NY旅行14年3月-2 1本目 Aladdin

3/15(土)マチネ
Aladdin
New Amsterdam Theatre

トロント公演の評判があまりよろしくなかったのと、
12月末まで大量にディスカウント出していたのに、
公演直前になったらなぜかチケットが売れていて
ディスカウントが一切出てこなかったので、
リアメザニンの安い席で見てきました。

ま、でも、その程度のチケット代で済ませておいて良かったです。

アブーの代わりにアラジンに3人の仲間がいたり
(このキャラクター設定が、リーダータイプ、オトメン、食いしん坊と
とってもわかりやすいというか単純というかww)
オウムのイアーゴの代わりに、ジャファーに部下ができていたり、
「人」では演じづらいところはうまく置き替わっていたし、
ジーニーの登場シーンもまぁ悪くはなかったけど。

Little Mermaid同様、ディズニーランドでショーを見ている感たっぷりでした。
1曲目の”Alabian Night”からジーニーがメインとなって、
全キャスト総出演で派手に始まるんだけど、
他の曲でも一度踊り始めると、アンサンブル総出演で、
同じような振付が続き、衣装もずっと派手なので即飽きてしまいました。

ジーニーの歌う”Friend Like Me”は美女と野獣の
“Be Our Guest”並に曲の時間が長く
踊って歌ってなので盛り上がるんだけど、
これはJames Monroe Iglehartさんが見た目は大きいけど、
機敏に動くから、それでだいぶトクしてる感じがしました。
これマゴッツさんがやっても同様に盛り上がるんだろうか。

で、致命的だったのが2点。
ジャスミンが歌えない。
“A Whole New World”が一番退屈。
アラジン役のAdam Jacobsはダンス演技歌どれもうまくこなしていて、
特に母を思って歌う”Proud of Your Boy”は
派手で似たようなシーンが続く中、心情を表現する曲だったので
印象に残ったし、とても好感が持てる俳優さんだったんだけど、
相手が下手すぎてA Whole…は途中で勘弁して、と思ったし、
空飛ぶ絨毯が、人が乗るから仕方ないんだけど、
フリンジで色々隠してる分異様に分厚い絨毯になってしまっていて、
むしろ空飛ぶベッドマットレスじゃないかと思ってしまいました。
そしてここの照明というか電飾がヒドくてねぇ。もうちょっと工夫してよ。

あとアニメだと相当インパクトのあるジャファーが
このミュージカルだとさっぱりでした。

ディズニーだし、アニメの人気があるから
あっという間にクローズということはないと思いますが、
もともとあまり期待はしていなかったけど、
私はディズニーなら美女と野獣とメリーポピンズの方が断然好きです。
だからリピートはしないけど、マゴッツさんがジーニーで出るなら、
マゴッツさん目当てで見るかもしれません。
それでもRush価格じゃないと見ないかもなー。


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *