2015年観劇38本目:The Book of Mormon

9月19日(土)ソワレ
The Book of Mormon(2nd National Tour)
Colonial Theatre
C5 $25(ロト)

Jumamosi Tourを見るのは、
まだシカゴに定住していた2013年のGW以来。
あのときはNicがEP、BenPがECでした。
現在のEPはDavid Larsen、
ECはBwayから飛ばされた(?)Cody Jamison Strand、
マッキンリーはBwayのSwing→Clarkポジと昇格したあとに
マッキンリーをやることになって2ndに異動した
Daxton Bloomquistです。
シカゴ時代からいるキャストはいないだろうなぁ、
なんて思ってたらちょいちょい残ってるのね。
シカゴ時代にClarkポジのJake Emmerlingが、
このカンパニーでは一番かわいいと思っていたのですが、
彼がまだ残っていました。

このツアーキャストが見たかったのはDaxtonがいるから!!
Swing時代にJasonポジで、
それからアンサンブルに昇格したあとにClarkポジで
1回ずつ見ています。
最初の観劇の時にかわいい!!と一目惚れ(?)して以来気になっていて、
でもClarkポジに入ってきちんと彼を追って見たら、
表情の作り方とかイマイチでうーん、と思ったんだけど、
2ndとはいえマッキンリーに昇格したからには
何かいいものがあるに違いないと気になっていました。

だけどね。
うーん… やっぱりDaxton、表情の作り方が悪いの。
何もしていないときが一番かわいい。
ニコニコしているつもりなのかもしれないけど、
苦虫を潰したような顔してるんですよね。
あとちょっと叫び気味。
HelloのHave fun in hellとか、Turn it OffのCrush itとか、
そこまで叫ぶ必要あるっけ、っていうぐらい。
I’m all better nowのあと、後ろに足を蹴り上げるのとか、
ポイントではかわいいところもあるんだけど、
Roryみたいに目が離せない感じや、
塗り壁の、もうgay sideが勝っちゃうのーーという
大げさな動きの面白さもなく
ま、そんなに期待もしていなかったけど、
せっかくいい役だし、体も大きくて目立つのに
もったいないなーと思いました。

…でも、ですね。
全くノーマークだったDavid Larsenに、
わたくし惚れ込んで帰って来ました。
ツイッターをフォローしているので
ちょいちょい彼のセルフィーなどは見ていたのですが、
だからってあんまり興味もなく、
改めて2ndのキャスト一覧を見ていたときに、
あー、WillさんのU/Sだった人かー(BEのTony)ぐらいにしか
思っていなかったのですが、
彼のEP、めちゃ私の好みだった!!

まず、Helloで出てきて、
I’d like to share with you the most amazing bookと言ったあと、
腰のあたりに本を持ってニカっと笑う笑い方が、
一瞬わざとくさいな、と思ったけど、
その0.5秒後ぐらいに、いやでも、わざとくさいけど
嫌な感じとか、うざったさがないな、と感じたのですよね。

こういうのってほんと相性というか、
わざとくさくて嫌と思うか、
あ、このわざとくささがいいと思うかって、好みですよね。
Larsenのこのニカっ、は私の好みだったのです。
と思いつつも、まだずっと追ってしまうほどではなく、
比較的Hello!は全員を見ていたのですが、
Daxtonはないなーとか、Justinポジがそこそこかわいいなーとか、
Kevinポジは少々老け気味だなーとか、
Brianポジの子が背が高いなーとか色々見ていました。

と、そんな感じで始まったのですが、
Two by TwoからMostly Meにかけて、
Larsenの全体的に僕、優秀でしょ、ってアピールする感じがないのが、
反対にほんとに賢い子っぽい感じがして、
結構好みのEPだなーと思い始めました。

ARみたいにどーんと前に出てくる感じとか、
GavinのちょいとECを気づがいながらも、でも僕がいちばーん!!という、
アピールする感じがないんだけど、
これまでに見たEPの誰とも重ならない「賢さ」に
個人的にバチっとハマり始めました。

で、Mostly Meが終わる頃にはこのEP好き!!となり、
AAPで結構切れよく踊っていて、
それがまた快活な感じがあって、ますますLarsenの虜に。
Gavinみたいに体の動かし方がきれい、
というわけではないんだけど、
リズムよく、かつ丁寧に踊っている感じがまた好きでした。

多分、普段の声より少し高めにセリフを言っていて、
歌は鼻にかかった、ちょっと濁った音を出すんだけど、
他の作品で見たら、この声だめかもーと思ったかもしれないけど、
彼のEPが好みだったので、全然気になりませんでした。

あー、これ完全にLarsenにはまったー。

ただ、ちょっと惜しいなと思ったのは
Codyとの年齢が離れていて、ちょっとバランスが悪かったこと。
最後にbest friendになるというより、
ずっと面倒を見続けてあげてるお兄ちゃん、って感じで、
でもところどころ、めんどっちくなると、
ECを気にかけていない気がしてしまって。
なのでこの日はスタックされてるだけだい!!と言い放っても、
あ… 言っちゃった… みたいな様子がなく。
やっぱり年齢のバランスって重要。

他にポイントを挙げると、
・Mostly MeでEvery dinner needs a side dishのあと
指でくいくいっとECを呼び寄せるんだけど、
そのちょっとキザな感じたまらん。
・AAPでonly one if you are a Jewのところで、
一瞬あれ?っていう顔をして、
そのあと愛想笑いするんだけど、あれはなんだったんだ。
・ECがナイフが今ならついてきます、って言ったあと
最後のマッキンリーとジョセフスミスに抱えられて
ポーズをとる前の間に、
ちょっとなんてことを!!っていう顔をするんだけど、
他のEPってやってたっけ。
・Man Upで血がついたシャツを洗ったあと
そのシャツをきちんと着て、前向きな様子になるのが好き。
・オーランドでStrees are cleanのあたりで
ARみたいにぴょんぴょんしないのちょっと残念。
・この日はミッキー??というスピードがちょっと早くて、
近くの人がなんて言った??って聞いてた。
・Hell DreamはLarsenの背が小さくて、時々見えなくなる(笑)
・Jesusが出てきたところで、
跪いてJesusから救いの言葉を言ってもらおうと待っている様子が
なんかかわいらしかった。
・I Believeでジェネラルの手を持って立ち上がったとこ、
飛び跳ねて表現してて、
嬉しくて興奮してたまらない感じがホントよく出てた。
・Kafeのシーンで、that doesn’t really make any senseの
ところで急に声色を変えるんだけど、
ずっと高めの声で話してたのにここだけ低くなって
woke upした感じが強調されていたのと、
リーーーアリーメークエニセッーンス
って妙な抑揚をつけててて笑った。
・Fuck himって言ったあと、言っちゃったーって客席の方向くのも好き。

いくつか他のEPの方がポイントポイントでいいなーと思うところはあるんだけど、
総じてLarsenのEPが好きでした。

これまでAR、Nic、Kevin、MattD、Gavin、Larsenと6人のEPを見たけど、
一言+αで表すと
AR→EPそのもの
Nic→勘違い優等生
Kevin→純粋
MattD→論外
Gavin→大人らしさとアニメ的な面白さの融合
Larse→賢い
という感じかな。
Standbyも含めるとだいぶEP経験者は多いけど、
私が見た限りでは、LarsenのEPは誰とも重ならなくて、
作品はもう何度も見ているけど、
Larsenのアプローチを終始楽しむことができました。

笑わせようとして表情を作ったりするんだけど、
それに嫌味がないし、
顔芸とかを多用しないから、全体的に大人でした。
ノーマークで期待していなかったからかもしれないけど、
久しぶりにうわーこの人好きだーと
興奮して劇場を出ることができました。

Daxtonがイマイチだったから
モルモンは翌日は見なくていいかなーなんて
一瞬思ったりしたけど、代わりにぐっとLarsenに心奪われて、
翌日もロトに行き、2日連続でモルモンを見てしまったのでした。


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