NY旅行-12年08月 8.24(金) ソワレNice Work If You Can Get It-3

さらに続きのNo.3。

この作品、Act1が80分はあるのですよね。
レビュー中に見たときは、長いなーと思ったけど、
どこかバッサリ切った、という印象はありませんでした。
Willさんだったから長さを感じずに関係なく見れたのかな。
それとも、各シーン少しずつ短縮していったのかな。
Act2はだいたい1時間です。

Act2は別荘の外でのアンサンブルのダンスからスタート。
男性アンサンブルに一人、おっさんいますよね。
一人だけ白髪があって、見た目は若々しさがないんだけど、
結構ハードな踊りを全くハーハー言わずに踊っててすごいw
あと、この曲の間、come on babyを連呼してる男性アンサンブルがいて、
もうちょっとあれは声を小さくしたほうがいいと思います。
後ろの席の人もCome on baby言いすぎじゃない??って言ってた(笑)

そしてBillieが出てきて”But Not For Me”を歌っていると、
舞台右手からJimmy登場。
こんなことになってしまって謝ろうとしますが、
またEilleenが出てきてジャマされてゆっくり話ができません。
Jimmy、確かプレイボーイのはずなんですけど、
こう決めるところで決めないあたりがじれったいです。

一方でランチョンの準備が進んでしまい、
Duchessが出てきて、クッキーにランチョン用の
お酒(ってお酒は使えないんだけど)と音楽の指示を出していきますが、
3/4の曲を使うべきだというDuchessと、
音楽は4/4に限るでしょ、というクッキー。
“By Strauss”と、最初の”Sweet and Lowdown”で対抗しますが、
この二人のやり取り、楽しすぎます。さすがはどちらもトニー賞。
(そして二人並ぶと、Judyさんの顔、めっちゃ迫力ありますね…w)

ランチョン準備中のBillie。
そこにJimmyがやってきて、
いかにキスが自分にとって素敵だったかを
Doo wap的な”Do, Do, Do”で歌うのすが、ここの見どころは、
歌いながらウクレレを弾くところ!!
マシューのときは間違わないかハラハラしたけど、
Willさんでもちょっとハラハラしちゃいました。
というのも、どのコードだったか、一瞬押さえるまでに間があって。
大丈夫か!!と一人心配してしまいました。
すみません、音大出身の人に。余計なお世話ですよね。

この曲は男性アンサンブルが3人が
ゴルフウエアみたいなのを着てでてきて、
Doo wapをサポートするのですが、
のんびりした雰囲気で一瞬拍子抜けするんだけど、
曲がのんびりしている分、Willさんが表情で楽しませてくれます。
もうね、あなた、視線の送り方がオトコマエですから。
そして時々、ねだるように上目遣いするのも反則です。
(やっぱり上目遣いできるようにならなきゃだめね。)
楽しそうに曲を歌いながら、そんな視線を送るなんて、
素敵すぎて悶え死にそうです。

曲が終わると、Billieが腹いせにグラスに入っていた水を
Jimmyにかけるのですが、
Willさん、タオルで顔を拭くのが結構丁寧でねぇ。
タオルを折って、その折り目の部分で
目の下を押さえるように何度も何度も拭いてました。
シーンが動いて、テーブルについたあとも拭いてて、
そんなに濡れてないでしょ、と思ったんだけど、
彫が深いとそこに水がたまるのですか??(違

なんとかランチョンを中止しようマラリアにかかったと
嘘をついてみるものの、
(bad case!!と自信たっぷりに言ったときの声が素敵だった)
そんな嘘はあっさり見破られてしまい、
ランチョンは進んでいきます。
ここの見どころはDuchessですよねww
この日も手叩いて笑ってしまいました。

Willさん、このシーンの間どんなリアクションするのかなぁと
ずっとWillさんの様子を見ていたのですが、
最後は少し困った顔してたけど、
全体的にここは休憩シーンなのか、特に目立つことはなく。

そしてここから話が長いw
二人がちょっと言い争いをして、Dukeが愛を表現して、
式の前にやっぱりお互い惹かれ合っていることが(見てる側は)わかるんだけど、
でもどうにもならない運命で、
だけどクッキーがなんとかしてやる、と言って、
式が始まって、ギャングの正体がばれて、ママが登場して、
JimmyとEileenが実は結婚しちゃいけない関係じゃないことが判明して、
やっとやっとJimmyがオフィシャルにBillieに愛の告白をして、
他もそれぞれ落ち着くとこに落ち着いて、
はい、全員ハッピーエンド。

どうにもならない運命だと言うシーンで、
二人が歌う”Do You Remember Me?”、
これまで明るい曲が多かったところに、
スローテンポで悲しい曲がくるのですが、
この曲ずっと聞いていたいぐらい、気持ちよかったです。
いかも衣装が結婚式用のモーニングでしょ。
もうたまらんす。

それにしても最後の最後まで、
Willさんはマシューみたいな抜けた雰囲気なかったね。
この子がそんな大役できないでしょ、とか、
あんたにビジネスを継がせるつもりなんかない、
とかママに言われても、うーん、できそうよね、って見えちゃう。
いや、この歌って踊ってハッピーな作品に
Willさんを出してくれたのは嬉しいのですが、
結局最後までなぜキャスィングされたかは不明でした(笑)
これでもファンですけどw
いや、でも、こういう楽しい作品で
Willさんが見れたのは、本当に嬉しいのです。
Kelli O’Haraさんとの共演ですしね。

そして最後のビッグフィナーレは、
Willさんがめっちゃ拍手もらってて良かったー。
舞台から手を振っていたんだけど、
娘ちゃんたちが見に来ていたのですね。

終演後はSDで3月以来のご対面。
なんかもう、最近は「来たんだねー」って驚かれなくなった気がしますw
とりあえず(私が見る)初日なので、
何日間いるの?次いつ見にくるの?他に何見るの?
というお話をして、じゃ、また明日ね、とバイバイしました。

結局この日は何時間起きてたんですかね。
着いてダブルヘッダーとか我ながら元気だな、と思いますが、
どちらも好きな作品、好きな俳優なので、あっという間でした。


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