とうとう最後の観劇です。
やっぱり〆はWillさんですね、って
直前までBOMへの未練たらたらでしたが(笑)

Billy Eliiot
Imperial Theatre
AA2
$89
BOで購入

はい、この日も最前列です(笑)
意外と上手側のほうがWillさんを見やすいということがわかったので、
また上手から見ることができてラッキーでした。

この日のBillyはPeter Mazurowskiくん、
Michaelは火曜日と同じNeil McCaffreyくんでした。
Peterくん、去年の9月にも見たんだけど、
演技が本当にすばらしくてねぇ。
健気でかわいいBillyだったんですよ。
彼が涙をわんわん流しながらThe Letterを歌うもんだから、
劇場が大号泣でしたからね。なので今回も期待大。
Alex Koくんが見られなかったのは残念だけど、
でもPeterくんに当たって良かったです。

幕が開く前に2回もトイレに行って準備万端。
いよいよスタートです。

ま、ストーリーは割愛するとしてこの日のトピックをいくつか。
この日は、今日が最後なんだし目が合っても視線を外さないぞ、と
決意していたので、ずっとガン見してました。

まずオープニング。
タバコの火を借りて吸う姿が相変わらずかっこいい。
そしてセットの一部になっている灰皿に、
タバコをぐしゅっと押し付けるのも、
なんかただタバコを消すだけなのに、ややキザに見えるのは、
これは私の勝手な思い込みでしょうか。
で、ちょうどステージ上の椅子の向き的に正面だったので、
やっぱり最初からバレたと思います(笑)

ステージの下から出てきて、新聞を読んでるシーン。
なんか新聞を読んでる姿が「お父さん」ですよね。
足を開いて、姿勢悪く座ってるのがいけないのかなぁ。
あまり若々しさがないです。
そしてやっぱりはけ方がおっさん(涙)
上半身が先に出て、足がついていっていない感じ。
運動会のお父さんっぽいっていつも思います。

そうそう、この日、すっごい客席の反応が良くてですね。
オープニングから結構ノリが良かった気がするし、
どのシーンもよく笑ってたし、泣いていました。
金曜夜じゃないのに、ここまで盛り上がるのって珍しいなぁ。

この日のメインといえばやっぱりSolidarityでしょう。
いきなり目の前にWillさんです。
マイクが拾わない声がめっちゃ聞こえます。
そしてWillさん、指立てすぎです(笑)
しかも警官たちとすれ違うときに、
いつもTonyからケンカを吹っかけるので(台本だから当たり前…笑)
普通に、この人、道ですれ違ったら怖いだろうなぁって思います。
Willさん、SDでほとんど誰にも止められないのは
Tonyが怖いからですよね、絶対。

この日は子どもを膝に乗せるところの、
2列目左端のシーンはお父さんが重なってしまい見えず。
でも最前列に出てきたところは見えました。
指がやっぱりロック。
八の字で椅子を持って動くところは、いつも以上に
ステップを諦めるのが早くてやや笑ってしまいました。

そうそう、相変わらずステップを踏むところは足が絡まりそうで
ドキドキしますが、この日はそれ以上に、
かぶっているヘルメットが深すぎて、吹き出しそうになりました。
ちょっとWillさん、その深さはなんですか!!
間違って他の人の大きいかぶって出てきちゃったのかと思いましたよ。
目の真上までヘルメットを深くかぶっててねぇ。
子どももヘルメットを取るとき、大変そうでした。

あとは、はじっこからウェーブみたいに
順番に動くところはなぜか動きだすタイミングが早くて…。
ちょっとWillさん、張り切りすぎて、気持ちが前のめりだよ!!

…で。
最後のクルっと回るところ。
なんと…この日…、
回った直後によろけるというオマケ付きでした!!

え?Willさん、今何が起こったの??
普通に1回転しただけなのに、なぜよろけるの?!

もうね、さすがに声は出さなかったけど、
Willさんがはけるタイミングまで我慢したかったけど、
肩を大きく震わせて笑ってしまいました。
そしてきっとKさんも今の「くるっ、よろっ」を
見ただろうなと思って隣を見たら、
ここにも唇をかみ締めて笑いをこらえているけど、
こらえきれなくなっちゃった人が一名(笑)

いやー、Kさん、あれは衝撃的でしたね!!

これまでBillyをWillさんで4回見ているし、
R7HでもBARでも踊るWillさんを何度か見ているけど、
あんなに派手にわかりやすくミスったのは初めて見ました。
「なんか動きが小慣れてないなー」って思うことはあっても、
フリを間違えるとか、ポーズが決まらない、なんてことは
見たことなかったのに、この日は一体どうしちゃったんでしょう。
回った勢いが良すぎたのか、一歩前に出ちゃいましたからね。

で、もう、しばらく笑いが我慢できなくて大変でした。
すみません、最前列で二人して肩震わせちゃって…。
こんなに笑ったSolidarityは初めてです(汗)

次のExpress YourselfはBillyとMichaelの息がピッタリ。
二人でちゃんとアイコンタクトを取っていて、
すごく微笑ましかったー。この日はかなり盛り上がりましたね。

そして急に舞台が暗くなって、
Tonyがバールを持ち出そうとするところ。
緊張感がすっごい張り詰めたシーンなんですが、
誰かがTonyが履く靴を丸い椅子の上に置くときに、
どうも靴紐には気が行っていなかったみたいで、
靴紐が垂れて、椅子の足が紐を踏んじゃってたんですよ。
Willさん、紐が椅子の足に踏まれていることに
全然気づかなかったみたいで、靴を床におろして履こうとしたけど、
1回目はうまく紐が取れなくて、
おかしいと思ってもう一度強く引いたときに、
紐が足の下からするっと抜けたんですが、
あれ以上勢いよく引いたら、たぶん椅子が倒れただろうな、っていう
すごく絶妙な力加減だったので、ここも少し笑ってしまいました。
椅子倒れなくて良かったねー。
ほんと、ピーンとした空気感の中で笑っちゃってすみません。

次のThe Letterのところ。またPeterくんが大号泣でねぇ。
ほんと、このPeterくん、客席を泣かせます。
何を思ったらあんなに泣けるんだろう。
もうこっちまで胸が締め付けられます。
で、次のBorn To Boogieは、
なぜか先生が縄跳びを一度も飛ばなくて、この日。
舌をBillyに向かってペロっと出していたんですが、
なんかタイミング逃しちゃったのかな。

Angry Danceの前。
この日のTony、一番怖かったかも。
Willさん、普段からすごく声が出る人だけど、
いつも以上に迫力がすごくてねぇ。
(くるっ、よろっ、の名誉挽回でしょうか)
もうそんなにBillyを責めないで、って初めてBilly目線になりました。
そのぐらいすごい迫力だった。

で、Act1終了。
インターミッションに入った瞬間、
またKさんとくるっ、よろっを思い出して笑っちゃいましたね。

Act2。
はい、ここ、めっちゃWillさんが目の前です。
この日も明らかにストーリーのメインは
自分の左側なのに、右側にいるWillさんをひたすらウォッチしていました。
で、少し内側に寄って、大人の女性と親しげにしゃべるのですが、
これがほんと、まさに目の前で。
手を伸ばせば平気でスニーカーが触れる距離でした。
こんな目の前でガン見されたらイヤだろうなぁと思いつつ、でもガン見。
ほんと、すみません。
そうだ、Willさん、このパーティーのシーンで

女の子たちに声をかけてハイタッチをしたりしていました。
小さい子への気遣いというか、子どもたちを盛り上げるために、
ちょいちょい声をかけたり、こうやってハイタッチしたり、
やさしいお父さん、もとい、お兄さんですねー。

次のBillyが大人Billyと一緒に踊るところ。
一列目なので、めっちゃスモークまみれになりながら見てました。
あ、そういえば火曜日はスモーク出てこなかったなぁ。
なので足の先までよく見えたのですが、
この日はスモークがすごかったので、足元が見えずに残念でした。
Peterくん、絶対9月よりダンスがうまくなった!!

そして見せ場のお父さんのピケ破り。
今日のDaaaaaaaaad!!もよく響いています。
そう、でもこのあと、Willさんがフェンスによじ登った状態のまま、
他の人がフェンスを移動させるんですけど、
結構その間が間抜けなので、ちょっとおかしくなります。

お父さんがピケ破りをしたことを周りの人が知って、
Tonyから人が離れていってしまうところは、本当に切ない。
あのTonyの表情は何度見ても胸が締め付けられますね…。
そして家に戻って、Dadに向かっていくところも、
いつもどおりバーンとテーブルを叩くんですけど、
この日はTonyの表情に引き込まれてしまっていて、
すっかりテーブルを叩くのを忘れていて、
音に驚いてビクっとなってしまいました。

最初はすごく怒っているTonyだけど、
お父さんにお前のためにも同じことをやってやる、と言われても、
そんなの今すぐにできるわけじゃないし、
I can never talk to you againの歌詞?台詞?は
Tonyが家族のことがすっごく大好きで、
家族内で方向性が変わっちゃうことへの不安がありありとわかるのし、
説得の仕方も切願する感じが見ていてツライ。

It’s about our historyのとこ、
やっぱりWillさん、ちょっと歌いたいんですかね。
見るたびに歌う感じが強くなっている気がします。
(そして歌って欲しい)

で、町の人が子どものためにとカンパを始めて、
Tonyが混乱している様子は、ここの顔が好きなんだけど、
そうニヤニヤ眺めるシーンでもないので我慢。
ピケ破りの一人がカンパを持ってくるところは
噛み付き方がやっぱり怖いのですが、
いや、もうさすがにこの怖さにも慣れてきました(笑)
怖い<ニヤニヤですみません。

Tonyが一人まだ状況を納得できていなくて、
立ち去ってしまうところは、でもやっぱり切ないですね。

この日のElectricityはなんか良かったなぁ。
Peterくんのあの細いからだから出てくるパワーはなんなんでしょう。
そう、この子、まだ体つきが幼くて、
子どもなのにふくらはぎの筋肉がすごい!みたいな、
別の子どもたちとは違い、筋肉もまだそんなについていなくて、
子どもらしい体型なのがいいなーと思うんですよね。
他の子みたいに、筋肉ががっちりだと、
これからうまくなる子、というよりすでにうまい子、という
印象になってしまうのですが、
Peterくんの場合、体型からも将来に可能性が見える気がします。

そして結果が届くところ。
Jesus!!は今日も大爆笑でした。
あとお父さんに向かってシッシッと手を振るところは
ちょっと上目遣いになるんですけど、
その顔がやんちゃな少年になるので大好きです。
しかもこの日は、Billyが一旦捨てた結果を拾ったあと、
Billyとじゃれあうのが、もう完全にお父さんでねぇ(笑)
というのも、ちょっとPeterくんをくすぐったりしてたんですよ。
Willさん、ちょいちょい子どもを気遣うというか、
サポートしていて、やっぱりこれは父の目線なんだと思います。

で、スト中止の知らせが入り、家を飛び出すTony。
さっきの優しい表情から一転、
どこにも向けられない複雑な苛立ちと不安が伝わってきます。

でねぇ、Dear Billyのところで、またPeterくんが大号泣でして。
あちこちから涙をすする声が聞こえてきました。
ほんと、彼、いい俳優さんになると思います。

Billy旅立ちの日はこの日は、Good Bye Little Kidでした。
火曜日のあのSunshineは一体なんだったんでしょう。
そしてこの日はWillさん、ライトつけた後ちゃんと正面を向いていてねぇ。
火曜日は何で斜め前向いていたんですかね。

ということで、本編は終了。
お待ちかねのカーテンコールです。

火曜日はリラックスした動きだったWillさんですが、
この日はまた力が入っていて、見ていて疲れました(笑)

そしてこの日はなんと、指揮者に拍手を送るところで、
指揮者を見て拍手したあと、ちらっとWillさんを見たら、
ここでがっつり目が合いまして。
ちょっと目を開いて、ニコっと笑ってくれましてねぇ。
またこれが不意を突かれたのでアワアワしてしまいました。
Kさん助けてー。
で、さらには最後のBowのときにもまた手を振ってくれまして。
あぁ、もう、ほんとありがとうございます。

あ、そういえば幕が降りるところ。

幕が下がりきる前にWillさんチュチュ脱がなくなりましたね。

そしてとうとう最後のステージドアへ。
Kさんのお友達がいたので、
二人がしゃべっているところを見ていたら、
Willさんいつの間にかSDから出てきて、
あちらからハーイと腕を広げて来てくれました。
もう、そっちから見つけてくれるって、どういうことですか。
しかもこの日のネイビーのシャツ姿、カッコいい。

ハグをしながら、また最前列だったねーと。
で、私は完全にWillさんからこちらに来てくれたことに
パニックになっていて聞き逃していたのですが、
どうやら「なんでいつも一番前が取れるの?!」と驚いていたそうです。

「明日帰るんだよね、明日の朝?」と聞かれて
「そうです」って答えたら、「次はいつ来るの?」って言われまして。

あのー、Willさん、私東京から来てるんですけど、ご存知ですよね??
そんなじゃ、次は2ヵ月後です、みたいな、
そういう距離じゃないんですけどー(笑)

なので、「次何か別の作品に出演されるときに来ます」って言ったら、
Willさん、今後の予定をがんがん教えてくれました。
まず6/26(日)でBEは降板だそうです。
(えっ?!私的に、くるっ、よろっ、が最後ですか!!笑)

結局丸2年、Tonyをやることになるんですね。
→replacementが決まったときのニュース
こんなに連続でひとつの作品にいたの、初めてじゃないかなー。
そしてそのあとなんと!R7Hのリーディングがあるって言ってました。
昨年の11月に聞いたときは、1月からトライアウト、
と言っていたのですが、それは流れてしまって、
進行自体もストップしていたのですが、また再開予定だそう。
まずリーディングでいくつか改善して、
秋か春にはオープンしたい、って言ったので、
私がめっちゃ喜んでいたら、まだ予定だからね、って釘刺されました。
リーディングはNYでやって、もう他の都市でのトライアウトはないみたいです。

あの作品、ほんとに大好きで!!と言ったら、
Willさんもあの作品はやってて楽しいって言っていたので、
やっぱり踊る作品は、お好みなんですかね。

で、そうだ、そういえば金曜日に
またKelli O’Haraと仕事していましたよね?と
リーディングの話を聞いたら、
Broadway Boundの作品のリーディングだって言ってました。
I love herって言っていたので、
私もあなたとKelliのケミストリー大好きでした、
って言ったら、「ふんふん、ケミストリーねぇ。それいいねぇ」
って言ってくれたので、いいこと言った私!と思いました(笑)

そしてとうとうバイバイ。
写真だよね、ってまた撮ってもらいました。


↑そういえば、BARの頃と比べて少しふっくらしました。
BARのときは、頬が少しこけてましたからねー。
やっぱりあの時忙しかったんだろうなぁ。

で、最後にまた、「また来るときは連絡してね」って言ってくれました。
社交辞令でもありがとうございます。
have a safe flightってまたハグしれて、
もうWillさん、あなたどんだけ優しいんですか。

はぁ(吐息)

そう、このあとWillさん、また楽屋に戻っていったのですが、
どうやらお客さんが来ていたみたいで。
それなのにわざわざ自分から出てきて、
お時間作ってくださってありがとうございました。

見る前までBOMに未練たらたらだったのに、
こうやって対応してもらっちゃって、
すっかりBOMのこと頭から抜けてましたからね。

はぁ、やっぱり最後はBE〆で正解でした。
Kさん、お付き合いありがとうございました。

 


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