Soridalityが終わると、この作品を6割を楽しんだ気になるのですが。

Express your selfが終わると、
さっきまでがんがんに明るくて盛り上がった舞台が一変。
Tonyが階段からバールを持ち出し、夜中に家の外に出て行こうとするところ。
ここのWillさん、黒いストライプのポロシャツをインしているのですが、
格好が若めなのと、インしているのが、着せられている感たっぷりです。
他のシーンで良く出てくる、カーキのアウターは、
Kさんもおっしゃっていましたが、私服みたいですごく似合っているのに、
この黒ポロシャツとAct2の最初だけは何度見ても違和感です。

話を戻すと、お父さんに行くなと言われても、
じゃ、止めてみろよと言い返すTony。
ここはお父さんに殴られて、Tonyが吹っ飛ぶのですが、
Willさん、キレイに床を滑りますよね、
…じゃなくて、お父さんがすごく大きく見えます。
炭坑の田舎の親父っていう感じがスゴくします。
殴られたTonyはすごい形相でお父さんをにらみつけて、
舞台からはけるのですが、もうここのシーンの、
ピリっと張り詰めた空気は何度見ても、緊張します。

次のBillyが自分の大切なものを持って、
先生のところに行き、Born to Boogieのところは、
この日も2回目も、Mr. BraithwaiteがU/Sだったんですが、
体格がいつも人より小さくて、おデブなのに動きが切れてる!
という見た目の面白さがなかったので、ちょっと残念でした。

で、オーディション当日。
Tonyが血まみれで家にいるところ。
カーキのアウターも、殴られた仕様になってて、
左の胸あたりに血のりが着いてて、細かいですね。
そしてWillさんの手にもすごい血のりです。
ここで右手で顔を触り、手についた血をアウターで拭くのもお決まり。
(でも指をアウターにこすっても、アウターには血がつかないんですよね。
あの血のり、どういう成分なんですかね。
他のものに間違ってつかないような特殊な成分なんでしょうか)

先生が家に押しかけてきて、Tonyが何がバレエだ!と
すっごい大声で怒鳴りつけるところも、
やっぱり普通に怖いですよね、Willさん。
声が低くて良く通るので、個人的にはWillさんの声を楽しむポイントなんですが、
いや、絶対このシーン、みんな「Tony嫌い!!」って思ってみてるんだろうな。
時々、Tony、先生を哀れむ目というか、
こんな田舎でバレエなんか教えちゃってさ、みたいな、
蔑ますような目をするんですが、
こうやっぱり、怒る、とか、見下す、とか、
そういうネガな感情の表現うまいですよね、Willさん。

ま、それなんでSDでのニコニコした感じとの
ギャップがたまらないわけですが(←アホ)

Angry Danceは、そういえばBillyが木片を投げる方向変えましたね。
どうやら去年の秋頃に、投げた木片が跳ね返って、
1列目の人が怪我をして、BEが訴えられたという事故がありまして。
多分そのせいだと思うのですが、
木片をステージの袖に向かって投げてました。

あー、そうだ、この日、コンダクターが見たことのない女性だったんですが。
このAngry Danceで指揮とドラムがあってなくて、
しかもBillyのダンスもドラムとあってなくて、
思わず足でカウントとって、リズム違うよ!って言いたくなりました。

このシーンはWillさん、左から出てきて、
トイレの上に上って、降りて右に走ってはけておしまいです。
多分、最後ヘルメットをかぶって、バリアを叩いている中に
人数的に入っていると思うのですが、ちょっとどれかわかりません。
いるような、いないような。
ここ叩いてますか?って聞くの、また忘れました。

Act2。

その前に。
この劇場、2階にしかトイレがなくて、
インターミッションになったら即向かわないとすごい混みますよね。
この日もすぐにトイレに向かって戻ってきたらすぐに
Act2開始の合図が流れました。

はい。Act2のクリスマスのところ。
赤と青の大柄チェックの違和感衣装(笑)
ここは、Willさん、一番右に立つんですが、
子どもたちが自分より左側にたってて、
Willさんが右側にいるので、右側をガン見していたのですが、
ストーリー無視して右を見ているわけで、
ここもなんか目が合いかけたので、慌てて視線外しました(笑)
さらにちょっと内側に移動してくるので、余計近い。
Willさんが他の女性キャストの肩を組んだり、
親しげにしゃべっている様子を観察したわけですが、
あー、なんでここに一人で座っちゃったんだろ。
やっぱり近すぎて勝手に気まずくなってました。

人形劇のところは前過ぎて、ちょっと見づらかったですが、
お父さんが辛気臭い歌を歌い始めて、
Tonyが困ってるところは、良く見えました。
ここのちょっと困る顔も好きです。

そしていよいよ、Tonyの見せ場。
お父さんがストを破って働いているシーンを見つけてしまったところ。
まずは左側から出てきて、めっちゃ大きな声でScab!Scab!と
叫んでいるのですが、
働いている人とスト中マイナーの立ち位置の前後が変わって、
フェンス左側によじ登っていたTonyが「Dadーーーーー!!」と
叫ぶところは、マイクもややエコーがかかるのですごい音なんですが、
スプラッシュもすごいです。

で、お父さんに「何かの間違いだよね?」みたいな感じで、
立ち寄るところは、お父さんを憎たらしく思うというより、
Tonyが動揺している感じが、すごく切ないです。
だってあんなにストに熱心だったTonyの家族の中から
Scabが出てきちゃうわけだもんねぇ。

しかもこれをきっかけに町中の人がTonyから離れて行って、
Tonyが一人ステージの真ん中に取り残されるのも、
胸がキューっとします。
ただその立ち方が両足を結構広めに開いていて、
立ち方がスマートからはほど遠いんだけど、
男らしくてカッコいい、といううがった見方をする訳ですが。
で、また男の子がつばを吐きかけるのが憎たらしくてねぇ。
ほんと、あいつ一度殴りたい(笑)

家に戻って、すっごくいらいらしてるTony。
何度も言うけど、怒るのうまいですねぇ。
お父さんが帰ってきて、テーブルをドンと叩きつけるのは、
ここ何度も見てますけど、すごい怖くてビクっとします。
そしてお父さんを殴りつけるシーンは、
Act1のときはあんなに大きく見えたお父さんが、
カンタンにTonyに殴られてしまって、この対比がうまいなぁと思います。

でも周りの人たちに何バカなことをしているんだ、
まずは子どものことを考えてあげなくちゃって制止されるんだけど、
血の上ったWillさん、このシーン中、ずーっと怖い。
で、周りの人がカンパしてくれるところは、
一人みんなの行動が理解できないというか、
頭の整理がついていない感じが伝わってきて、こっちも悶々とします。
いや、多分劇場の中でTonyに感情移入して悶々としているの、
相当少数派だと思うけど。

引くに引けなくなったTony。
以前からストをやめて働いていた人からの
大量のカンパがあったときの、こんな金受け取れるか!
みたいな噛み付き方も、ほんとに声が大きくて、迫力がすごい。
居づらくなって、出て行ってしまうのも、
(あ、ここはおっさん走りじゃなかった!!)、
まだ混乱している様子が、Tony、ちょっと愛おしいよ。

で、シーンを飛ばしてオーディション結果が届くところ。
ここはWillさん、やさしい顔になるのでほっとします。
あとこの3人のバタバタがかわいいですねー。
大の大人が何やってるんだか。
2人があまりに開けたがるものだから、Jesus!!ってTonyが呟いて
劇場が爆笑するシーンは、ココ本当に大好きです。
唯一ですかね、Willさんが笑いをとる台詞。
あとBillyが帰ってきて、3人がBillyを見て、
手紙に視線をやるところなんて、息ぴったりすぎて笑えます。
でも、Billyがなかなかあけなくて、早くしろ!って
思わず叫んじゃうのも、本当はTonyったら、
結局一番気になっちゃってるのあんたじゃん、って、
かわいいんだろうけど、
Willさん、声太すぎるので、多分劇場怖がってます(笑)

そしてBillyがゴミ箱に捨てた手紙をTonyが拾って、
F*ckin’ Buster!!だかLittle Buster!!って言って
Billyを抱きかかえるシーンも、あー、Willさん楽しそうで好き。

が、すぐに飛び込んでくるスト中止の知らせ。
見る見る顔つきが怖くなって、
結局俺たちはダイナソーだったんだ、
Billyみたいにバレエの才能があればな、と、City Hallに向かうところは、
TonyとBillyが兄弟なのに、才能の違いなのか、
生まれたタイミングの違いなのか、
全然違う人生が待っていることが、すごく切なくなります。

そしてBillyがロンドンに行く日。
ライトをTonyがBillyにプレゼントするんですが、
この日Willさん、「See you(good luckだったか) sunshine」って言った??
SUNSHINEって言った??
その台詞、記憶します。
もうココの目がねぇ、これ以上ないやさしさなんですよ。
色々あったけど、Billyの旅立ちを心から祝福している感じが、
すごくほっとします。

そしてとうとう炭鉱に戻るシーン。
ここ、ヘッドライトをつけてマイナーたちが並ぶんだけど、
Willさんは最前列の左側。
…なんですが、あのー、Willさん、ライトまぶしいです。
Willさん一人正面向いていないで、Willさんから見て左側見てるので、
Willさんのライト、めっちゃ私の顔に当たるんですけど…。
前方にいる方、ライトがもろ目に入るので気をつけてください。

ということで、最後!!カーテンコール!!

もうBillyがんばってー。
タップの音がすごく小さくて、ちょっと後ろの子たちに負けてました。

そしてWillさんinチュチュで登場。
うわ、目の前…。
目の前でめっちゃ拍手しました(笑)
今日もWillさんへの拍手が大きくて、こちらまで嬉しくなります。
えっと、今、目合いました??ってか、ウインクしました??

放心。

手を回しながら一旦はけて、
手を肩から動かしながら出てくるところは、
以前、すっごい動き方に違和感があったというか、
これもカチ、カチ、と動くので見ていて疲れたのですが、
この日はリラックスしてまわしていたようなので、疲れずにすみました。
でも最後の最後まで(express yourselfの歌で踊るところ)
動きを間違わないか心配になりますね。足もつれそう…。

そしてFinish!!

一旦幕が下り、最後のBowをするところで、
なんと、

Willさん、手振ってくれた!!

え、マジ。
いや、うわっ!泣く!
初めて舞台から手振られた。
ここでKさんが以前Adamにステージ上からHiと言われたことを思い出して、
Kさーん、ヘルプーーーミーーーって思ってました。

ってか、私もここ手振っていいの??と手を上げかけたのですが、
コンマ何秒でめっちゃ悩んだんですけど、
ちょっとさすがにそれは、と思ったので、
手を頭の位置まで上げて拍手しました。

はぁ。
最後の最後になんていうサプライズ。

その興奮を引きずったままステージドアへ。
相変わらずSD用の柵を無視して出てきますね。
そしてハグをしてfirst rowだったねー、って言われました。
大丈夫、つばいっぱい飛んだんじゃない?って言われたので、
多分すごく飛んできた、って冗談で返したら、すっごい笑ってました。

Billy何回目だっけ?って聞かれたので、
見るのは5回目であなたのTonyは4回目です、
って言ったら、え?それだけだっけ?って言われたので、
これ以外にBells Are Ringingとかサンディエゴで…と言ったら、
そうだねそうだね、と背中をがんがん叩かれました。

で、いつ帰るんだっけ?金曜日だっけ?って言われたので、
(すげー、Willさん、私の予定把握してる…笑)
そうですそうです、って言ったら、じゃ、次は木曜日ね、って。
(ちょっと!!そこも覚えてたんですか!!)

最後に写真を撮ってもらったんですが、
Willさん、出てきたときはイヤフォンしていたのですが、
これ外さないとね、と外して写真に写ってくれました。
あ、何聞いてるのか聞けばよかったー。
そしてそのイヤフォンのコードがかわいかったので、
どこのか聞こうと思っていたのに忘れました。

ということで、ド・緊張&大興奮のBE一度目は以上です。
(このWillさんの表情、穏やかで好き)

あー、感想ながっ。

 

 


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4 thoughts on “NY旅行-GW Billy Elliot-2(5/3)

  1. むふふん♪読んでるとにまにましちゃうぜ♪
    ってか写真の身長差私の理想。。いいな~。

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