NY旅行14年3月-21 8本目 Les Miserables

3月21日(土) マチネ


Les Miserables
Imperial Theatre

ここは良くWillさんを見ていた劇場なので、
最前列か2列目に座ることが多く、
初めてメザニン席(メザニンフロアにトイレはある)に行ったのですが、
席にあがるまでも遠いし、舞台までも遠いですね(苦笑)

この劇場、トイレがメザニンフロアのみで
インターミッション中は混むので
いつもダッシュでトイレに向かうのですが、
今回の席は出づらくて出遅れたら、
なんとBox Officeの前まで列ができてしまい、
わざわざ階段を下りて入口の扉を出て、
チケットが売ってる前まで行って並ぶ羽目になりました。
ほんとここリノベして。

レミゼは06年のリバイバル版と
ロンドンで2012年に一度見ただけで、
新演出がどうのこうの、みたいなマニアな見方はできませんが、
思ったことをつらつらと。

Valjean
Raminだからうまいのは当然。
でも去年青山でやったコンサートのときの
オペラ座の怪人がすごすぎて、それと比べるとそうでもなかった。
特にプロローグの間は今日ってU/Sなのか??と思ったぐらい
声が良く聞こえなくてねぇ。体調イマイチだったのかしら。
あの怪人並みの迫力とか、引き込まれる感じが
もう一度見られるのかと思ってたからちょっと残念。
でも、Bring Him Homeは良かった。

Javert
Will Sだから大丈夫かと思ってたけど、
(ほらだって、音程合ってるのか、歌ってるのかよくわからんじゃん)
思ったより大分良かった。
そしてあの警官の格好が似合う。

Fantine
メインキャストの中で一番良かったと思う。
舞台だと病気で死にそうな感じは出しにくいけど、
必死で働いている、必死で生きている感じがすごく出てた。
そして最後Valjeanを迎えに来るところは、
救われた人の美しさがあった。

Eponine
イヤ、上手だけどさー。
Mariusと年齢合ってないよね。

Marius&Enjolras
どっちも歌えないから論外。
Enjolrasが音痴だし盛り上げてくれないから、
バリケードの中で首吊って死にたいと思った。

Th?nardier夫妻
見せ場はちゃんと見せてた。

Cosette
この役、上手い人で見たことない。

その他
・あの回転床じゃないのね
・床が回転してた頃に比べるとだいぶセットが豪華。
・でもバリケードのところはガブローシュの最期も含めて前の方が好き。
(ちなみにロンドンは06年版と同じ?)
・At The End of The Dayでアンサンブルの厚みがあって、
おー、これはアンサンブルすごいぞ!!と思ったけど、ここだけだった。
・One Day Moreが盛り上がらんのよね。
・メザニンだからか、途中でトイレに立つ人が多くて
そのたびに扉が開いて光が入ってくるから集中力途切れる。

レミゼ好きな人はごめんなさい。
もともとレミゼファンじゃない、ということを差し引いても、
私的には特に印象に残らない観劇でした。
というか、25周年コンサートが豪華すぎて、
あれと比較すると普通の舞台じゃダメなのはわかってるけど、
できればもうちょっと若い子たちは歌える人をお願いします。
RaminやWill Sで盛り上がっても、
若い音痴たちのせいで後半はだいぶ気持ちが萎えましたから。
尻つぼみだから、余計印象悪いよね…。

個人的にはメザニン席の価格で精一杯でした。


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2 thoughts on “NY旅行14年3月-21 8本目 Les Miserables

  1. 感想ありがとうございますー!
    ラミンさん、あの青山での怪人は本当にヨカッタと未だ思います(笑)
    歌がイマイチな子がレミゼに出てるって、なんとも残念な(´Д`)

  2. >tomoさん
    青山のラミンは最強でしたね。
    あのオペラ座はぞくぞくっとしました。
    そうなんですよー、へたっぴが出てるのでちょいとつらいです。
    アンジョルラスが歌えん、とか、あれじゃ戦意喪失です。

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