2015年観劇14本目:Gigi

4月12日(日)マチネ
Gigi
Neil Simon Theatre
C16 $35(Rush)

見に行った日の数日前にオープンしたGigiを
朝からRushに並んで見てきました。
通常は公演時間の3時間前からRushを売り出すんだけど、
この週はイレギュラースケジュールで
水曜か木曜が休みだった代わりに
日曜に2回公演で、最初のは2pm開始。
通常のRushルールでは11amからチケット発売のはずですが、
日曜なのでBox Officeは12pmオープンでした。
だいぶ早くから並んじゃった感がありましたが、
ま、無事取れたのでよかったとしましょう。
KさんとKさんのお友達のAさんと観劇です。
ちょうどチケットを買って出てくると、
Vanessa Hudgensが劇場入りしていましたが、
なぜか猫の耳を頭に付けていまして…。うん?? この子イタイの??

で、作品は、といえば。
うーん…退屈だった…。
もともと古い作品だし、
いまどきレディー教育を題材にした作品を選ぶとはねぇ、と、
これは行く前から十分わかっていたことでしたが、
ストーリーがつまらないことを差し引いたとしても、
ダンスや衣装もどこかで見たことのあるようなものばかりで、
とにかく、長い、長い、と思ってました。
締まりのない、ボテボテっとした印象を受けました。
Mamita役のVictoria Clark、
Aunt Alicia役のDee Hotyがいなければきつかったかも。
二人のシーンは決して派手じゃないし、
Aliciaは自分の家のシーンでしか出てこないから、
またこのセットか、とちょいと飽きたり、
二人の会話もちょっと長いんだけど、
ベテラン勢が出てくると少し空気が締まった気がします。
いやー、二人とも声がしっかり通るのねぇ。
若者、負けておりますぞ。

そしてきっとこれはVanessa Hudgensで
客を呼びたいんでしょうけど…
うーん、テレビの子だね、という印象以外ありませんでした。
かわいらしいのだけど、声もイマイチ出ていないし、
ダンスは結構適当だし(もうちょっと教えてあげればいいのに…)
どのシーンでも一人画面の中にいるようでした。ライブ感がないの。
テレビ体型というか、顔も小さいし、体も細いので、
ムチっと筋肉のついているBwayのアンサンブルの中に入ると
迫力負けするんですよね。
そして顔が小さいのは舞台だと損するな、ってことがよくわかりました。
表情が3列目に座っていてもよく見えない…。
ただ楽屋入りするときに見たイタイ感じは舞台上では全くなく、
結構無垢な感じは出ていたと思います。
ともすると、品のないGigiになるんじゃないかと思ったけど、
それは感じませんでした。

どうでもいい雑記
・Maxim’sのシーンで、小道具のメニューに
ちゃんとMaxim’sのロゴが使われていた。
・ビーチのシーン、男性アンサンブルがバトミントンしてたんだけど、
全然続かないのね…。
私の中高はしょっちゅう体育でバトミントンをやらされたので、
結構誰でもラリーができていたんだけど、
体育の授業がないと、バトミントンってそうやる機会もないだろうし、
できないのかなーとか思って見てました。
・Nice Workで一人体型がぽてっとしてたCameron Adamsは
この作品でも同じだった。でも仕事途切れないよね。
・若い客が多かった。
でも終盤やカーテンコールが始まる前に席を立つ子が多かった。
もう作品見ないで、SDだけ行けばいいじゃん…。
・オペラ座の最長記録(?)をもつハワードさんにも期待していたんだけど、
声がかすれかすれで、ちょっと聞いててつらかった。
・ガストン役はNewsiesのJeremyの後任なのね。
ソロで舞台にいるシーンが多いんだけど、
大きな舞台に一人だとちょっと間が埋まらない感じ。
そして幼く見えすぎて、恋愛というよりおままごとに見えてしまう。

この週に始まったわりにはすでに日曜の時点で
オーケストラの後方端っこは空席だらけだったし、
半年もつかなーって感じだったのですが。
ま、リピートはありませんな。


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