2023年観劇14本目: Gutenberg! The Musical

10/11/2023 Wed
Gutenberg! The Musical
James Earl Jones Theatre
Orch AA103 $40 Lottery

ロトに当たって見てきました。最前列!
モルモンでこの二人がいるときには叶わなかった最前列!
特にARが目の前にくると、だいぶ見上げる感じになりますが、
すごく近くでこの二人を見られたのは本当にラッキーでした。

Opening Nightの前日、プレビュー最終日の観劇です。

初日と大きく変わったなというところは特になかったように思いますが、
初日はやっぱり緊張があったのかな。
今回は二人ともBud,Dougという役にImmerseしている感じでした。
初日から息はピッタリだったけど、さらに二人の歯車ががっつり噛み合っていて、
ふざけているとか緊張感がないという意味ではなく、
二人が役を演じることに「心地良さそう」という印象を受けました。

初日はARがこの作品の支柱になっている感じがあって、
二人のResponsibilityの配分が8:2ぐらいのイメージがあったんだけど、
歯車ががっつりあったことで、今は5.5:4.5ぐらいになった感じです。

それにしてもARがやっぱり上手いのよ。
役のキャラ的にJoshの方がオイシイと思うのですが、ARのキャラ分けがすごくうまい。
一見二人とも演じてないようなラフさがあるけど、
でもしっかりと「役」になっているんですよね。
そして劇中劇の役の演じ分けが、シンプルなようで、堅く演じ分けていて、
その自然さがすごいなぁと思うのです。

あとAct2で二人がエモーショナルになるシーンがあるのですが、
ARの目にぶわーっと涙がたまるのが見えて、こちらまで泣きそうに。
このエモーショナルなシーン、急に出てくるので、
ストーリー的には繋がりがあんまりよくないのですが(笑)、
それでもぐっと印象的になるのがすごいです。

ストーリーが、劇場を借りて二人が作ったミュージカルのプレゼンを行う、
という設定なので、この作品に投資してくれるプロデューサーが必要なのですが、
割とゲスト俳優が豪華ですよね。
私が見に行ったときはRichard Kingでした。
オープニングナイトはNathan Lane(Max Bialystock)、
他の日にはRoryも出てきたり。
プロデューサーのセリフがこうやってちょっと本人に寄せてあるのが楽しいですね。

批評も、二人はいいけど、作品的にはイマイチ、というのが多く、
まぁそれはそうなんだけど、でも私はこの二人の上手さを
まあまあの作品(見るのがきついほどつまらない作品じゃなくてよかった)で
見られるのなら、それはそれでOKです。
あと何回行けるかな←


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