NY旅行14年3月-16 7本目 Rocky

3月20日(木) evening


Rocky
Winter Garden Theatre

これもARでゲットしたチケットで、C4だったかな。
真ん中らへんの席がゲットできて良かったです。

レビューはさっぱりでしたが、意外と楽しめました。
まさに映画の焼き直し!!
ミュージカル化するにあたって何かストーリーに工夫があった感じが
全くしなかったし(笑)、セットはムダにでかいし、曲もあまり面白くないけど、
でもいい意味で映画そのままが再現されていて、
こんな手ってありなんだろうか、と最初は思ったけど、
最後まで飽きずに見られたので、
自分でも、あ、意外と入り込んじゃった、とびっくりしました。

この劇場、初NYだった1999年にCatsを見に一度入ったっきり、
Mamma Mia!には興味がなかったので15年間足を入れておらず、
ここまで舞台が大きいとは覚えていなかったのですが、
結構大きいんですね。

ここの舞台の高さを生かしたセットがどんどん出てきます。
これ動かすのにお金かかるんだろうなぁ、とか、
そんなことばっかり気になるぐらいのセット。
豪華でも派手でもなく地味なくせに大がかり。
(あ、でもApolloのオフィスだけはギラギラしてたわ)
そして最後はセンターブロックの前の数列のお客は、
全員舞台上に設置された観客席に移されて、
その空いたスペースにリングが設置され、
四方を観客が囲むようにしてRocky対Apollo戦を見ることになるのですが、
これがね、いい塩梅で盛り上がるので、イイ気分で劇場を出られます。
私はたまたまそのリングの真横の席にいて、
キャストに立って観戦しろ!!と促されたので、
立ちながら見ていたのですが(多分座ってたら、リングが高すぎて見えない)
汗とか血のりとか飛んできて
(私の隣にいたおじちゃんのチンパンに血のりが付いちゃってた!!)
それなりに迫力がありました。

あと、あのテーマ曲が流れるとめっちゃ客席が盛り上がるし、
トレーニング前に生卵をそのまま飲み干すところも大歓声だし、
フィラデルフィア美術館の前のところの階段が再現されて
そこを昇るシーンもやんややんやと盛り上がりました。
なのでこの作品を見る人は是非映画を見て、
映画を思い出しながら見て欲しい。
ほんと、これ、映画のあのシーンね!!って思って見るところ以外、
特に見どころないから(笑)

あとはキャストでいうと、Andy Karlが映画のように
全く不器用感が出てませんでしたが、
(女の子を誘い出す様子とか、慣れたもんだし!!)
それはそれでアリかな、と思わせるRockyでした。
そしていいカラダ(笑)
普段、どちらかというと、Andy Karlは
「キモイ」担当なのですが←ごめん。
なんなら今まで見た中で一番良かったかもしれません。

あと個人的にはAdrian役のMargo Seibertが好きでした。
この作品でBwayデビューの女優さんなのですが、
もともと声がそこまで高くないのかな?
彼女が歌う曲も、メゾぐらいの音で構成されていましたが、
歌声がとても耳ざわりが良かったし、
美人な顔だったので私の好みでした。

曲はMy Nose Isn’t Brokenって歌詞に思わず吹き出したのと、
If/Thenよりかは印象に残ったので、
機会があればアルバム聞いてみたいです。
振付は、ボクサータイプの体をしたでっかい男性アンサンブルが
トレーニングシーンで走り回ったり、
シャドーボクシングやってばっかりで、
誰でも考えつきそうな内容だったけど、
なんかもう全部あり!!みたいな勢いでした。

これ褒めてるのかな、けなしてるのかな。

いや、ま、でも、私はそこまで嫌いじゃなかったよ。
2回目はないと思うけど。


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