NY&DC旅行-11/20マチネ On A Clear Day You Can See Forever

モルモン前の息抜き(?)はこの秋始まった
On A Clear Day You Can See Foreverです。
Harry Connick, Jrが出るんだから、
春以降も続くんじゃないかと思って、
今回の旅行からは外す予定だったのですが、
なんだかんだでコレに枠がまわってきました。

というのも、バナー広告にmost romantic story in this fall、
みたいなことが書かれていたから。
この一言にやられました。あ、私、病んでます?

あと映画を見て、これってMelinda役の演技力が
相当問われるんじゃないかなぁーって思ってたら、
なんと、Davidが催眠にかかるとMelindaが出てくる、
という設定に置き換えているそうで、それを教えてもらってびっくり。
どういう内容になっているのか気になりました。


St. James Theatre
F111
$89.00 +手数料

St. Jamesに入るのはAI以来です。
AIはAAとBB列があったけど、これはオケが入るので、
AAとBBはつぶれていました。

それにしても老人率高っ!!AIとは雰囲気が全然違う!
マチネだから?と思ったけど、いや、今日休日ですよねぇ。
やっぱりHarry Connick, Jr効果でしょうか。

そして、出てきた瞬間、アイドルのライブでしたっけ?みたいな拍手と歓声。
しかも出だしが一人セリフ、というか、
学会で自分の研究を発表する際のイントロだったので、
冒頭挨拶から歌謡ショーが始まるのかと思いましたw

この作品、メインで出てくる壁?のセットが
幾何学的な模様だったんですが、
こちらも催眠にかかりそうな雰囲気です。
でも一旦その壁がなくなると、ほとんどセットがなく、
教授の大学の部屋のデスクとソファー、
Davidの花屋のセット、大学の教室のイス、
Melindaが働くバーのイス、ぐらいだったかな。
ぶっちゃけ、お金のかかっていない作品です(笑)

内容に関して言うと、映画版と違って、
DavidがBFに嫌われないようにタバコをやめたいんだけど、
どうしていいかわからないでいると、
女友達から誘われて、大学の催眠の授業に出たところ、
一人、いともカンタンに催眠にかかってしまったので、
教授の一サンプルとして療法を受けることに…。
催眠療法を行っていると、彼の中に別の人格で、
歌手を目指すMelindaが現れ、
教授はこのMelindaに恋をしてしまい、
Davidを呼びつけては彼女と会う機会を作るんだけど、
Davidは教授が自分に好意を持っていると勘違いしてしまい、
彼は彼で教授にどんどんはまってしまう…。
といった、映画をベースに先述の通り、
治療を受ける人が女性から男性に変わり、
映画にコメディー色を足した、といった感じでした。

ですが、作品はコメディーが入っているはずなのに、
(振り付けではそういったシーンが多い)
どうもコメディーになりきれていない、というか。
だからといってロマンス色が強いわけでもなく。
なんかどっちつかずだなーと思ってみてました。
どうもね、Harry氏がとても生真面目なのですよ。
Come Back to Me以外、全部まじめ。
この曲だけ歌フリがちょっと笑えたぐらいで
(でもあれ、本人が真剣にやればやるほど、面白く見えるというだけかも)、
でも反対にDavidはコミカルに演じているので、
(それでも表情なんかはめっちゃ作りこんでると思う)
淡白なHarry氏に味の濃いDavidって、
バランスがいいのか悪いのかっていうと、うーん、どっちだ?
共に濃いと、疲れちゃいますからねー。

このDavid役がですね、Harry氏を喰う勢いで。
正直写真はかわいかった(↑)のに実物はそうでもなかったので、
歌もよいし、表情も面白いし、見ていたいんだけど、
でも好みからは程遠く(失礼!!)
どうこの気持ちを押し殺して見ていればいいのか、
そんなことに迷ってましたが、
最後、拍手は一番大きかったんじゃないかな。

Melindaは歌がよかったです。
Act1にあるソロがちょっと長すぎて、途中飽きたんだけど、
歌手を目指している役なだけあって、
正統派で聞かせてくれるので、聞き応えありました。

それにしても、Harry氏って顔のパーツも大きいけど、
顔も大きかったのですね(笑)
Davidが小顔だったのか、普通だったのかわかりませんが、
二人が隣同士で立ってると、Harry氏の迫力がより出てまして。
あ、すっかりHarry氏の歌について書くの忘れてたけど、
見た目もステキですし、声もステキでした。

ただどうしても印象に残るのはDavidなのよ!
キモかわいいってところでしょうか。
CDが出たら、音だけで楽しみたいと思います。

終演後。
一旦宿に戻り、火曜のB&Cのチケットを買いに劇場に向かったのですが、
隣の劇場がどうもオープニングナイトだったようで、
すっごい人がいたんですよ。
なので、その人を避けながらB&Cの劇場に行ったのですが。

そのオープニングナイトのゲストの中に、My Hero Willさんがいたそうで。
月曜日に教えてもらって、言葉失いました!!

もうちょっと野次馬根性出せばよかった。
いや、この日、
On A Clear Dayが15時開演、モルモンが19時半開演で、
間にあまり時間がなくてやや急いでいたのもあって、
まさかオープニングナイトにWillさんがきているかも、
なんて気が回りませんでした。

これ、今回の旅行での唯一の後悔です。


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