US3都市周遊の旅18-Little Miss Sunshine

Little Miss Sunshine
2nd stage theatre
B106 $71

PlaybillにもBroadwayBoxにもディスカウントが
出てこなかったのですが、あるところでディスカウントを発見し、
しかもいい席が出てきたのでチケットを押さえたのですが、
そのあとに例の35ドルだかなんかの
投げ売りチケット(正しくは35周年記念チケット)が出てきたのですよね。
ま、電話がつながりにくかったそうなので、
価格は倍だけど、いい席のチケットが買えて良かった、
ということにしておきます。

ファーストプレビューがこの3日前の10/15でした。
今は既に…クローズしてますね(苦笑)
もっと前に書く予定でしたが…。
なので感想もさっくりと。

批評はネガティブのオンパレード、
1週間だけ延長したものの、最後はディスカウント大放出だったようですが、
個人的にはまぁ楽しめたと思います。
100分の一幕ものなので、見終わった後にゆっくりできるのも○(笑)
ただ100分もやられると途中でトイレに行きたくならないか心配だし、
ここの椅子は座り心地が悪いので、お尻が疲れました。

この作品で一番面白かったのは黄色いバン。

ラ・ホヤ版のバンは↓こんな感じだったのですが、

2nd stage版は自宅のダイニングテーブルで使っていた椅子(キャスター付き)が
そのままバンの座席になりました。

キャストが座りながら椅子を動かしたり、椅子の背を押したり、
キャスターで滑らせたりして椅子の向きや配置を変えていくのですが、
ダンスがない分、この動きが見た目のアクセントになっていたと思います。

そして二つ目に良かったのがOlive役の子。
ぜーんぜん嫌味がないのね。
Pagentに出てくる女の子たちが、きっとこの子たち
将来性格悪く育つんだろうなぁと思わせる演技をしていた分、
この子がほんとにかわいらしかったです。

あとはRory。
この作品の主役はローリーでしたっけ??というぐらい
印象に残るのは全てローリー絡みでした。
Willさん(Chaseの方)が出ると決まっていたところに追加で
ローリーの出演が決まって、これは喰われるなと予感したけど、
Will(Swensonの方)にかわっても、その通りでしたね(笑)

二度目に見に行ったときは既にカットされてなくなってたけど、
最後みんなでお家に帰ろうか、となったところで、
ちょっとダダをこねるFrankに、
ママがOliveがLittle Miss Sunshineコンテストで使ったベールをかぶせたり、
(ここは残ってたけど)わざとらしいPagentの子どもたちにうんざり&
Oliveが負けるのが目に見えているから、
パパやお兄ちゃんがこんなの見たくない、というところで、
ボクはなんかわくわくする!!って一人ちょっとずれたことを言ったり、
文字で書くと何ともないんだけど、
ローリーが動いたり台詞を発したりすると、
なぜかその場を全て持って行くのですよね。
なんですか、あの存在感と、視線を全て奪う感じは…。

上記以外で印象的だったのは
息子の腹筋が素敵だったのと、
おじいちゃんの死体を運び出した後、
手ぴかジェルを使ってたのに大爆笑したのと、
「オバマケア」がタイムリーで印象的だったことぐらいですかね。

ただ全体的にはそれぞれ問題を抱えて切羽詰まった個人が、
それぞれ何か救いが欲しくてOliveのリトルミスサンシャインに固執している感じや
でもそんな個人が集まっていても、やっぱり最後は家族っていいよね、と
ほっこりする感じがあまりなくて、ちょっと残念でした。
あと歌が印象的ではなかったのですよねぇ。覚えてるのって2曲ぐらい。
ソロで残念だったのはバーガー…。
お父さんへのラメントはあれ絶対ぐっと来るはずなのになぁ。
この曲だけはWillさんで聞きたかったなと思いました。

ちなみにプレビューの最初の週は
2nd stageが35周年記念でカップケーキを配っていたのですが、
この日は見つけられず食べそびれました。
そのことにブーブー文句を言っていたことは秘密です(笑)


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