NY旅行-GW Priscilla Queen of the Desert(5/2)

今期の新作の中で唯一月曜日公演のあるPriscilla。
なので月曜日はPriscillaを見る！と随分前から決めていたのですが、
Lotteryがあるとわかって、チケットはまずLotteryに挑戦して、
ダメだったら劇場でチケットを買おうと思っていました。
Lotteryは外れたけど、ディスカウントでもB列が出てきたんだから、
まぁ毎日フルハウスというわけではないんですかね。tktsにも出ていたし。

確かこれ、1/1に映画を見て予習をしておいたんですが、
映画でもオーストラリア訛りが聞き取りづらかったので、
映画版台本でも読んでおくか、と思ったら、これが絶版になってまして。
なんとか見つけて買ったのですが、

台本じゃなくて映画のシーン説明みたいな本で(汗)
Amazonの説明にだまされました。screenplayって書いてあったのにー。
なのでとりあえず事前にOCBだけ買ったのですが、
今度はこれに歌詞カードがついてない！
仕方ないので、検索してネットで歌詞拾いました。

Priscilla Queen of the Desert
Palace Theatre
B116 $89
BOで購入

なんかあまり相性が良くないな、この作品と、と思ったのですが、
ミュージカル自体は「見た目」でとっても楽しめました。
もう、何がスゴいって衣装がすごい。
ストーリーの流れを完全に無視した(笑)派手な衣装!!
あと、これまた歌詞などをほとんど無視した振り付け！
それとLED満載のバスも、内側、外側ともに豪華でしたね。

この作品で一番気になったのはNick Adams。
写真や動画を見る限り、あまり私の好みじゃないのかな、
むしろ苦手な感じかな、と思っていたのですが、
実際に作品見て印象が180度変わりました。
もうね、体が仮面ライダーみたいに筋肉がスゴいんですが、
その体で自由自在に動き回るんですよ、踊るんですよ。
あんなに思い通りに体を操ることができたら楽しいだろうなぁって見とれちゃいました。
そして、想像以上にキュートで。
話すたび、動くたびに目が離せなくなりました。
Nick Adams、手のひらサイズにして飼いたいぐらい(笑)

そのぐらいかわいかったもんで、
一人で出かけて、危うく暴行されそうになり、
Bernadetteに怒られてシュンとするところなんて、

キュンキュンしちゃいましたからね。
あと私が好きな歌をだいたい彼がメインで歌っていたのも、
(Material girlとかcolor my worldとか)
好きになった理由ですかね。
すっごい楽しそうに歌うものだから、こっちまでニコニコしながら見ちゃいました。

あ、そうだ、color my worldで刷毛をバケツの中に入れてインクを付けるところ。
最後の1個、刷毛をバケツに入れたタイミングで、
うまく刷毛の先のカバーが取れなくて、強引に手でカバーを取り外していたんですが、
(一見普通の刷毛なんだけど、先端が取り外せるようになっていて、
それを取るとインクがついた毛先が出てくる仕組み)
それをずっと握ったまま歌ってて、ちょっとちょっと、それいいの？
バケツに投げ込んじゃえばいいのに！って、すっごい気になりました。

HAIRでも見たWill Swensonは、めっちゃ「ストレートガイ」でした(笑)
ゲイな動きが不自然でねぇ。
ここはこう動く、あそこはこう動くって、
一つ一つ、頭で考えて動いている感じでした。
でも、あんなドラッククイーンの格好していても、hotですねぇ、この人。
最初の方のシーンで、パンツ1枚(だったかな)になって着替えるシーンがあるんですが、
筋肉ムキムキというわけではないけど、すごく体がきれいで、
これまた体に釘付けになってしまいました。

Tony Sheldonさんは、いや、実はWill Swensonと
Nick Adamsばっかり見ていたので、あまり覚えていなくて。
トニーにノミネートされたのにねぇ。
今一生懸命思い出そうとしているのですが、
SDで見たときに、あ、結構普通のおじさんなんだ、
と思ったこと以外、思い出せません。
(指に真っ赤なマニキュアつけていたのが印象的！)

で、あと、この作品と言えば。
ネタバレになりますが、Act2の最初のところ、
アンサンブルキャストが降りてきて、
客席から数名連れて行って一緒に踊るんですけどね。
私の近くに来た人が、2回も断られていて大変だなぁって見ていたら、
バチっと目が合いまして。
はい、舞台に連れて行かれました(笑)

舞台の上で踊っちゃったよー。

手を引かれて席を立ち、舞台にあがるところで腕を組む格好になり、
最初はそのキャストとペアで踊って、
そのあとは客が内側、キャストが外側に輪になり踊りました。
舞台上でみんなで手を握って、カーテンコールさながらのこともやったり。

いやー、これはいい思い出です。
(それにしても私、一人で見に行っていたのに
舞台に上がるなんて、結構度胸あったなぁ)

と、ほとんど作品の中身に触れていませんが、
正直ね、映画のあのほっこり感を期待して行くと、
あれ？となるかもしれません。
ストーリーより外見に重きが置かれている感じです。
でもあそこまでのセットと衣装はそうないし、
曲も既存曲ばかりなので、気軽に見る分にはいいかと思います。
(新作なのに珍しく日本人が多かったのは映画が人気だからでしょうか)

終わった後はSDへ。
もうみんな親切にサインしてくれましてね。
Playbillがサインで埋まりました。

私をピックアップしてくれたアンサンブルの人は
(写真見たけど、写真と実物が違って誰かわからないー)
私に気づいてくれたみたいで、
「今日のダンスパートナー！」と言ってくれました。
舞台上で足を踏まれて、そのときもごめん！って言ってくれたんですが、
またここでも「さっきは足踏んじゃったけど、大丈夫？」って聞いてくれました(笑)

あとWill SwensonがTonyさんのちょっと後に出てきたのですが、
Tonyさんがめっちゃゆっくり進むもんだから、Willが追いついちゃって。
でも彼、ゆっくりTonyさんが終わるのを真後ろで待ってました。
抜かして先にいく、ってことをしなくて、なんて律儀な人かと。
ほんとこの人、普段は静かですよね。
HAIRのときも舞台ではめっちゃクセがある役だったのに、
SDではもの静かでびっくりしたことを思い出しました。

Nick Adamsは私の前にいた人に、

good luck on tomorrow’s morningって言われていたのですが、

「そうだねー、いいことがあるといいねー」って答えていました。
そうそう、Nick Adams、舞台ではあんなに大きく見えたのに、
実はそこまで大きくないんですね。ちょっと意外でした。

ということでこの日の結論。
Nick Adamsがかわいかった＆Will Swensonがホットだった