたから、余計Barryのひどさや
自分勝手さとの対比がすごく出ていたように思います。
私が見にいったのは公演期間のだいぶ後の方でしたが、
すごくチームワークがよく見える作品でした。


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