1本目-Bare the Musical

この旅行最初の観劇はオフのBare。
PlayのGolden Boyと迷ったんだけど、着いてすぐだし、
音楽があった方が眠くならないかも、と思ってこれを選びました。

チケットはディスカウントが出ていなかったから、
tktsで買うか―と思っていたんだけど、
直前になってgoldstarからディスカウントが出たので、
それで買っていきました。

席はL1。
だったのですが、結構席が空いてたので、
係員にL列の人は前へどうぞ、と言われたので、
10列目あたりのレフトに座って見てました。
Ivy役がアンダーでSara Kapnerでした。

ストーリーそのものは比較的心を揺さぶられる内容＋
Spring Awakening経験者が多いので、
キャストたちの熱演に期待していたんですけどねぇ。
って、もうネガな書き出しになってますが…。

最後まで退屈だった理由は、まず歌。
曲はいいのに、とにかく皆、音程を外しまくりなのですよ。
特に主役のPeter。
普段ならこういうオトメンちゃんは好きだけど、
音程のあまりの外しっぷりに、まずげんなり。
次にIvyのアンダーの演技が某GleeのSAの子みたいに
「鼻につく女子」になってて、
私は一体誰を見てこの作品を乗り切ればいいんですか、状態に…。

照明や映像に凝り、セットのつくりも簡素ながら工夫があって、
振付もパワーがあふれているし、
全員で踊るあたりはマスゲームなのに
全体で作り出す「流れ」がキレイで、
全体的に前衛的というわけではないけど、
新しさを感じられる要素が十分にあるんだけど、
ストーリーの内容が今らしさとは相反するところにあるから、
舞台演出と内容との大きな隔たりに違和感がぬぐえず、
またまたこれが入り込めない要因に。
もちろん、内容はあらかじめ知っていたけど、
この隔たりをブリッジする演出か、
そんな隔たりなんか吹き飛ばしてくれる演技か歌の素晴らしさを
期待して見に行ったけど、ちょっとこれは空振りでした。

最後の方は劇場中からすすり泣く声が聞こえてきたし、
スタンディングオベーションだったけどネ。

あ、ちなみにココで3曲ほど聴けるそうですが。
私は今のいままで、フリー音楽が聞けるよって
もらったカードの存在を忘れてました(汗
そういやこの作品のコンセプトアルバムみたいなやつなかったっけ??
音楽はうまい人が歌えばいいはずなので、そっちが聞きたいです。

さ、気を取り直して、
次はいよいよ8月以来のモルモンです!!