NY旅行14年3月-5 3本目 Beautiful : The Carole King Musical part1

3/16(日)マチネ
Beautiful : The Carole King Musical
Stephen Sondheim Theatre

じゃじゃーん。

まさか、まさかのKevin as Barry Mannです。
2週間前にJarrodのボーカルレストのため、
3回もBarryをやったばかりなので、
まさかこんなにすぐBarry登板があるとは思っていませんでした。
Jarrodが休むのは前日のツイートでわかっていたけど、
もう一人BarryのU/Sがいるので(と思ったら、Swingが増えて3人になってた)
Kevinじゃなかったらどうしようと劇場に入るまではドキドキだったのですが、
無事KevinでBarryが見られました。

しかも前日にチケットを買ったからでしょうか。
通常はプレミアムシートの席(F列の真ん中)が
1枚だけ残ったからか通常の定価で放出されていたので、
それをゲットできました。
めっちゃ見やすい位置だった。あぁ、もう神様ありがとう。

ではモルモン並に最初っからイチイチ(笑)振り返ります。

■Overture
KevinがSF公演のときに言っていたけど、
この作品はオケの人数が多いので聞き応えたっぷり。
そしてSFのときは出だしはIt’s too Lateだったのかな、が、
I Feel the Earth Moveの出だしに変わった。

■カーネギーホール
ブルックリン育ち、っていう台詞が
当たり前だけどSFより盛り上がった。

■Caroleの家
So Far Awayで熟成した女性を演じたあとに、
大学生(16歳)の少女に戻ることになるけど、
歌い方を大分変えて、まだ少女っぽい。
そしてここはお母さんがやっぱりいい味。
離婚したお父さんがdead to meだったり、
いい人はliving in hellだったり。
そしてNeil Sedakaが出てくるシーンは
友達の台詞がばっさりとカットされたおかげで、
間奏部分がなくなってた。
この日Kevinの代わりにNeil Sedaka役で出ていた人は
少し声がKevinに似てた。

■1650 Broadway Medley
ここはKevinが出ないからじっくり全体を見ようと
一人ずつ見て行ったら、Kevinがいた!!
客席から見て左上にBarryいたのね!!
SFで見たときは1回目に一列目で見たときは目の前にKevinがいたので、
2回目も8列目ぐらいで見たんだけど、
Kevinばっかり見ていたので、
ここにBarryも出ているのはこの日まで知りませんでした。

■Donとの出会い
Caroleがこの部屋にこんなに人がいるとは!!
っていうシーンのところ、残りの3人のリアクションが大きくなってた。
秘書役のCaryのわざと後ろを振り返って
誰かいたっけ、って表情を作るのがいい。

■大学
Caroleのカラダの量は問題ないけど、
編成に問題がある、だっていう台詞好きです。
これ今度使ってみようと思います(笑)
友達がGerryを呼びとめるシーンは、
前はこのノートに見覚えない??だったけど、
新しいのは声をかけて、あ、用事があるんだった、バイバーイに代わった。
ノート持ってるんだったら、早く返してあげなよ、
って思ってたからこっちの方がいい。

■Donのオフィス
妊娠が発覚するところ。
Some Kind of WonderfulはSFで聞いた後
かなり気に行って曲DLして聞いたほどです。
CaroleとGerryがキスをするところで、
DonがThat’s the song!!って言うの、いつもクスっと笑っちゃう。
そしてドリフターズ版でこの曲をリードで歌う人うまいよね。

■Caroleのオフィス
Cynthia登場。この登場してすぐ歌う曲、個人的にすごく好き。
そしてGerryのTake Care of My Babyの曲の途中で
やっとやっとKevin as Barry登場!!
扉に寄りかかって、HeyとCynthiaに挨拶します。
Cynthiaは、Gerryが来る前はCaroleと一緒に曲を作ったらどうかと
Donに勧められるけど、Gerryが来ちゃったので、
今度はBarryと曲を作ればどうかと勧められるのですが、
Jarrodと違ってKevinはDonと同じぐらい背が高いのと、
JarrodよりKevinの方が年上なので、
この二人の2ショット、ちょっと違和感です(笑)
Jarrodだと、背が小さいこともあって、Donと並ぶとが子どもみたいに見えて、
こら、このコとやってみなよ、って軽く提案してるように見えるんだけど、
Kevinとだとなんか大分年上の人とお見合いさせてるみたいな、
ちょっとした緊張感があるような印象でした(笑)
それにしてもこっちの人たちって色んな病名知ってるよね…。
hypochondriacだなんて、日本語でも知らんかったわ。

■Barryのオフィス
じゃ、どんな曲を作っているのかオフィスで聴かせてあげるよ、と
連れて行く先で歌うのが”Who Put The Bomp”。
ここのピアノを弾く様子がなんだかかわいらしかったので、
ま、Kevin、楽器できないから仕方ないよなぁ、って思ってたんだけど、
レジュメを見ると
Instruments : familiar with クラリネット、ベースクラリネット、
ピアノ、サックスフォン、someパーカッション
って書いてあったのですよね。
マジでww その程度でファミリアとか書いちゃっていいんですねww
そしてKevinの声はJarrodみたいに特徴のある歌声ではないけど、
歌うと若々しいというか、ジュブナイルな感じなので、
思ったより年齢的な違和感はありませんでした。

そして二人で曲を書くことになって医者のアポをキャンセルするために
電話をかけるシーン。
Kevinがどうここを演じるかめっちゃ気になっていたのですが、
Jarrodみたいな粘着性はなくて、
ちょっと声色を変えるぐらいでした。
ここはもうちょっとイヤらしい、口説く感じの声を出して欲しかったなぁ。
一人目に電話をかけるところの相槌のYeah…は良かったけど、
2人目、3人目はちょっと惜しかった。
あ、でもHe is so mean to meって言い方は
なんか妙に感情こもってたよ(笑)

それにしてもこのシーン、Kevinが緊張している様子が
手に取るようにわかりまして。
電話の受話器が手に付かなくて、
2人目に電話をかけるところで黒電話のダイヤルを回しながら、
受話器をあわや一度落としそうになりました。
Kevinがんばってー!!

曲ができあがって、祝杯をあげようっていう話になるけど、
もう朝だからどこも開いてないね→じゃ、ここで飲もうかの下りは、
ソファーになだれ込むシーンで笑ってごめんなさい。
I’m not confusedって言ってるKevin、緊張して見えたんだもん。

■翌朝のDonのオフィス
そして朝にDonに聞かせにいくところは、
CaroleとGerryの曲が良くて、
BarryとCynthiaのWhat do you think? I hate it. Me too.
Why do you? Because it’s good. Me too.
の掛け合いが良かったです。

そしてCaroleたちが書いた曲が良くて、
1位以下が見えないって言われた後
Barryが慌てて聞いてよ!!っていうときの慌てた感じが○でした。
そしてCynthiaと歌うHe’s Sure The Boy I Loveは
Kevinのシャララとかハモリが良く響いてねぇ。
意外とCynthiaと声が合うかも。
そしてピアノを一生懸命弾いている様子が
僕らの曲いいでしょ、って真剣に訴えてる感じがあって、
このアプローチもいいなーって思いました。
でもこの曲の途中、Cynthiaが黄色のノートパッドを
Kevinに投げるのですが、それもなんか焦ってたのか
夢中でキャッチしてて、ここも笑っちゃってすみません。

曲としてはBarry達の方がいいけど、
The Shirellesに合うのはCaroleたち、と言われて、
Will You Still Love Me Tomorrowが採用されますが、
The Shirelles本人たちはこの曲は私たち向きじゃない、と訴えます。
そこで4 string sectionを入れるから→図書館に本借りに行かなくちゃは
好きな流れなので当然だけど残ってて良かったです。

■The ShirellesのWill You Love Me Tomorrow
Carlyがリードボーカルなので好きなシーンです。
そしてこれ劇場で聴くと、パーカッションの音が大きくて
弦楽器がイマイチ良く聴こえないんだけど、
OBCで聴いたら、ここの弦楽器の旋律がキレイでした。
これ劇場でもこの音のバランスで聴けたらいいのに。
だって台詞にも関わってくるんだかさー。

む。長くなりすぎた。
まだAct1終わってないけど、ここでPart1は一旦終了です。


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