2014年観劇20本目 : Beautiful

11/21(金)
Beautiful:The Carole King Musical
Stephen Sondheim Theatre
Standing 5 $37

21日にBway公演1周年を迎えたBeautiful。
1周年だから観に行こうと思ったのではなく、
もともとはJarrodがお休みだとつぶやいたので、
最近はSwingがJarrodポジをカバーすることが多いけど、
万が一に備えて(?)…と、試験の打ち上げも兼ねて
見に行くことにしたのですが、
チケットをゲットしたあとに1周年だとツイートで知りました。

朝telechargeを見たら、10枚程度チケットが残っていたので、
立ち見はまだ出ないかなーと思っていたけど、
9:45amに劇場について並んでみたら、
立ち見を出してくれたので5番目をゲットしました。

8月に見たあとにGerry役のJakeが降板してScott J. Campbellに。
その他Don役がPaul Anthony Stewart、
CarlyポジがGisela Adisaに交代し、
お休みだったJarrodポジは
SwingのDaniel Torresが入りました。

今日のお客さんは一緒に歌ったり、
お菓子の袋の音が少しでもなったりすると、
注意する人が多くて観劇マナー的には良かったのですが…。

OBC至上主義ではないけど、
スケールダウンの否めない公演でした。
Jakeの方が良かったな。
Jebさん恋しいな。
Carlyかわいかったよなーうまかったよなー。

まずDonが素っ気なさすぎ。
Jebさんはちょっと抜けてる様子がありつつも、
4人をしっかり導いていく良いボスかつお父さん的雰囲気だったのに対し、
Paulさんのはビジネスライクで感情がないのですよね。
はっぱをかけるために二組それぞれに相手チームは
もっと曲を書いてるよ、というところは、
嫌なボスにしか見えませんでした。

Carlyの後任は歌がCarlyほどうまくなく、
でもWill You Love Me Tomorrowで、
ここぞとばかりに目立とうとする歌い方をしていて
それがちょっと不快だったり。

そして何よりGerryにがっかりでした。
歌がねー。歌えないのですよねぇ。
Jakeも他のプリンシパルの3人と比べると上手ではなかったけど、
今の人は「歌えない」グループに入れたいぐらい。
音は外れるし、声の出し方も聞いててこっちが苦しくなるのですよね。
でも、歌がこんなんだってことは、
きっと演技がいいから採用されたんだな、と思って、
Act2の神経が参っちゃうところや、
マリリンの家で喧嘩するところに期待していたのですが、
ただ怒鳴ったりするだけで、
なんだかなーという感じでした。
バケーションのシーンで、GerryがCaroleの横にある
クッションを取ろうとしたら、Jessieが急に手が出てきて
不意だったのか、ビクっと体が反応するほどびっくりしてて、
Gerryがカードを配った後sorryって謝ってたんだけど、
まだうまく意思疎通できないところがあるのかな。と、
余計なお世話ですが、心配になってしまいました。

そしてJarrodのU/Sも、Kevinを飛ばしてやるぐらいなんだから、
期待していいよね??と思ったら、こちらも演技がイマイチでねぇ。
Barryって一途で純粋なところがあったり、
冗談なのか本気なのか抜けているところがあったり、
4人の中でいい立ち位置の役だと思うのですが、
おいしいところをほぼ生かせず、まーったく存在感なしでした。
ポーカーシーンで何枚いる??って聞かれて
7枚ってボケるセリフも飛ばしてたし…。
しかも、歌も息が続かないのがばれないように、
ごまかして歌ってるのも気になってしまった…。
なので、Walking in the rainは私のキュンキュンポイントなのに、
今日は何も感じるところがなく、消化不良でした。
なんだよーだったらKevinにやらせてくれよー。
と心の中で何百回叫んだことか。

BarryポジはしばらくJarrodが残るし、
Cynthia役のAnikaもCaroleママのLizさんも
相変わらずいい味出してるけど、
8月に見たときのトニー効果もあって絶好調!!な感じが
だいぶ薄れてきてました。
一部プリンシパルが代わったからなのか、
1年も経ってやる側も慣れてしまったからなのかわからないけど、
Jessieがいなくなったらよっぽど上手な人を入れないと、
存続は厳しかもね、と思ってしまいました。

でもドリフターズのメインボーカルの人はいつ見てもうまいし、
Joshもわざと目立とうとする荒っぽさがなくなってすごく好感持てたし、
Jessieがとってもうまいし見所はあるんだけどね。
そうそう、CaroleママがCaroleがGerryを捨てたあとに
Caroleを励ますセリフで、今日は拍手が沸き起こりました。
CaroleがGerryを捨てるところはいつも拍手喝采だけど、
このセリフで拍手が起こったのは初めて見た。
私、あのセリフ大好きなのでめいいっぱい拍手できて、

なんか嬉しかったわー。

Jessieは言うまでもないけど、パーフェクトです。
前に見たときと歌い方だったり、
声のトーンが少し違うところがあったりして、
未だに新たな表現を探しているのだとしたら、
その真面目さがすごいなーと思いました。

と一応全体をさらったところで本日のDudaさん。
・Neil Sedaka 1はちょっと溜めて歌ってたけど、
あれは本人の真似なのかしら。
・そして歌振りが、激しい動きというわけではないけど、
なんだかよく動いていた印象。
・はけ方が面白かったので、そこで笑いが起きてしまい、
お母さんのタイムズスクエアに行っていいよ、っていう
面白いセリフが消されてしまった。
・Neil Sedaka 2のはける時の声の出し方が変わった。
これまでの唇を勢いよく離して出すパッっていう破裂音だったり、
あぁ~(消え入る)みたいな感じではなかった。
なんて言ってたんだっけ。忘れた。
・Medleyのところでピアノ弾きながら一回転した。なぜ。
・ピアノを舞台後方に移動させたあと、
あんなに長いあいだ舞台上に残ってたっけ。
・でもChainsのところは曲が終わった瞬間、一目散にはける。
・ライチャスブラザーズはBwayでは今日のが一番好きかも。
めーーっちゃ声が出てて、ちょっとうるさいぐらいだったけど(笑)
・立ち姿というか、構え方というか、
今日はやけに少し膝を落として、腰やお尻に重心がある立ち方をしていた。
・Chainsのベースも、Joshが歌ってる後ろでピアノの伴奏するところも
とにかく楽器の弾く真似のところは相変わらずいい加減ww
・Pleasant Valley Sundayで髪の毛を書き上げなかった。残念。
・今日のルー・アドラーは敏腕プロデューサー感がちょっとなかった。
・前はNatural Womanを歌うように説得してた話し方が良かったのに。
・そして歌ってる最中になぜかウロウロしてて、
曲に興味ないように見えた。どうしたKevin。
・I feel the earth moveはまた気持ち良さそうに踊ってた。
・そろそろ踊る作品に移動しませんかー。

そして今日はBCEFAのスピーチがKevinでした。
相変わらず、Josh Gadからのパクリでスタート(笑)
(今回のお客さんは今日の中でベスト!!ってやつ)
Neil Sedakaボケを入れたり、キャストをいじったりしつつ
なかなか楽しいスピーチでした。
他の作品をからかうのはやめたのね(笑)

終演後に少しだけ挨拶して劇場を後にしたのですが、
一周年おめでとうって言いそびれたことに今気づきました。

Happy one year on Bway!!


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