2015年観劇2本目:A Gentleman's Guide to Love and Murder

14年、群を抜いて面白かった作品はGGLAMと言いながら
その後見に行っていなかったGGLAM。
ですが、個人的に14年の主演男優賞だと思っている
Bryce Pinkhamが1/18で、違う作品に出るために
一旦抜けてしまうのでその前に見に行ってきました。
(あ、NPHは見れなかったです、念のため)

1月7日 ソワレ
A Gentleman’s Guide Love and Murder
Walter Kerr Theatre
Rush $42 C9

この日は本当に寒かったのですが、
9時から並ぶぞ、と気合を入れて(?)行ったのに、
電車が遅れて劇場に着いたのが9:15am頃。私で7番目。
そのあと結局30人ぐらいにはなっていたと思います。
たまたま運良く、私の前に並んでいた人は皆マチネだったので、
意外といい席をRushで買うことができました。
ほんのすこし見切れたけど、1列目で観られたのはラッキー。
相変わらずのスピット合戦を見ることができました(笑)

前回と変わったのはPhoebe D’Ysquithが
オリジナルのLauren Worshamから、
アンサンブルからの昇格したCatherine Walkerに。
Miss Shingleも変わってたのですが、気づきませんでした。

前回はあらすじは見ていたけど初見だったから、
全体を見ることに注力していたけど、
今は流れがわかるので、どこにどんな伏線が張ってあるか、
J Maysさんがどの程度早替えしているのか、に
注目しようとしていたのですが、
それでも前回同様、Pinkhamから目が離せなくなりました。

伯爵になりあがろうとするのかと思えば、
悪い人にはなりきれないもどかしさがあったり、
小賢しさがあるようで、
でも実は利用されてたんだ…と、
ストーリー上はあとからわかる雰囲気など、
絶妙なバランスが最高ですよね。
J Mayさんの変化も素晴らしいけど、
今回も観客に結局Montyって何者だったの?!?!と思わせる
ドンピシャな存在感は圧倒的でした。

次のMonty役は現在のアンサンブルだから
注目してみたけど、アンサンブルの様子だと
利用されてる感が強く出そうな気がしました…
が、それはあくまでのアンサンブルとしての印象。
彼がMontyを演じたらどうなるのか気になります。

J Mayさんに関しては、
I don’t understand the poorのところで、
バルコニー席を見渡す時間が長くなってました。
個人的な印象ですが、作品の上演期間が長くなればなるほど、
笑いを取りに行こうとする時間が多くなるけど、
彼のバルコニーいじりは
時間が長くなりつつも、わざとくささや
笑いが起きるのを待っている様子がなく、とても自然でした。
あとAct1の最後の彼の歌のラインが好きでした。
私の前にずっとJ Mayさんがいたので、
彼の歌声がよく聞こえてたんだけど、
彼のライン、歌うと面白そうだなーなんて思って見てました。

話はそれますが、私は中高の6年間女子校に通っていたのですが、
毎年合唱コンクールがあって、私はこのイベントが一番好きでした。
ただ私は声が低いので常にアルトパートを歌っていて
アルトってほとんど目立つラインがないし、
その割には音がずいぶんと上にも下にも動くなぁという印象だったのですが、
シベラ、フィービー、J Maysさんが歌う曲で、
J Maysさんのラインがまさに上下によく動くラインで、
合唱コンを思い出しました。

フィービーは今の人も悪くないけど、
今だとシベラの方が目立ってました。

良い意味でこの作品は、
作品そのものがとにかく綿密に作られた傑作なので
誰がリプレイスしようが満足度は高いと思いますが、
そんな中、彼はすごい!!と思ったピンクハムを
もう一度見られてよかったです。

ピンクハムに関しては次のplayも観に行こうと思っています。


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