NY旅行14年3月-24 10本目 The Bridges of Madison County

3/23(日) マチネ


The Bridges of Madison County
Gerald Schoenfeld Theatre

えーっと。もう終わってしまいましたが…。
実は今回見た新作の中で
GGLAM、Beautifulの次に楽しみにしていたのがコレでした。
というのも、Kelliたんが好きでして。

ですが、音楽が良かった、ということ以外は、
あまり印象に残りませんでした。

音楽はとてもキレイ。
特にオーケストレーション。
弦楽器が4人ぐらいいたのかな。
私自身が弦楽器をやっていたこともあり、
オケの中でもとりわけ弦楽器をメインで聞くことが多いのですが、
1回目の観劇からここまでオケに気を取られたのは初めてです。
なのですが、そのキレイさに気を取られて、
舞台より音楽の方に関心が行ってしまったのが、
舞台に集中できなかった理由かな、と思います。

Kelliたんもオペラ風に歌っていて、
それだけ単体で取りだしてみれば素敵なんだけど、
所詮、という言い方はあれだけど、
田舎に住む女性と、たまたま通りかかったカメラマンの不倫なのに、
その内容の平凡さと音楽の豪華さのギャップに違和感がありました。

あと、舞台的には官能なラブシーンが延々と続くのもね…。
テレビや映画見たいにある程度編集が入ったものならいいけど、
中年夫婦(実際に演じていた二人はもっと若いけど)の
ラブシーンを舞台で見せられても、とちょっと引いてしまいました。
(いや、Steven Pasqualeはカッコ良かったけどさ)

音楽と内容のギャップと、Act1はあまりストーリーが動かなくて、
正直退屈だったけど、Act2は音楽の展開方法に慣れ、
ストーリーも動くので後半はきちんと集中できたかな。

映画と比べると、お父さんや子どもたちが出てくるシーンが増えて、
映画よりはだいぶ動きがあったけど、
でももうちょっと脇役に色をつけて、
メリハリがあっても良かったかな、とも思います。
例えば近所のおばさんをもっともっと噂好きで、
コメディー色を強めた動きをするとかね。

あ、でも、OBCは買いました。
まだ届いてないけど、これは曲だけじっくりリピートしたいです。


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