1月24日(土)マチネ
The Book of Mormon
Eugene O’Neill Theatre
SRO 2 $27
18回目のモルモンで初のGavinです。
前回見た時からの変更点は、
GavinとChrisが入って、DaxtonとScottポジが抜けて
新しいエルダーが2名入ったのと、
Nickがお休みでTrevorが入っていました。
Ugandanは、いつも通りわかりません←
Aさんがご覧になるというのに混ぜていただき、
初のStandingでの観劇です。
まず言わせて。
モルモンってこうおもしろかったんだよーーー!!って思い出しました。
ストーリーも全て知っているのに、
久しぶりにセリフや動きで自然に笑えて、
それはそれは楽しい観劇でした。
まずGavinがうまい!! 主役の圧倒的な存在感ですね。
もうあえて言わなくてもご存知だと思いますが、歌が本当に上手い。
Hair以来のGavinだったのですが、
滑らかに伸びる歌声に胸を押さえたくなりました。
もちろん歌だけでなく、表情や演技も幅が広いというか、
いろんな表情をする人なのですね。
あえてコミカルに演じるところもあれば、
ナチュラルに演じるところもあり…。
ARも含めて、これまでEPって「漫画のキャラクター」っぽい
印象だったのですが、
一気に漫画のキャラから生身の人間になり、
でもところどころ漫画的な面白さもあり、
一流のプロフェッショナルの技を見た気がしました。
そして特筆すべきはクリス!!
Josh以来、CaleとWillBは悪くないけど何か物足りず
(Jaredは見られませんでした)
そのあとの二人は論外…というなかで、
やっと素敵なECを見ることができました。
大げさにフォロワー感やダメな子を演じるわざとくささがなく、
今まで見た中で、もっともスマートなECでした。
だからと言ってGavinとの凸凹感が薄れるわけでもなく。
Nicがやっていた頃は、主演が若いから、
学校にいそうな勘違い優等生と
おバカちゃんな劣等生、という対比だったかなと思うのですが、
今は主演の二人が比較的年齢が高いので、
「学校にいたような」子どもっぽさがまったくない代わりに、
人間的にまだ発展の余地を存分に残しているけど
優秀だと言われて育ってきたEPと
人間的に成長はしているんだけど
それを誰も認めてくれなかったECが
二人そろって殻を破るという印象を受けました。
だいぶ大人のショーになってたよ。
ってか、ちょっとだけNicももう少しECに
恵まれればよかったよね…と思いました。
あ、シカゴが終わって戻って来たあとね。
あのNicだったら、もっとうまいECとやってれば
すごく楽しめたと思う。
アンサンブルエルダーも前に見た時は
とにかく若さとエネルギーだけで無理やり押し切ってた感が
あったけど、今回はだいぶ落ち着いてましたね。
なのでGavinとクリスが入っても、
年齢的な違和感はありませんでした。
そうそう。Bway SessionのHartt Schoolの回で
卒業生の一人として出ていたJimmyくんだったかな。
彼が気になってちょいちょい見ていたんだけど、
舞台に立ててて楽しい!!というのがこちらにも伝わってきて、
だいぶ好印象でした。
この作品でBwayデビューできてよかったね。
その他ちょいちょい雑記
・Two by TwoでUgandaと言われた後
Gavinがしばらく止まってた。
あれAR(＋Kevin)のあとしばらく誰もやってなかったんだよね。
ショックで動けなくなるのが「正」だと思うから
久しぶりに見られてよかった
・GavinのYou and MeのMostly Meの言い方が
今までの誰とも違った。
いい？成し遂げるのは僕なんだからね、って、
勝手にいうんじゃなくて、丁寧に説得してる感じ??
あの言い方好きだわー。
・塗り壁がだいぶ目立つようになった。
前は入ったばかりで遠慮してる雰囲気があったのにね。
でも若いのに動き重いよー。
・そしてちょくちょく流れがかわるとそっちにクルっと
翻るしたたかさはローリーがやっぱりうまかったなーと思った。
・そか、Gavinは開脚しないのか!!
・今のナバルンギはtextが飛ばせたり
メタファーを信じ込んでしまうような
ちょっと無垢な感じはないけど、歌は結構好き。
・ついつい目でKevinポジを追ってしまう。
・Baptize meを久しぶりに心の底から楽しんだ。
ここって小手先で何かやらなくても面白いのにね。
・村長ポジは全ての後任がいろんな作品で
結構大きな役をやってきている人たちなのに
ポッツさん的な魅力がでないのはどうしてだろう。
ってAさんと語った。
・寸劇中、あんまりエルダーたちは細かく演じないのね。
総括。
モルモンは上手い人が演ると本当におもしろい!!
