NY旅行14年3月-10 5本目 Bullets Over Broadway

3/17(月)


Bullets Over Broadway
St. James Theatre

11日に始まったばかりだったBOB。
プレビュー中の公演を見てきました。
チケットは先述の通り、Rushで買った$35ぐらいのチケット。
最前列でしたが、相当舞台が高かったです。
なので結構足元は見切れました。

ちなみに劇場に入るのに並んでいたら、
モルモンの1st tourのマッキンリーのGreyを目撃しました。
あとでわかったことですが、ラミンや1stのMarkも見に来ていたそうで。
月曜日だもんね。

で、この作品ですが。
めっちゃ盛り上がってました。1曲終わるごとに大盛り上がり。
久しぶりに劇場の熱気みたいなものを感じました。

ですが、個人的にはどれも派手で、とにかく見てて疲れました。
常にフルコースのメイン料理が出てきている感じで、Act1だけでぐったり。
Act1の最後のグラセンからみんなでトライアウトに向かうところなんて、
それまでに似たようなシーンばっかり続いて食傷気味だったから、
一番盛り上がらないといけないところで、もうやめてくれ、と思ったぐらい。

多分、ストローマンの振付が、古き良きBroadwayというより、
古かったからだと思います。
いや、それがところどころ入ればいいんですけどね。
金髪の白人のかわいい女の子たちが
いっぱい足あげて踊るんだけど、
見たことあるなーというか、代わり映えしないなーという印象。
The Producersの焼き直しを見ている感じでした。
そんな振付をほとんどの曲で大勢のアンサンブル付きで
見せられちゃうと、ほんと吐きそうになりますから。

もともとの映画が面白いから台詞で笑うところは多いし、
一人振り回されるZackの不幸具合がたまらないし、
(ちなみに、最前列座ってると、彼が演技上吹き出すお酒をもろかぶりします…)
ベテラン勢(Brooks Ashmanskas、Marin Mazzie、Karen Ziemba)は
やっぱり上手だし
↑特にKaren Ziembaはそこまで台詞等は多くないけど一番惹かれた
Cheech役はそこまで上手じゃないけどいい味出してるし
Betsyはムダ遣い感あるけど、彼女も上手だし、
曲は既存曲が多く、ま、曲としては完成しているものが多いので、
要素としていいところは多いんですけどねぇ。
あ、曲はもうちょっとインパクトを残して欲しいな、というものはあったかな。
無駄なrepriseはいらないから、特にWarnerとOliveが歌う曲とか
そこもうワンフレーズ入れるでしょ、みたいな尻切れトンボ感があったから、
もう少し曲の構成に凝って欲しかった感じはします。
でもその前に、全体構成ですよね…。
ストーリー同様、それぞれの俳優たちに見せ場作ろうとしたのかな、と感じたり、
強弱って必要だな、と強く思った作品でした。
ま、でも見たのがプレビュー中だったので、多少は変わってるかもしれません。
(批評は割れてたけど)

そうだ、アンサンブルにNice Workで一番かわいかった
女性アンサンブル(Kim Faur?)と、
シンデレラでNickと共にプリンスU/SやってたAndy Jonesがいて、
彼らが出てきたときはそこばっかり見てました。
プリンスU/SだったはZackのU/Sでもあるんですね。
確かもう登板してたはず。
Zackもいいけど、彼でちょっと見てみたい気も…、
いや、もうこの作品は1回でいいや。ごちそうさまでした。ゲホゲホっ。


Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *