NY旅行-12年08月 8.24(金) ソワレNice Work If You Can Get It-1

夜はいよいよNice Workです。
席はA114。センターオーケストラの端っこでした。
客席についてとりあえずDMさんに対抗しました(笑)

客席を見回してみると、まぁ結構空席が目立ちますね。
マシューがいないとこう減るのか、そもそも入っていないのか。
オーケストラの後ろのサイドはかなり空いてました。

ちなみにこの劇場、冷房がめっちゃ寒いと聞いていたので、
カーディガンを持ってきていたのですが、それを着ても寒かったです。
モルモン劇場はぜーんぜん寒くなかったのにこの違いは何??
そして周りでは、片方ではWill Chaseで見られるのは楽しみ、
という人もいれば、この代役誰?という人もあり。
どっかから、あーー、SMASHの人か、という声も聞こえてきました。
さすがはシアターゴーアー。あのドラマ見てたんですね(笑)

↓8公演限定のキャストボード



8時を過ぎて少し遅れてスタート。
幕が開いて最初の曲です。
Willさん、背中向けてますけど舞台にいます。
ここは私がマシューで見たときに、テーブルにつっぷしていたのですが、
Willさんは普通にコーラスガール達のショーを見ていました。

コーラスガールの一人Jeannieが今日はサッドオケージョンです、
我らのJimmyが明日3度目の結婚をします、
というと、「4th time!!」と言って客席側を向くWillさん。
客席から拍手が湧き上がりました。

Willさん、マシューより2周りぐらい細いんですかねー。
同じ衣装着てるはずなのに大分印象が違います。

最初の曲、sweet and lowdownはトニー賞でパフォーマンスした曲ですが、
音が低めなので、しょっぱなからWillさんの美声が堪能できる、
と思っていたのですが、Pipe Dreamが圧倒的に良かったので、
それと比べると、美声度合いはちょいと低めでした。
でもこれは最初っからダンスも楽しめる曲です。
どんだけ危なっかしい動きをするのかと思いきや、
スムーズに動いていて、ちょっと拍子抜け(失礼)。
いや、Bells Are Ringingを見ている人なら、
こんなに踊る役をうけちゃって大丈夫だったんだろうか、
と心配になると思うのですが、BARと比べると簡単なのかな。
頭で動き考えてそう、とか、
気持ちだけ(上半身だけ)前に出ちゃってる感じがなくて、
私的にはちょっと意外でした(だから失礼だって…)

でもなぜかWillさん、気合いを入れるタイミングなのか、
舌出して踊るシーンがちょいちょいありましてね。
舌しまえ、舌しまえって何度も思ってました(笑)
舌を噛んでる感じだったので、
力が入るときにそうなっちゃってたと思うのですが、
誰か指摘してあげてください、ちょっとかっこ悪いよ。

酔っぱらって吐きに外に出るJimmy。
お酒の密売をしているギャングの一員であるBillieと出会います。
実際に酔って絡んでくる人がいたら最悪ですが、
こんなオトコマエなら構わないか。
Nice Work If You Can Get Itを歌いながら、
Billieと楽しく踊るシーンはBARを思い出します。
ほんとこの二人、良いペアだと思う。
何度も共演しているだけあって、息がぴったりですよねー。

ただここ、マシューとWillさんだとやっぱり違うね、って思いました。
Jimmyが酔ってへべれけになってて、
ハットを背中側から投げて、体の前でキャッチしようとするんだけど、
ハットがキャッチしようと準備している手とは
全然違うとこに飛んでいく、というくだりや、
Billieと踊っていたはずなのに、彼女を見失ってしまい、
彼女はいたのか幻だったのか、と一瞬悩んでいると、
Billieに「seriously??」と言われるシーンは
マシューがやると面白いんだけど、Willさんやると、どうも雰囲気が違うww

マシューがやると面白いんだけど、
Willさんがやるとちょっとなーというシーンがいくつかありました。
リアルにマシューって酔っぱらったらこういうことしそうだな、
という抜け感があるけど、
Willさんだと、そんなことしないでしょーって思って見てしまうのですよね。
あのマシューのお坊ちゃま的抜け感は、
ケンタッキーの田舎から出て来たたくましいWillさんには出せません(笑)

Jimmyが酔って寝てしまうと、警察が取り締まりにやってきます。
慌てて逃げるバーにいた面々。
ここでThe Duchess of WoodfordのEstonia Dulworth役で
この役でトニーを獲ったJudy Kayeさん登場。
男性アンサンブルを従えて、禁酒法下で不正に経営している
バーを燃やすのですが、アンサンブルに
例のR7HにもBARにも出ていたJeffrey Schecterさん発見です。
R7HでもBARでも彼が中心になって踊るシーンがあったので、
今回それがないのがちょっと残念です。

翌朝。
Jimmyのお母さんのロングアイランドの別荘。
昨日、バーで酔っぱらったJimmyから、
この別荘は滅多に使わないと聞いていたBillieは、
ここに400ケースものジンを隠そうと、
ギャング仲間のクッキーとデュークとそれらを運び入れたばかり。
それなのに、ハネムーンとしてJimmyと4番目の妻になるEileenが
この別荘にやってくるところから、物語が動き始めます。
(まだ3人目の妻との離婚が成立していないので、

厳密にはEileenはまだ妻じゃありませんが、面倒なので妻と書きます)
そしてbutlerに扮したクッキーの大活躍が始まりますw

偶然Billieにこんなところで会ったJimmyは
最初、昨日の出来事を思い出せないでいたのですが、
しゃべっているうちの徐々に思いだしてきます。
昨日キスしたよね??
え?私は覚えてないよ?(キスしたことないよ、だったかも)
それは残念。
だって5秒はカウントしないでしょ?
ってなんだよ、そのかわいいやり取り(笑)
そして今度は濃厚なキス。
もうJimmy…。あなたこれハネムーンですけど…。

妻Eileenのローーーーングバスは飛ばして、
コーラスガールたちが遊びに来るところ。
オトコマエWillさんが発揮されるシーンです(笑)
I’ve Got to Be Thereを歌いながら
7人のコーラスガールたちと戯れるんだけど、
視線の送り方がセクシーなのですよ。
やらしさのない表情が本当にセクシーです。
相手が7人だろうと、気後れすることなく堂々とあしらうあたり、
プレイボーイここにあり、という感じです(笑)
そしてコーラスガールたちが服を脱ぎ始めて、
Jimmyに向かってその服を投げるところはR7Hを思いだしますね。
そして服を脱がされるJimmy。
妻のロングバスがを終わったとクッキーが知らせてくれて、
慌てて服を整えて、女の子を隠して取り繕いますが、
ここはオチがあるんですよね。
めっちゃ単純なオチですけど、最後に妻にバレても余裕な表情で
コーラスガールたちとはけて行くWillさんの表情がたまりません。
妻からしたら、ハネムーン先でコーラスガールと遊んでるって
もう最悪すぎますけど。

夜。
クッキーがベッドメイキングしているのですが、
枕の形の整えるのに、前はあんなことやってましたっけ??
枕を両手で持って、お腹と背中にぶつけたり、
思いっきりパンチしたりしてたんですけど、
その動きが面白すぎて涙が出ます。

そこにJimmyが入ってきて、クッキーと話ながらストレッチするのですが、
マシューがやると、コロコロした&硬い体で
ストレッチする姿がそれだけでもう面白かったのですけど、
Willさんが体が硬い風にやっても全然面白くなくて(笑)
マシューのときは、客席から笑いが漏れていたはずなんですけどねぇ。
そのあとの、ベッドに座って足を出して、
靴を脱がしてもらうシーンもマシューがやると面白いんだけど…(以下略
さらには、くまちゃんのぬいぐるみを持たされるともころも…(以下繰り返し
改めてあのマシューの雰囲気って独特だったんだな、という感じです。

この夜は雷が鳴っているのですが、
その音にまぎれて銃声がします。
慌てて起きて「クッキー!!銃声がする!!」というJimmyの前に
現れたのが銃を持ったBillie。
実はBillie、Jimmyを誘惑するために部屋に押し入り、
腰を振ったり、Billie的にセクシーな動きをして見せますが、
(treat me rough)
全くセクシーじゃありませんw

そこに警官が入ってきて慌てる二人ですが、
just marriedのスーツケースを見せると、
警官がそんな日にこんな乱入しちゃって…、
誰もこの部屋に入らないようにするから、というのですが、
二人がちょっとした言い合いをしていると、
また警官が入ってくるので、僕らはいつもこんな感じ、と、
Let’s Call The Whole Thing Offを歌います。
Jimmyがほら、オレに合わせて、と
Billieに目配せする表情がたまらん☆
(そしてこれ、絶対この曲は私は発音できないw)

うまく警官を追い払うと、
二人が楽しそうにベッドの上でおしゃべりを始めます。
その様子がちょっとまだ距離感のある感じというか、
ただおしゃべりしてるってのが、かわいいのですよね。
キュンキュンしました。

と、長くなったので一旦ここまで。
一体これどこまで続くの??


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