NY旅行14年3月-25 11本目 Cabaret

3/23(日) ソワレ

Cabaret
Studio 54

いよいよ最後の一本です。
Drood以来、やっとstudio54に作品が入ったわけですが、
キャバレー風に改修しており、1階席はほぼテーブル席。
なのでそこに一人座るのも気まずいし、
チケットも全くディスカウントが出てこなかったんので
HipTixで安く買いました。なのでメザニン後方。

映画が有名だし、日本でも何度も公演されているので
(諸星くん見に行ったしね…笑)
ストーリーは割愛しますが、一言で言うとアラン・カミング・オン・ステージ。
プレビューが始まって2回目の公演を見たのですが、
さすがこの役でトニーを獲っているだけあり、
なんだかもう、お手の物、という雰囲気満々。
彼がしっかりMCとして、客席を盛り上げるし、
劇場の雰囲気を彼の表情や動き一つ一つでパッと変えて行くので、
その器用さというか、余裕♪な感じに圧倒されました。
曲も内容も有名だし、次こう来るよなぁってわかっていても、
目が離せなくなるのは、やっぱりパフォーマンスの素晴らしさですよね。
既に延長が決まっていますが、
これはアラン・カミングを見にチケットを買う価値はありです。

で、意外と諸星くん版のMCも悪くなかったんだなぁと思ったり(笑)
彼も上手に劇場の空気を支配していましたしね。

そして今回の目玉、Michelle Williams。
クリフを上手に頼りつつものし上がろうとする感じがすごく出ていましたが、
でも歌とダンスはからっきしダメ、っていうのは演技ですよね。
ともすると、歌もダンスも下手なだけじゃん、としか見えないところを、
普通の台詞の部分でバランスをとっているように見えました。

そんなこともあって、SchultzとSchneiderの上手さが際立ってました。
DannyはFolliesを休まれたので、見るのはSouth Pacific以来ですが、
このベテランの安定感!!
一番聞き応えがあったのは、もちろんDannyでした。
反対にクリフはあんなに冷徹な感じでしたっけ??
頼りなくて、ついついSallyに手を貸してしまう人だと思っていたのですが、
今回はかなりきつい感じ。
だったらSallyなんかにおぼれないよね、というぐらい、
冷たさがあったのですが…。
そしてクリフって全く歌わなかったっけ??
なんかクリフだけは違和感がありました。

とはいえ、芸達者が揃うとリバイバルで中身がわかってても、
相当楽しめますね。
これ、アラン・カミングが降りたら、またMCを色んな人がやっていくのかしら。
それはそれで見てみたい感じもします。

そうそう。
周りがお酒を飲んでいたので、ついついビールを買ってしまいました(笑)


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