Chi&NY旅行31 12本目 Kinky Boots

Kinky Boots

Al Hirschfeld Theatre
Box Right 11 $37

Aさんが内側に座らせてくださったので、
Boxの一番後ろだったのをいいことに身を乗り出して見てました。
Boxの後方は見切れるよ、と聞いていたけど、
内側だと想像していたより見切れなかった
(いや、見切れることは見切れますが)という印象でしたが、
右側はでんぐり返しが見切れたので、それは先に記しておきます。

あとこれも書かなくちゃ。
入口を入ってすぐのところにあるグッズ売り場の
兄ちゃんがなかなかイケメンでした。

子ども時代のチャーリーとローラ、
そしてそれぞれのお父さんとのシーンから始まるKB。
(Price & Son Theme / The Most Beautiful Thing)
聞いてはいたけど、ローラの子ども時代をやってる子は、
イマドキの子役とは思えない音痴っぷり。誰のコネですか(笑)

皆が靴工場で働くシーンで子どもチャーリーと
大人チャーリーが入れ替わって出てきます。
まぁ上から見てると出てくる様子がわかりやすい(笑)

この作品は舞台が田舎町だけど、
工場で働いている人たちの「田舎っぷり」が徹底してますよね。
特におばちゃんたちが小太りで、都会らしさゼロ。
Bwayって役がどんなにダサくても、
そのダサさを俳優さんが完全に演じきるのがすごいといつも思います。
日本だと結局見た目重視で、役になりきれなくて
ダサさとかかっこ悪さが足りないなーと思うことが多々あるからさ。

ロンドンに婚約者と移り住もうとするものの、
お父さんの訃報が届き、工場に戻る羽目になるチャーリー。
そこに返品された靴が大量に戻ってくるけど、
返品ってだいたいこんなもんだから、って言われて、
受け取りのサインしてたけど、
それでいいの⁇ってめっちゃ気になりました。
普通の会社員なら原因解明しないと上司にめっちゃ怒られますから。
あ、でも社長だからいいのか。

次のバーのシーン。
Harry役のAndy Kelsoが歌うTake What You Gotは、
この作品で一番聞きごたえあったかも…??
なかなかいい声でしたよね。
彼、チャーリーのU/Sらしいですけど、
スタークみたいな「情けない雰囲気」なくて、
むしろ営業力発揮して、
そのまま工場再生しちゃいそうですけど、大丈夫ですか。

そしていよいよLola登場です。
客すごい盛り上がり。
KBを見たセレブリティーたちがこぞって
Lola最高!!と言っていたので、めっちゃ気になってました。
でも正直、ビリーさんより後ろのAngelsのほうが気になりますね。
だってなんなのあの美脚…。どうやったらあんなキレイな足になれますか。

このあとチャーリーが工場に戻って(だっけ?)歌う、
Charlie’s Soliloquyはメロディーが単純だけど、
こういうメロディー、嫌いじゃない(笑)
Lolaと出会うことで新たな市場を思いついた
チャーリーも張り切って靴を作り始めるStep Oneは、
ミュージカルじゃなくて、歌番組見てるのかな、
って一瞬思うぐらい、かるーい曲なので、
二つとも1回聞いただけじゃ印象に残らなくて、
Act1が終わった後スターク、ソロで歌ったっけ⁇
って思ったのは秘密です。

せっかく作ったブーツがダサくてLolaが
Sex in the heelだとダメだしを始めますが、
KBがシカゴランを始める前に、
デモとしてこの曲が公開されて聞いてみたときに、
その時に、あまりのポップス具合に、
うん⁇これはミュージカル曲か⁇と、やや不安になったんだけど、
多少書き直してるでしょうけど、
アレンジが入ってAngelsたちが出てきて華やかに踊ってくれると
結構イメージが変わりますね。

で、そのあとのThe history of wrong guyですよ。
アナリーが完全に客席の視線を釘づけにしますよね。
女性であんなに面白いことできて、
でもそれが痛々しくならないのってすごい。
そしてここ、BOMのTurn It Offで
ロリたんが完全に持って行ったのを思い出しました。
そうそう、ちょいちょいこの作品、
BOMを思い出させるシーンがありましてねぇ。なんでだろ。

工場でブーツのデザイナーとして働くことになったLolaが
「男らしい」恰好で出社してくるところ。
この衣装だと、ふつーのおっさんなのにね。
Lolaのときのあの存在感はなんなんでしょう。
で、ここだったっけ??トイレにこもるの。
あれはBEを思い出しますね(笑)

そしていよいよAct1の最後。
そもそもSay Yeahって、古くさっ、というか、
単純すぎてそんなぁ…って感じなのに、
それをスタークがSay Yeahっていうからおかしくて(笑)
いや、多分スタークがSDで話しているのを見なきゃ、
なんとも思わないのでしょうけど、
本人、不思議ちゃんだし、
絶対自分から周りを盛り上げそうな雰囲気ないから、
そのギャップがね。
そしてベルトコンベアの上で頑張って踊ってました。
見どころのでんぐり返しが立ち上がってもここだと見切れたので、
ソワレは絶対見ます。

Act2。
Act1の最後にみんなで盛り上がったかと思いきや、
DonがLolaにいちゃもんをつけ、
ボクシング対決をすることになりますが、
ここも、周りのAngelsたちが気になります。
ずーっと足をあげてリングを作ってるのすごい。

ボクシング対決でDonがLolaがわざと負けたことを知り、
これでやっとみんながミラノのショーに向けて動き始めるのかと思いきや、
(スタークのミラノ、の言い方変)
今度はチャーリーのあまりの張り切りっぷりに
周りがついていけなくなって、孤立してしまうチャーリー。
ここで歌うSoul of A ManがAct2の見せ場だと思っていいですか。多分この次のLolaがお父さんの前で歌う
Hold Me In Your Heartがハイライトなんでしょうけど、
ビリーさんがすごいのは当然だとして、
スタークが想像以上に声が出ていてびっくりしたので、
ここが私的ハイライト。
たまたま工場の息子だったから引き継ぐ羽目になり、
しかも皆をうまくまとめることに奔走していたチャーリーが
ここで初めて感情を爆発させると思うのですが、
そしてこの曲の最後はI Believe!!を思い出します。

そしてミラノのショーに自分で出ちゃって、
I Can Danceな盆踊り(Raise You Up)で終了。
なんかものすっごい最後盛り上がってましたネ。
そしてスタークは文字通り「頑張って」ますネ。

SDに行ってみましたが、TNNに出てたBebeちゃんが見に来てました。
柵の内側にたってすっかり女優さんオーラ出してました(笑)
スタークと写真を撮ったけど、
自分から頼んでおきながら仕方ない感満載でごめんなさい。


Related Posts

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *