NY旅行-GW Memphis(4/30 Matinee)

さて、この旅行初めての観劇です。


Memphis
Sam S. Shubert Theatre
Balcony C26
$66.50
BOで購入
(そういや今のPlaybillと写真が違いますね、コレ)

今までなぜか敬遠してたんですよねぇ。
OBCに入っているあらすじを読んでちょっと重く感じたのと、
あとChad Kimballが頻繁に休んでいたから、足が向かなくて。
どうせ見るなら、U/Sじゃなく見たいと思っていたのですが、
今回見ないと9月のChad降板までに見る機会がなさそうだったので、
ま、Chadに当たればラッキーぐらいの気持ちで見に行くことにしました。

で、やっぱりマチネだったからU/SのBryan Fenkartが出てきました。
あとはBobby役がPhett Georgeさんでした。

正直ですね、Hueyの喋り方がいやで。
多分Chadがそう喋っているんだと思うのですが、
U/Sも不明瞭に話すものだから、聞き取りが大変でした。
いや、もうむしろ途中で諦めていましたけど。

Hueyって当時としては「変人」だったと思うのですが、
何かそれでも人を惹きつける魅力があったと思うんですよ。
最初このU/Sにはそれを感じることができなくて。
一人違う場所で演じているというか、他のキャストと、
役の設定ではなく、何か距離感があったので、
何度Chadで見たかったなぁと思ったことか。
あとChadはどうかわかりませんが、
着替えるシーンがたくさん出てくるのに、
体がちょっとプヨっていたのも、ちょっといやで。
タンクトップのシーンは、ちょっと視線外してました(笑)

でもAct2から全然人が変わったみたいにキュートな感じが出てきて、
「守ってあげたい」みたいなカワイさとは違うんですが、
なんか目が離せない魅力というか、
あれ、人変わった?と思うぐらい違って、どんどん引き込まれたんですよね。
Act1は抑えていたんですかね。あまりの変化にちょっと戸惑うぐらいでした。

作品としては、思ったより重くなくて良かったです。
(ネタばれ含む)
Hueyがテレビ番組でキスをして、そのあと2人が暴行されるあたりから、
HueyがFeliciaにショーに出て欲しいといわれても断るところまで、
なんかすっごい重いんじゃないかと思ったけど、そこまででもなく。
まぁ最後の1シーンでハッピーエンドになるし、見終わったあとに、
ドヨーンと暗くなることがなくて、ちょっと安心しました。

全体的には舞台から人が落ちそうになるぐらい勢いよく踊るのも、
バルコニーからでしたが、迫力を感じることができました。
始まった当時はもっとすごい熱気だったんだろうなぁと思いますが、
さすがにそういう熱気は今は落ち着いていますかね。

他のキャストは、やっぱりお兄さんが群を抜いていました。
あの声量、ハンパじゃないですね。
グローバーさんも、最初は声がイマイチ出ていなくて、
お兄さんに完全に負けていたのですが、
途中からすっごい迫力で、個人的には一番見ごたえがありました。

そうそう。あとこの客席。
意外とteenagerが多くて。
キスシーンとか結構反応してる人が多くて、それはそれで盛り上がりました。
というか、こんなにteenagerが多い作品って珍しいかも。
しかもほぼ白人のteenager。
トイレに並んだとき、自分が最年長なんじゃないか、と思うぐらいでした。

作品としては、いや、ほんと喰わず嫌いしててすみませんね。
そこまで敬遠するほどのものじゃなかったです。
というか、(去年のあのラインナップの中とはいえ)トニー賞作品ですもんねぇ。
一度見ておいて損はなかったですね。
ただリピートするかといわれると、それはないなぁ。
去年見ておけば勢いが違ったんでしょうけど、
あまり舞台の余韻に浸ることもなく、次の行動ができちゃったので、
そもそも自分の好みではなかったのかな、とは思います。
いや、作品の問題じゃなくて、好みの問題ね。

ま、そのうちNHKで放送されるので、
改めて作品をしっかり見たいと思います。
Chadはそれで見るとして、今回は逆にU/Sの、
ポニョっとした魅力を楽しめたから良かったと思うようにします。

ということで、最初の観劇は終了です。

 


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2 thoughts on “NY旅行-GW Memphis(4/30 Matinee)

  1. Chadのしゃべり方は、もっと南部なまりがきついですよ。隣の席の人が「今は南部にもこれほどの訛りでしゃべる人は年寄りしかいない」って言っていました。NHKでの放送を見たら呆れるかも?階段下りて登場した時は「泉谷しげる」かと思ったし…。それにChadだけ倍速で老けるのもビックリです。そんな事書きながらも大好きなんですけどね(苦笑)。heatherさんとAdamとJohn Tに関しては趣味があったけど、Chadは受け入れてもらえそうにないです(笑)。

    Bryan Fenkartがプヨっていたっていうのは笑えました。確かに…。Open当時Chadが休まず出演していた頃、Tシャツ姿のBryanさんを見たのですが、その時は筋肉質に見えました。私の勝手な想像ですが、Hueyってカッコ悪い役なんだけど、長身のBryanが演じるとどうしても爽やか青年になっちゃって変な配色のHueyの服装も似合ってしまうから、努力してプヨったのでは?と…。それからグローバーさんですが、歌手として成功していく過程を見せるためにわざと最初は控えめに歌っているのかな?と…。

    BobbyもU/Sだったのとママが降板したのが残念です。NHKの放送で楽しんでくださいませ。

  2. >Megさん
    訛りもそうなんですが、喋り方がなんかねっちょりしてませんでした?ハキハキと喋っていない、というか。バルコニー席だったって言うのもあって、生声は聞こえないから、ちょっと聞き取りづらくて。
    Bryanさんのも良かったけど、ChadのHueyの方がよりキュートさみたいなのがあるんじゃないかなぁって想像しながら見てました。NHKで見られるのが楽しみです。
    グローバーさんは声が少しかすれていたので、やっぱり昼間は声が出づらいよね、なんて思ってみていましたが、どんどんうまくなっていったので、演技だったのかもしれませんね。

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