3月NY旅行-2日目マチネ Porgy&Bess


Porgy & Bess
Richard Rodgers Theatre
E18($37)
Student Rush

RushでゲットしたチケットはE18。$37。
ITHで入ったことがあるRichard Rodgers Theatreでしたが、
ITHは2度ともセンターで見たので気づかなかったんだけど、
結構サイドは横に来たな、という印象を受けますね。
でも、客入りがイマイチでサイドは空席が多かったので、
そこまで見づらくなかったです。
端っこをRushに出しているようで、端っこは若い子ばかりでした。

この作品を見に来た目的は一つ。
Audra McDonaldが見たいから。
トニー4回受賞のベテランさんですが、
私はまだBwayで見たことがなくて。
当初は期間限定公演だったので(今も限定か)、
見れないかも、と思っていたのですが、
9月まで延長された+3月に来ちゃったので良かったです。

もともとオペラ作品なので、あらすじがあちこちにあるので、
適当に探して読んでいきました。
話の内容はそれで十分わかりますね。

この作品、「オペラ風」に歌うんですね。
Audraさんってジュリアードでトレーニングを受け、
オペラにも出演されたことのある方ですが、
女性陣はAudraさん含め3名ぐらいがオペラ風に歌ってました。
(オペラ風、なのか、オペラと同じなのかは判断つかず)
なのでちょっといつもと勝手が違うので歌詞が聞き取りづらいのですが、
(男性陣は普通にミュージカルな歌い方)
Audraさんの圧倒的な歌唱力に圧倒されました。
むしろ歌のパワーが強すぎて、Bessの弱さがないぐらい。
なので、そんなに男性に依存しなくても、
一人で生きていけそうじゃん、みたいな力強さがありましたが、
でも舞台での存在感は抜群でした。

そしてNorm Lewisさんがまたすごい。むしろ異様にすごい。
この方はレミゼとLittle Mermaidで見ているんですが、
どっちもイマイチで、あまりいい印象がなかったんですよね。
でも25周年のレミゼコンサートがすごかったので、
今度はすごいのかしら(上から目線ですみません)と
期待していたのですが、想像以上でした。
足の不自由で、気の優しいPorgyが時折見せる強さというか、
歌で爆発することがあったんですが、ちょっとビビるぐらいの迫力でした。

あと、この作品で目を引かれたのはJoshua Henry!!
The Sccotsboro Boysで見たとき、確かに良かったんですが、
でもオフのキャストレコーディングの方が私は好みだったんですよね。
(Joshua Henryはオンだけの出演)
だけど今回はもしかしたら出演者の中で一番好きだったかも。
村人の中で中心的な存在のJakeをすごく心地よく演じていました。
歌がうまいのは当たり前だけど、またダンスが良くてねぇ。
筋肉の動かし方がすごくきれいだと思いました。
最初のSummertimeから目を奪われ、
ダンスシーンはJoshuaばっかり見てしまったほど。

シーンとしては、どうしても村人の楽しそうなダンスシーンが
明るいので印象に残っているのですが、
葬式シーンも、フリが特徴的、というわけではないんだけど、
少し幻想的な感じがあって記憶に残っています。

そして上記の3人以外にも、David Alan GrierさんのSporting Lifeや
Phillip BoykinさんのCrownも圧巻でねぇ。
この作品、一人ひとりの熱のこもりようというか、魂の入り方が違う。
なので見た後にちょっとぐったり来たぐらいなんですが(笑)
こういうハイレベルな作品を見られるから、
Bwayに行くのってやめられないんだな、と思います。

ちなみに終演後はAudraさんも
Normさんも出てきてサインをしてくれました。
お二人とも想像以上に気さく。
特にNormさんの周りは笑いであふれていました。
あー、最初っからいいものみた。

ちなみにこの日のBway Caresは
Audraさんが何かにボイスレコーディングをしてくれる、
というものでした。
$500からスタートでしたが、$500で決定。
あの声が目覚ましだったら、バッと起きちゃいそうだな、
なんて思いながら見てました。あは。


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