2014年観劇14本目:Hedwig with The Angry Inch

8月23日(土)マチネ

Hedwig with The Angry Inch
Belasco Theatre
F7 ($37, Lottery)

やっと当たったHedwigロト。
NPHの頃から数えて14回目の挑戦でしたよ、今回…。
いや、ARになってからは大分人が減ったのですけどね。
そして今日は変則スケジュールだったためか、
さらに人が少なくて。50人もいたかどうか。
なので連れが当たる人が多く、いりませーん連発でした。

ARに交代して4回目の公演。
そして今日はARの誕生日です。おめでとー!!

初日こそかなり緊張が見られたそうですが、
今日は全くそんなことなく、すっかりホームな感じでした。

実はHedwigって映画では見たことあるけど、舞台で見るのは初めて。
なので違うプロダクション、違う人のHedwigとは比較できないんだけど、
ARのHedwigは、
・半生をさらけ出しているようで、
他人に言おうと思っていない、自分の中だけで持っておきたい
感情や意見が実はある。
・それが一見「弱さのない人」に見えるけれども、実はもろさを強調していた。
・第三者の視点から半生を嘲笑して切り売りすることは決してなく、
建設的に語りや歌を構成しているように見える。
・だから勢いやノリで突っ走るところがない。
・それ故に地味に感じるところもある。
・だけれども、Hedwigという人物の考えていることを、
大げさにしない分、何か漏らしたり欠けたりしないことに
重きを置いて表現している。
という感想を持ちました。

こう感じてくれ、とか、こう思ってくれ、と、
思わせるようなところがない分、
これはHedwigが何を思い、何を言わんとしているのか、
探り当てていかなければいけない気がしたし、
ARのショー!!という雰囲気がいっさいなく、
どちらかというとプレイを見ているような印象でした。

多分、もっと魅せるHedwigだったり、
胸が締め付けられるようなHedwigだったり、
いろんなアプローチがあるだろうし、
うまい人は他にたくさんいると思う。
でも、私はこのARがすごく好きだった。

見ている最中から、このHedwigはもう一度見たいぞ、
今度はストーリーラインではなく彼の心情に着目して見たい。
そうしたらARが表現するHedwigに対する
理解度が高まるに違いないだろうから、
これはまた見に来なければと思いました。

心配していた歌ですが←失礼
決してARは歌がうまい人ではないので、
わー素敵な歌声だったわ、とはまーーったく思わなかったけど(笑)
あのYouTubeのようなことは全くなかったですw

あとまだちょっとハイヒールに慣れてないのかな。
ハイヒールのせいで少し動きが制限されてる感はあったけど、
ほら、あの顔の小ささにハイヒールが加わるもんだから、
すっごいスタイルよくなってました。
あ、でも少し筋肉落としたのかな。(orジムをさぼってるか)
モルモンのときと比べて、大分腕の筋肉がなくなってました。
なので腕は太くないものの、
筋肉が落ちた分脂肪が目立つのか、少し二の腕がぽよんとしていて、
wigのせいもあって、時折Ikkoに見えたんだけど←
ぶさいくちゃんなのに、かわいらしさを感じるのは、
もうあれなんなんですかね。ARめ、なんでかわいく見えるんだ。

カーテンコールのときにすっごい嬉しそうに手を振ってるのと、
あと水を吹いてかけちゃった人に舞台上からごめんね、って
最後に謝ってたのがかわいかったです。
(→こんな記事を発見。だから最後謝ってたのねw)


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