2014年観劇12本目:Violet

7/30(水)マチネ
Violet American Airline Theatre

8/10に終わってしまうVioletを見てきました。
Hiptixで$25。with Kさん。
最後尾の列でしたが、後ろを気にしなくて見られたので、
それはそれでラクな席でした。

見る前に予習しようとCDを買ったのに、
一度も聞かず、あらすじも読まず、ぶっつけ本番でしたが、
ストーリーの展開は読みやすいですよね。
南部訛(?)が本当に聞きづらかったけど。

個人的に、父との話ってどうしても弱いのですが、
(Big Fishとかね)
最後の方でPreacherが父と入れ替わって、
父が娘に謝る”That’s What I Could Do”でもう涙が…。
それまで謝ってなかったのか!!とも思ったけど、
でも簡単に謝れるようなアクシデントではないから、
きっと父親も死ぬほど苦しんだんだろうなぁとか、
Violetはそれでも父に見て欲しかったんだろうなぁとか、
この2曲だけで大分心がぐーっと締め付けられました。
そして結局許しとか、救われるって、
こう身近なところで起こるんだよなぁとか。
(無宗教だからの発言ではあるんだけど…)

キャストで言うと特筆すべきはJosh H。
ほんとこの人体を動かす、動かし方がきれいですよねぇ。
Porgy and Bessでも思ったけど、
体の動きというか、筋肉の動きですかね。
P&Bのときはタンクトップみたいな衣装だったから、
筋肉の動きがよく見えたけど、今回はそれが見えなくても、
ダンスフロア?飲み屋?で踊るところは本当に動きがきれいだった。
そしてJosh Hのソロは拍手大喝采でしたね。
完全にショーストップだった!!
一曲しかソロがないのがもったいないぐらいでした。

そしてまた彼が演じるFlickが本当にいいやつで。
VioletがTulsaから戻ってきた後の彼女の表情を見て、
You’ve changedみたいな台詞を言ったんだけど、
もうそうやってわかってくれたり言ってくれたりする人の
人としての度量の広さとか、人ととして尊敬できる感じとか、
この台詞ひとつでやられました。

自分と置き換えて見るにはシチュエーションが違うけど、
最後に救われて前向きになれる感じはとても満足度が高かったです。
あ、あとRemaさんが大変美声でした。これは書いておかないとね。


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