NY旅行-12年08月 8.27(月) Bring It On

最初、この作品をLin-Manuel Mirandaが手がけている、
と知ったときは絶対に見なくては!!と強く思って、
(ITHは私の中で5本の指に入る好きな作品)
Bway公演が決まったときには、映画も見て予習していたのですが、
色んなテレビ番組に出てパフォーマンスをしているのを見てみると…
あれ??これイマイチかも…という印象に。

曲がITHに激似だし、キャストもあまり魅力的じゃないし。

なのでさっぱりと観劇リストから落としたのですが、
starcatcher事件のせいで、見るものがなくなってしまい、
見ないで文句を言うのはいけない、と、BIOを見ることにしました。

F列ぐらいでしたかねー。
ライトオーケストラのチケットをtktsで購入しました。
確かここらへんThe Producersで座ったな♪

客層ですが、なぜかこの日は子どもばっかり。
いや、いつも子どもばっかりなの??
小学生低学年ぐらいの小さい子が異様に多かったです。
ここはディズニー作品だったっけ??と思うぐらいです。
確かに健全な内容ですけど、ここまで児童向けでしたっけ??
夏休み最後だったから何かキャンペーンでもやってたのかな。

ストーリーは映画だと白人vs黒人みたいな対立になっているけど、これは主人公が転校する羽目になり、
新しい学校と前の学校という対立になってました。
役名もほとんど違ったんじゃないかな。

そして肝心の本体はというと…チアの部分は本当にすごかった!!!!
目の前で行われている分、映画よりもパフォーマンスは楽しめました。
アメリカの高校生や大学生のチアがどのぐらいのレベルかわからないんだけど、
テレビで見た日本の大学生の大会とは、レベルが全然違いましたね。
ポーズを決めるところで、全くミスがなかったんじゃないかな。
かなり高い位置まで飛んだりしていて、迫力はすごい!!
期待以上の迫力だったので、チアパフォーマンスはおススメ。

でもNewsiesみたいに、
飛んだ跳ねたり回ったりするたびに、
客席がワーワー盛り上がるのかと思ったら、
小さい子が多かったからですかね、客席の反応はいまいちで(笑)
もしや、あれがアメリカ的には普通レベルで、
あの程度じゃ誰も驚かないの??すごいって思ったの私だけ??

他は…「ツアーだね」でした。
まずセットが簡素過ぎて。
モニターを多用してたけど、映す出す映像が凝ってるわけじゃなくて、
まぁどんどん劇場を移動しなきゃいけないから、
大きなセットは組めないよね、みたいな視点で見てしまうよね…。
俳優はツアーよりさらに下の印象。
ただ転校先の学校にいるDanielle役の子は、
歌と演技は上手で、見た目もかわいいかったです。、
結局私はこの子ばっかり見てました。
いやー、このぐらいプリンシパルは歌ってくれないとね。

他のキャストはというと、
転校先側のメインの女の子3人のうち、
一人は男の子が演じていたんだけど、
めーーーーーっちゃおいしい役どころなのに、歌がヒドくて。
こういうポジションなら、もっとできる人いそうだけどー。
あと元いた学校の後輩Evaは、これはもう痛いレベル。
あの子の演技、誰か指導してあげて…。
主役も印象に残りません。
どんな子だっけ??と思い出そうとしても、
(大学のチアを演じた)LJのPattiしか出てこないもん(笑)

そして一番期待していた曲は…。
LinとTom Kittとなのに、こんなんなの…。
Act2の最初のIt’s All Happeningは、
テレビでのパフォーマンスで見ていた&ITHに似てるってことで、
印象に残ったけど、他の曲はまーーーったく思い出せません。
これは期待外れだよーーーーLin!!!
つまらないソロをそれなりの俳優が歌うだけっていう印象です。
せめてハモるとか、掛け合いとかがあれば、
面白かったかもしれないのにね。

あ、ちなみにLinは劇場の一番後ろの席に座って見てましたよ(笑)

まぁ全く見ずにスルーしてしまうことはできなかった作品だけど、
他に選択肢があるなら選ばなくていいよね、これ。
1月まで延長したけど、St.Jamesみたいなでかいところでやって、
ちゃんと人入るのかしらね…。

そして、この日の夜、ITHを劇場で見た夢を見たのは本当の話です。  


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