NY&DC旅行-11/19ソワレ Memphis(Act1)

なんだか異様に時間がかかったこの感想。
途中で断念しそうになりましたけど、なんとか書き上げました。


Shubert Theatre
AA107
$78ぐらい(手数料込)
(最前列はStudent Rush席ですが、一般にも売られていて、$66.75です)

Playbillに載ってるAdamのヘッドショットかっこいいですよね。
この写真、なかなか素敵です。
あとこの日はGatorがU/Sでした。

まずまとめちゃうと、AdamのHueyは「普通」
私は生だとUnderのHueyしか見たことがなく、
NHKでの放送でしかChadのHueyは見たことがないのですが、
UnderはきっとChadのマネをしているんだろうな、
ということが容易に分かったし、
NHKで見たChadのHueyは映像なのにすごくひき込まれたので、
AdamがどんなHuey像を作り上げるのか楽しみにしていました。

でも、事前のインタビューで、特に役についてリサーチしないし、
Chadとは違うアプローチをするから、と言っていたので、
うん、多分作り込んでこないだろうな、とは
予想がついていたのですが、ほんとにその通りだった(笑)
なんなら普段のAdamを少しマイルドにすれば
こんな感じなんじゃないかと思います。

最初のUndergroud。
さすがに一列目で見ると迫力が違いますね。
途中女性キャストの衣装のビーズが外れて、
いくつか上から降ってきたんですが、大丈夫だったんでしょうか。
そして上の階段にAdamの足を発見。
あの膝を内側に曲げてカウントを取るところがAdamっぽい。
これはすぐにAdamだってわかりますね。

そして右側の入り口から登場!
ここ!キャストにかぶってAdamの表情が見えなかった!!
階段を下りてきてやっとAdamの顔が見えたのですが、
あのハットをかぶった様が、ごめん、笑えてしまった。
顔が小さいし、背もスラっと高いから、
基本何を着ても「様変わりな人」感が出ないんですけどね、
あのハットだけは笑えました。

黒人だらけのクラブに一人入り込んだ白人。
まわりと何か違うでしょ?と言われても、
「no」とあっけらかんと答えるHuey。
そして実は歌声と同じように歌ってる本人もかわいいんじゃないかな、と
見てみたくって、っていうAdamがちょっとシャイで…。
あ、なるほど、AdamのHuey像ってのは少しシャイ目な感じなのですね。
ただそれを聞いて、周りの客が帰ろうとすると、
あわててピアノの前に座り、
「The Music of My Soul」を歌い始めるんだけど、
歌い始めると、やっぱりステキですねー。
この歌いだし、When I was a young boy、で
隣に座っていた若いAdamのファンの女の子が
胸を押さえていました。うんうん、気持ちわかるよー。

次のデパートでの働くシーンは、
あまりAdamがダメな人間には見えず。
とちってお皿落とすとかやらなそう。
(注意力散漫で落としたりしそうだけど)
それとグリーンのClerk制服がダボダボで、
着せられた感がありありだったんだけど、
Adamってああいうの着たことあるのかな。

なんとかレコード部門の仕事をやらせてもらって、
言われた通りにみんなが好きな曲をかけるけど退屈で、
“nigger music”を流してノリノリになり、
台の上に飛び乗って踊ってるところは、
決してリズムがずれているわけじゃないんだけど、動きがおかしくて。
腕をあげてツイストするんだけど、
なんだか盆踊りしてるように見えました(笑)

久々のクラブシーンは、もしラジオで曲を流せたら、
その、あの、一緒にいつかどこか、行けるかな、みたいな
聞き方もこれもまたシャイボーイな感じで。
Adamとシャイってのが絶対イコールで結べないので、
こういうAdamかわいいなーって見てました。
そしてここはあのポーズ。

これはちゃんと決まってました!
…が!!
立ち上がるときに、手をついてよっこらせって立ち上がるんだよね。
Adamぅぅぅ、そんな歳じゃないんだからさ、
もうちょっと機敏に立ちあがっていただけると良いんですけど。

そして次はラジオ局に自分を売り込むところ。
この早口な部分、絶対自分じゃ歌えないよな、と思うのですが、
Adamもなんだか一生懸命歌っていて、顔が真剣でした。
ちなみにこの曲、結構好きなのでCDに入れて欲しかった。

一つのラジオ局から、あー、あのデパートで
race musicかけて騒動を起こした奴ね、
本物のDJってのを見せてあげると言われて中に入り、
勝手にブースに入って、勝手に曲を流すところは、
このシーンになると少し緊張が抜けるのかな、と思うぐらい、
それまでとは変わって、楽しそうな雰囲気。
いたずらっ子みたいな顔になって、それがまたかわいい。

そう、なんかMemphisのAdamって、
Rogerのときは「かっこいい」だったけど、
基本「かわいい」感じが強いと思います。

リスナーから問い合わせが殺到して、
トライアルさせてもらえることがきまり、
いくらもえるの?って聞いたら即、Nothing!って言われたのに、
I’ll take it!!っていうAdamは、
相手のセリフが終わるか終らないかのタイミングで言ってたので
こらこら、Adamくん、
今ちゃんと話聞いてなかったでしょ?とつっこみたくなった(笑)

お母さんとのシーンは、割れた窓のところに
新聞紙を貼るところの几帳面さが、Adamでした。
窓枠と新聞紙が見事に平行ww
続く教会シーンは、Chad(orU/S)だと大爆笑だった
「I hear he’s real handsome, too」のところが
Adamだと全然ウケてなくてねぇー。
だってそりゃそうだ、リアルハンサムなんですもの。
このセリフが生きてきませんよね。
で、そのあとの皆で踊るところは、
さすがに出だしの方向は間違えなかったけど、
チラチラ隣を見たり、フリを確認するために止まるのは、
それは「地」ということでいいでしょうか。

トライアウトとしてDJを始めるところ。
それまであったレコードを手に取って見ては、
何これ、うげ、っと感じで顔をしかめるんですが、
もうその行動が少年過ぎて笑えます。
そんなに表情に出しちゃダメだってば(笑)
かつHockadoo!って何って聞かれて、
「just felt like saying it and out it came!!」って
言い方がそのセリフこそ、out it cameだよ、ってぐらい
ババっ!と勢いよく言うので、ここも笑えました。

ビールのラジオ原稿を読むところは、
Gatorが文字の読めないHueyに変わって
Bobbyに読め!と原稿を渡すところが、
オリ
ジナルの人だと、前のDJに戻って
退屈な曲を一生聞く事になるぞ、って言われて、
絶対に嫌だ、という感じで必死にかつ力強く
原稿をBobbyに渡すから面白かったんだけど、
U/Sはするっと渡してて、なんだか拍子抜けしました。
そして原稿から大きく外れて、
言いたい放題言うAdamはいたずらっ子、してやったり、
みたいな、満足そうな表情するんですよね。
すっごい楽しそうw

そしてこのシーンが終わって一旦舞台裏にはけるところは、
走り方があまりおっさんぽくなくて、安心しました。
是非Willさんにもあのぐらいの走りをしてもらいたいと思います。

家でご機嫌で歌っていたところに、Feliciaが訪ねてくるところ。
ラジオを聞いてるなら元気だってわかるよね、と
Feliciaがわざわざ訪ねてきてくれたことをからかうところが、
そういうシチュエーションに慣れてる感じの言い方で、
なんだか余裕があってねぇ。
その後のあまりキスしたことないでしょ、と言われても、
いやいや、めっちゃ女性慣れしてるでしょ、と言いたくなったw

お母さんが帰ってきて、レコードを割られてしまい、家を飛び出したあと。
明日ラジオステーションに来てくれるように約束し、
実際にFeliciaが現れるんだけど、全体を通して、
この二人がずっとすれ違っているように見えて違和感がありました。
HueyがFeliciaを好きなのはわかる、
だからなんとかチャンスを作り出したいのもわかる、
でも、FeliciaってほんとにHueyが好きだったんですかね。
うまく利用しているようにしか見えなくて。
それだからSomedayをFeliciaが生で歌うのを見て、
すごく嬉しそうなHueyが、少し哀れに見えました。

お兄ちゃんと言い合いするところは、
機材をしまう箱で少し表情が見えづらくて、
箱どかしてーと思ってました。
そしてここはなんだかRogerっぽい。

DJとして正式に採用され、Huey旋風が巻き起こるところ。
このRadio、結構期待してて、
Adamが相当気持ち良さそうに歌うんじゃないかと思っていたんだけど、
なんとなく控え目でした。
2階あたりで子どもたちが縄跳びするのを見つつも、
どっちかというとバンドに合わせてリズムをとったり、
ドラムを叩くフリしてる姿が、すっごいリラックスしてる感じで、
歌よりもそのフリの方が印象的でした。

そしてAct1最後のシーン。
殴られてボロボロになったFeliciaを担いできたHuey。
ここでAdamがもう入ってきた瞬間から涙目で、
目をキラキラさせてて、good bye loveのRogerだと思いました。
それにしてもあの涙のスイッチはどこで入るんですかね。
でも前にカンタンに泣ける、と言っていたのを思い出し、
単純に「ここは泣く」と決めているだけかな、とも思ったのですが、
もう最前列であんなの見せられちゃあねぇ。

ちょっとグっと来て、Act1が終わりました。


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2 thoughts on “NY&DC旅行-11/19ソワレ Memphis(Act1)

  1. >立ち上がるときに、手をついてよっこらせって立ち上がるんだよね。

    私が最初に見た時は、反り返ってパッ立ち上がったのですが、その時、靴が脱げちゃって慌てていました(笑)。2度目見た時は前回と靴が違っていたのに、全て手をついてよっこらせ…だったので、靴が脱げるのを嫌がってか、運動能力的にかは不明です(笑)。

    Somedayは将来を暗示している曲だから、はしゃいでいるHueyが可愛そうになっちゃいますよね。

    最前列は首痛くならなかったですか?
    でもAdamを驚くほど近くで見ることができますよね。

  2. >Megさん
    そんな立ち上がり方をするAdamが見てみたかった!決して「おじさん」ではないので、かっこよく立ち上がることはできると思うんですけどねぇ。
    最前列は少し上を見る感じでしたが、思ったより首は痛くならなかったです。CMIYCの最前列が今までで一番見づらかったかも。

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