2015年観劇17本目:The Music Man-2

The Music Manの続きです。

マリアンを落とすんだもんねー(The Sadder But Wier Girl)という
Professorが、Willさんに合ってるというかなんというか。
彼をイケメン枠として考える人はそんなにいないと思いますが、
私的にはWillさんは狙った獲物は落とす人だと思っているので、
この曲が妙にはまりました。
あまりの自信満々っぷりな視線の動かし方に鼻をへし折ってやりたい
気分にもなりましたが、
そんな彼の魅力に負けて遠征していまっている身なので、
ここはおとなしく彼の自信満々っぷりを楽しく見ることにしました。
ほんの少しだけ歌振りがあってその動きがかわいかったです。

図書館でマリアンをおちょくるMarian the Librarianは
本当におちょくってましてねー。
ビー玉が入った袋をひっくり返すよって
わざと袋を傾けたときに、歌っている音も強く出したり、
袋を元に戻したときは音も普通に戻したりと
妙に強弱をつけるもんだから、Betsyもだいぶウケてました(笑)

で、おちょくってるのにいい声。
ホントこの人反則。

ただここは舞台上に二人しかいないし、
セットも椅子二つだけ(一つをテーブル代わりに使う)だったので、
図書館と想像するのが結構難しくて。
知っている人はいいんだろうけど、
せめてアンサンブルを出して本を持って座らせるなどして、
図書館感(?)を出して欲しかったなと思います。
じゃないと、イマイチここがどこで、
なんで大きな音を出すのを、必死にマリアンが止めようとするのか、
少しわかりづらかったです。

My White Knightがあって、
Act1の最後、The Wells Fargo Wagonは
Winthropが完全に持って行きました。
この子だけだよー、メインの二人以外で音外さず歌ったの(笑)
またlispingなのも大げさだけど上手にやっていて、
この子のソロが終わった時は拍手大喝采でした。
で、Act1終了。

インターミッション中はトイレに行ったら、
あの人Nashvilleに出てる人でしょ??って会話をだいぶ聞きました。
え、あのドラマ人気だったの(笑)?!?!

Act2の前にコンダクターから今回の協賛者へのお礼スピーチと
来シーズンの宣伝、そして地元ではニュースになったらしいですが、
どこかのお金持ちが10million dollar寄付したそうで、
そのファミリーが見にきていてコンダクターが紹介したので
会場中がスタンディングオベーションになりました、

Act2の最初のIt’s YouとEulalie’s Balletは
公民館ショーを見ているようでしたが、
ShipoopiでCCMの学生が出てくるとまたダンス祭(笑)
Newsiesと違って背の高い男の子たちが足を上げて踊るもんだから、
だいぶ迫力がありました。
しかも見て覚えやすいというか、印象に残る振り付けで。
ここも楽しかったです。

Gary IndianaでもまたWinthropが大活躍。

Hillとマリアンのthinking systemについての掛け合いは、
もうちょっとWillさんにコメディセンスがあればなーと思いましたが、
この人が歌い始めるともうそんなのどうでもよくなります(笑)
Till There Was Youの二人のDuetはたまらんかったー。
Hillが歌うバラード調ってこの曲ぐらいなので、
個人的に一番楽しみにしていたのがこの曲なので、
もっと歌っててくれ、と思うほどでした。
そしてまたキスシーンが妙に二人とも入っててね。
みんな台本を持っているのもあって
なんとなく演技が表面的な感じだったんですが、
このシーンだけは本気を感じました。
ちょっと会場の雰囲気も変わったし。

そして別れてからの、Goodnight My Someoneもまたねー
よく響くんですよねー。
ハグすると思いの外細いなーと思うのに、
どうやったらあんな低い響く声が出せるんでしょ。

結局詐欺師だとばれるけど、
下手くそながら楽器を弾く子どもたちに興奮する親がいっぱいいて一件落着。
メヌエットGを指揮するWillさんは
だいぶへたっぴに指揮をしていたのですが、
その下手くそぐあいがだいぶ笑いを誘ってました。
そして最後マリアンと抱き合うところのWillさんの
あのくしゃーっとした笑い方がまた胸キュンポイントでした。

終わったあとはSDに行ってみたけど、
キャストのパーティーがあるとかで退散。
待っている間にNashvilleでファンになったという女性と会って、
しばらく話をしていました。
Willさんのファンがいた~(笑)
これが初めてWillさんを生で見る機会だそうで、
会えたらいいなーとだいぶ興奮気味だったのですが、
会えなかったみたいで残念。

プロダクションレベルでいうと$20が限界だな、という感じでしたが、
Drood以来のWillさんのミュージカルが見られたのと、
オケでしっかりと音楽が楽しめたので、
それはそれでよかったと思うことにします。


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