US3都市周遊の旅15-Peter and the Starcatcher2回目

2度目のツアーキャッチャー。
この日はF列の真ん中の席でした。
メザニンはどのぐらい埋まっていたかよく見えなかったけど、
オーケストラは85%ぐらい埋まっていたように思います。
ドレスアップして来ている人が多ったな。
ジーパンで見に来るような人はだいぶ少なかった(笑)

この日最も印象的だったのは、
黒ひげがパワーアップしていたこと。
前日もかなり面白くて笑ったけど、
この日はより大げさに表情を作ったり動いたりしていて、
彼が何か言うたびに大爆笑の連続でした。
特に最後は百面相か!!というぐらい、
前日の5倍ぐらいのパターンでOMGを連発していて、
笑って笑って涙が出たし、黒ひげがはけても拍手大喝采でした。

終演後の話に飛ぶけど、前日に比べてSDも大盛況でねぇ。
30人以上いたんだけど、高校生ぐらいの男の子たちが、
OMGを真似しては笑ってて、黒ひげの影響力は偉大でした(笑)

Benについては、前日同様一つ一つのセリフに表情を作っていて、
それでもってこの日もかわいさとタフさを両立していました。
特に逞しい部分が前日と比べると、
この日の方があったように感じたので、
その女性らしさと男性らしさの違いをどう表現してるのかな、
とじっくり見てみたところ、、
立ち振る舞いを良く研究してるんだなーと思いました。
手の動きは比較的簡単に区別ができそうだけど、
立ち方ひとつ、そして歩き方ひとつ、
男女間で細かく変えてるようでした。

Benのその他の見どころとしては、
カモメの人形を動かしながら出てきて、
舞台の真ん中でわざと観客を見ながら鳴き声を出すところ。
してやったり顔が、ちょっと憎たらしいんだけど(笑)Benだから許す。
あとはTeacher。
年齢が若いからか、年を重ねた重みみたいなのはなかったけど、
口を挟まれると「I’m not finished」と、
ぴしゃっという感じが先生っぽかった。

それとFighting Prawnに気づいたMrs. Bumbrakeが
Prawnie is that you?とPrawnと話すところは
途中で黒ひげのOMGは入るからちょっと印象薄くなるけど、
BettyがMollyに対してもAlfに対してもそうだけど、
相手が誰だから、と言って態度や物言いが変わることなく、
常に1対1で、それ以上でもなくそれ以下でもなく
対峙してるのが、あの12人の中でこのナニーが
アクセントになる理由なんだろうなぁと思います。
男たちが状況に振り回されている中、
このナニーは起こったものをただ対処していくだけ、
その時に適した行動をしていくだけです、
という行動とか気持ちの持ち方が、
実は12人の中で一番オトコマエだったかもしれません。
なのでBenのMrs. Bumbrake像はとても面白かったです。

そうだ、あと、Benについて記しておくことは、
最後のカーテンコールで、
女性らしくエプロンの裾を持って挨拶するのがかわいかったこと!!
(いうまでもなくマーメイドのところもね!!)

Ben以外でいうと、この日はFighting Prawnが
結構印象に残りました。
仕切ってるんだけど、威圧感がなく、
ちょっと抜けているようで、でも信念があった。
話がかわってしまうから、
Peterたちを解放してくれないと困るんだけど、
でもこのFighting Prawnはいいやつだから、
彼の味方になって見てしまう感じがありました。

逆に2日間見て、イマイチだったのは
お父さん(Astor)ぐらいだけど、
多分この役そのものがイマイチよく映らない役なんでしょうね。
Starcatcherのくせに役立たずだし(笑)

それにしても本当にこのカンパニーは見ごたえがありました。
普段のツイッター等の様子から察するに、
別にツアーで回ってるからって四六時中一緒にいて
仲良しカンパニーです!!って感じはないのに、
舞台での息の合い方と、まとまりはハンパじゃないです。
誰かひとりが目立ってすごい、ということもなく、
それぞれが見せ場のところは、
各人にスポットライトが当たっているようで、
すごくバランスがいいと感じました。

なので前にも書いたけど、
これがもう一度見たくて本当に仕方ありません。
しかもBenが黒ひげのリハしてるみたいだし、
どうにか航空券を安くゲットできないかいろいろシミュレーション中です。

で。最後のSDですが、
この日は前日の10倍はいて、しかもどの俳優も
楽しそうにサインや写真に応じていて、いい雰囲気でした。
Benは2, 3人に、モルモンに出てましたよね⁇って言われてた(笑)
私は他の人のSDが終わるのを待ってBenに話しかけました。
この日の感想とか、ヒューストンのあとはどこか行くの?
NYにこのあと行くよー、みたいな話をしていたら、
急に改まってBenが社交辞令だとは思いますが、
わざわざヒューストンまで見に来てくれてありがとう、
it meant a lot to meと言ってくれました。
そしてgive me a hugって言われて、
なんか3, 4回ハグしちゃってねぇ。
しかもお互い日本語で「ありがとう」「ありがとう」って
言い合っちゃったり(笑)

これまでBenとSDで話すと、
ちょっとかっこつけた感じというか、
クールな感じを装って話していたのですが、
この日はかわいいサイドが全面的に出ていて、
ああゆう雰囲気や声の出し方はSDでは初めて見ました。

あ、そうだ。
そして最後にまた見に来てね、って言われたんだよね。
そういうセールストークずるいから!!
ほんとに行きたくなっちゃうじゃん!!(行きたいんだけどw)


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