2015年観劇35本目:39 Steps

9月3日(木)
Union Square Theatre
comp G114

以前はstudent.orgでチケットを買ったのですが、
7月ぐらいからstudent.orgでチケットを買うためには
年間フィーが発生するようになってしまったため、
別のサイト(goldstar)でチケットをゲットしました。

手数料はかかるけどチケット代は無料でした。
compチケはメザニンと書いてあったけど、
チケットを受け取ったらとってもいい席でした。

キャストは女性役がお休みでU/S(Barrieさん)。

あと、前に見たのがオープニングナイト数日前、
というプレビュー中だったからか、
一つ一つの動きに勢いがあったのですが、
今はちょっとその勢いが薄れたように感じました。
前はもっともっと一つ一つの動きがキビキビしていた気がする。
そして、女性のU/Sの方も「大袈裟さ」が足りなくて、
ちょっと物足りない感じもあったかな。

でもやっぱりこれ面白い!!
Crownの2人の早着替えで見た目が面白いのは言うまでもなく、
キャラクターのどれにも特徴がありますよね。
話し方だったり、動き方だったり…。
衣装が違うから違う役だっていうのはもちろんわかるんだけど、
二人が細かく演じわけているのを楽しめました。
前はアーニーさん目当てで行ったから彼ばかり見ていたけど、
もう一人のBilly Carterさんも
役的にはアーニーさんより地味だけど、
のんびりでちょっと間の抜けた感じが他の3人とは違うから、
いいアクセントになっていますね。

そしてリチャード役のRobert Petkoffさんが、
前回よりも印象に残ったなー。
前はどうしてもCrownの二人が演じるキャラクターに
目がいってしまったんだけど、改めて見てみると、
リチャードが予想の付かない状況に何度も出くわすのに、
ひたすら必死に疑いを晴らすことに懸命で、
何が起きてもめげないところがとってもlikableでした。
別に追手のCrownの2人が嫌な奴ではないけど、
劇場中がリチャードを応援している感じですよね。

それにしても寸分の狂いもない作品ですねぇ。
わざと失敗するのも計算のうちだし、
お客さんもそれがわざとじゃないのはわかるのに、
でも笑っちゃうし、でもくどくないし。
こういう絶妙なバランスがまったく崩れないのがすごい。

そうそう。
でもひとつだけこの日はハプニングがあって、
アーニーさんが教授役で出てくる時に
笑いのツボに入ってしまったみたいで、
笑いが止まらないことがあったんだけど、
あれは何があったんだろ…。
次のセリフをいうんだけど笑っちゃってて、
ちょっとかわいらしかったです。

メザニンは人を入れていなくて、
オケも6.5割ぐらいしか入っていなかったけど、
これは是非とも見て欲しい作品です。


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